白衣殿壁画の僧たちの少林拳。あれだけで実力を判断するのは難しいが中国の古い本に興味深い記述あり

蹴りとその引き足は雲の中に稲妻がひらめく如く、
運歩は月の静けさから一転して流星の速さに移る如く

他には、微笑みをたやさずとか、目を向いて怒ったり罵声を浴びせてはならない等、精神論、人間像まで言及している

全ての武術は少林より出たというのは有名な言葉だが(当然この文の冒頭にもそれは書かれている)、ここまで技法や人間像を具体的に書いているのは面白い。
教範の註解本(第二編)のP23 興味のある方はぜひ一読を