50代の医師の男が飲食店従業員の20代の女性に353回にわたって連続してメッセージを送ったとして、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されました。

 医師の宮里彰容疑者(53)は客として訪れていた飲食店で従業員の20代の女性に対し、恋愛感情が満たされなかったことなどから、先月30日から今月8日までSNSで353回連続でメッセージを送るなどのストーカー行為をした疑いが持たれています。

 警察によりますと、先月29日夜に宮里容疑者から「飲食店とトラブルになった」という趣旨の110番通報がありました。

 双方から事情を聴いた警察官は宮里容疑者に対し、「従業員の20代の女性と連絡を取らないように」などと警告しました。

 ところが、その直後から警告を無視して宮里容疑者はメッセージを送り続けたということです

 取り調べに対して宮里容疑者は「何も言いません」と話していて、警察は詳しい経緯などを調べています。