「黒澤にとって僕は鬱陶しい存在だったのだろう。僕もそう感じていたので、
ある日黒澤に「黒澤浩樹正伝」をだそうかと持ちかけた。
だが黒澤は本気だと思ったようで『そんなもん必要ありませんよ』と真顔で断られた。
今となっては良き思い出だ」