剣道形について何かしら考えるスレ

剣道形は制定の段階で複数流派から形を集めて
普及の段階では伝承者の習熟もそこそこに早く広く普及を目指した
と、集めた情報から俺は判断している

もしも仮にそうだったとして
形の伝承過程で抜け落ちやすそうな要素を考えた

3Dデータ化が出来ない 人、人継承の時代
演武者の横移動が横から見学する事が多いであろう学習者
にとっての奥行き、距離の移動になり人の視覚の性質上
上下左右に比べて移動量が掴みにくく、伝承の過程で側面の取り合いや斜め移動の横方向が不明瞭になり
形としては攻防理論が不明瞭になり、学習者が形本来の有効性や合理性にたどり着けなくなった
のではないかという仮説
また、先を取る、機を見る等、動作としては現れない又は現れても微動で見学者が見落としやすいか意味を汲み取りにくい要素も特に普及を急ぐと抜け落ちやすいのではと疑っている

剣道学習者にとっての剣道形が、流派剣術学習者にとっての剣術形ほどの情報量を持たないという風潮を感じる中で
その原因を考えた。習熟と普及範囲、普及速度のバランスの中で剣道形は情報のロスを抑えきれなかったと見ている
さらに不明瞭な部分を確認する際、形のどこを複数流派の指導者の内の誰に確認するのが適切か
又は直接指導を受けた剣道家に確認する際に、その剣道家の間で見解が割れるなども予想できる