まあちょっとスレ違いだけど聞いとくれ。

例えば、Aという部品、Bという部品、Cという部品、それらを組み合わせて Dという完成品になるとする

そして、このDという商品を1000個作らなきゃいけないとする

そうすると、やり方は2つあって、AとBとCを組み合わせてDを完成させて1個、次にまたAとBとCとDを組み合わせてD
これで2個目・・・とやって1000個作る方法と

Aの部品をバーーーーと1000個並べて、並べたAの部品に今度はBを1000個くっつけていって、次にCの部品を1000個・・・
という風にやる方法とがある

果たして、どっちが良いか?

前者も後者も肉体的な労力は変わらない。結局部品を組み合わせる回数は同じなんだから
一個一個組み立てようが、1000個並べて組み立てようが、組み立てる回数は同じ。

だけど、それに伴う肉体的な労力は同じでも精神的な労力には雲泥の差がある。

人間の脳ってのは意識を切り替えるたびにエネルぎーを使う。
前者はAの次はB、Bの次はC、Dで完成したからまた今度はA,次にBをやって、Cを組み立てて・・・と
1000回意識を切り替えなきゃいけない。1000回どころか工程が3段階だから3000回も頭を切り替える。

でも後者の場合、Aを1000を並べるだけ、次にBを1000くっつけるだけ、という風に頭の切り替えが数回で済む。

体が脳をコントロールしてるのではない、脳が体をコントロールしているのであれば
どっちの負担を減らすべきかは猿でも分かる。実際、こんな問題は小学生が漢字の書き取りにとっくに応用してる。

結論として、意識を切り替える作業は少なければ少ないほどいい。疲れた、と思わなければ人間は自分が思ってる以上の力を発揮する

シンプル・イズ・ベストってのは時によって正解やね。