競技組手の動きでもそれなりに出来てしまうので、何となく出来たつもりになるのだが、
高段者の先生方の目は誤魔化せず、何年もダメ出しをもらい続けた。
動き自体はどれもシンプルでけして複雑な物ではなく、自分も何となくカタチになっているのに
一体何が出来ていないのかと何年も悩み、何度も指導してもらったが、根本的な技のイメージがそもそも間違っている事に気付くのにそれこそ10年以上かかった。

これは、競技組手というよりも空手と古流柔術の技のコンセプトの違いと今では理解している。