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【LS北見】ロコソラーレ24【五輪銅】
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
0001雪と氷の名無しさん
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2018/03/04(日) 16:19:04.44ID:40CEuLFM
カーリングチーム LocoSolare(ロコソラーレ/LS北見)
公式サイト http://www.locosolare.jp/

※前スレ
【LS】ロコソラーレ【北見】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1351641470/
【LS】ロコソラーレ2【北見】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1430270183/
【LS】ロコソラーレ3【北見】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1458899782/
【LS北見】ロコソラーレ4【世界銀】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1459413469/
【LS北見】ロコソラーレ5【世界銀】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1461470839/
【LS北見】ロコソラーレ6【世界銀】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1478699970/
【LS北見】ロコソラーレ7【代表決定戦】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1486299643/
【LS北見】ロコソラーレ8【代表決定戦】
http://mao.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1487939065/
【LS北見】ロコソラーレ9【日本代表】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1505916710/
【LS北見】ロコソラーレ10【日本代表】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1511221126/
【LS北見】ロコソラーレ11【平昌五輪】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1518151801/
【LS北見】ロコソラーレ12【平昌五輪】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1518862276/
【LS北見】ロコソラーレ13【平昌五輪】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1519055951/
【LS北見】ロコソラーレ14【平昌五輪】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1519197842/
【LS北見】ロコソラーレ15【平昌五輪 準決勝】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1519290412/
【LS北見】ロコソラーレ16【平昌五輪 3位決定戦】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1519400725/
【LS北見】ロコソラーレ17【平昌五輪 銅メダル!】
https://mao.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1519493464/
【LS北見】ロコソラーレ18【平昌五輪 銅メダル!】
http://mao.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1519629973/
【LS北見】ロコソラーレ18【平昌五輪 凱旋帰国】←実質19スレ
http://mao.2ch.net/test/read.cgi/wsports/1519700031/
【LS北見】ロコソラーレ20【平昌五輪 故郷へ帰る】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1519735783/
【LS北見】ロコソラーレ21【平昌五輪 故郷へ帰る】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1519818960/
【LS北見】ロコソラーレ22【五輪銅】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1519904935/
【LS北見】ロコソラーレ23【五輪銅】
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/wsports/1520035556/
0952雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:38:47.04ID:/X8fFyAV
妹が体験した事なのですが。

私の妹が小学生の頃、学校の行事で、一学年全員で、林間学校?で、二泊三日の体験学習に行きました。
場所としては、
林間学校なので、 寝泊まりするところと、
食堂、体育館が、山の中にあり、周りには国道(といっても夜間は、ほとんど交通
量がないんですが)が一本少し離れたところにあるだけの、周りは木々がうっそうと繁るところです。
そこには、前々か
ら幽霊が出るとか、色々と噂はされているのですが、どれも嘘臭い、小学生がよく話すような、噂ばかりで大人
達は、勿論、妹もちょっと、気味が悪いていどでした。
で、林間学校初日は、二段ベットが据え置きしてあるので、
そこで眠り、二日目に何故かテントを張って、夜そのなかで、寝てみるという体験学習の一貫で寝ることになった
そうなんです。(ちゃんと寝るところは、あるのに(笑))
流石に、女子を外で寝かせるわけにはいかないというわけ
で、体育館のような所に、テントを張って寝たそうなんです。
そして、深夜(だっ
たと思うとのこと)に、ふっと、目が覚めて、暫くボーッと、してからトイレ
に行ってから、もう一度寝ようと、テントから顔を覗かせたそうです。
すると、体育館の出入り口に、何か『ぼやっ』とした、人影が見えたんだそうです。
ただ、妹は寝ぼけていたのか、何故か同じテントで寝ている
、友人に見えたそうで、「あ、〇〇ちゃんもトイレに行くのかな」と、思ったそうです。
で、その人影?は、スッと食堂の方へ続く、廊下(一番近いトイレには、その廊下を通る必要があるため
)へ移動したのが見え、妹はその後を追いかけたんだそうです。
廊下へ出ると、人影?がトイレに入っていったように見えたので、妹は「やっぱり、〇〇ちゃんもト
イレに行きたかったんだなぁ」と、ひとりなっとくしていたそうです。
そして妹が、トイレの中に入ったとき、「あれ?誰もいな
い?はいったように見えたけど、違ったのかな?」と、寝ぼけて、いたからな
のかまあ、いいや、と用をたしてテントに戻ったそうです。
すると、テントの中には既に、先ほど何処かにいったと思わ
れる、友人が、熟睡していたそうです。
妹は、「あれ?先に戻ってたんだ」と、特に気にせず眠ったそうです。
朝、テントの片付
けを済まし、朝食を食べ、さぁ帰ろうというときに、夜中のことを思いだし、例の
友人に、「〇〇ちゃん、夜中トイレに行った?」 友人は、「夜中トイレ
には、いってないよ?むしろグッスリ寝ちゃってた」
と、言うので、「ホントに!?」と
何度か、聞いても、「ホントだって」と、言うのだそうです。
じゃぁ、夜中トイ
レに向かって行ったあの人影は、誰だったのか、むしろあれは、人だったのか?と、少し思い返してみると、おかしな
ところが、いくつかあることに気がついたんだそうです。
それは、後ろ姿なのか、正面だったのか、思い出せない
ことと、ぼやっとした人影のようなものを見たときに、顔も見てないのにすぐに、あの友人だと、何故か思ったこと、誘
導灯のほんの少しの明かりしかないのに、白く浮き上がって見えたこと、そし
て何より、体育館だから、足音が結構響く筈なのに、足音がしていなかったこと。
それに、気がついたときには、流石に寒気がして、かなり怖くなった。とのことでした。
あれから、特に霊的ななにかは起きず、無事にすごしております。
ただ、あの人影はなんだっんだろうか?と、疑問ばかりが残るそんな話でした。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
つたない文書で、申し訳ありませんでした。 ただ、これはホントに体験した出来事だということです。
0954雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:39:39.69ID:rjsjhoJ5
こないだ見た夢の話。

真夏の良い感じのアスファルトの道で俺はたっていた。
道の左右は腰ぐらいの雑草が生い茂っていた。
すると前から頭に手ぬぐいを巻いて重そうなカゴをしょったモンペ姿の
おばあさんが歩いてきました。

俺は道を譲でもなくおばあさんがゆっくり歩いてくるのを待っていた、
そのおばあさんが目の前まで来てしゃがれた声で『梅田はどこですか?』
と聞いてきたので、俺は『知りません、花月ですか?大阪ですか?』
と聞き返したらおばあさんがものすごい形相で舌打ちして去っていきました。

するとまた同じおばあさんが反対方向から歩いてきて今度は『亀田はどこですか?』
と聞いてきたので、俺は『興毅ですか?大毅ですか?』と聞き返したら、
また舌打ちして去っていきました。するとまた向こうから同じおばあさんが
歩いてきました。今度は『柴田はどこですか?』と聞いてきたので俺は
『理恵ですか?アンタッチャブルですか?』と答えました。

するとおばあさんが『まじめにやれーーー』と怒鳴りながら追いかけて来ました。
驚いた俺は『何をですか?何をですか?』と逃げながら必死で聞きました。
するとおばあさんは『これが最後。いいか?いくぞ。』と息を整えて落ち着いた
口調で『森田はどこですか?』と聞いてきたので、少し考えた俺は『一義ですか?
ウキウキウォッチングですか?それとも剛ですか?』と答えました。

するとおばあさんは満面の笑みで『こりゃまいった!いっぱい食わされたわ!
ひゃひゃひゃひゃー』と高らかに笑い、これをやる!と言いカゴから1枚の紙切れ
を渡してきました。それは『と○まえんの割引券』でした。ちょとっまって
俺ここ行かないし!まずどこにあるの?しかも割引って・・・。
辺りを見回したらおばあさんはいませんでした。俺にとってはゴミクズみたいな
割引券を握りしめていると、どこからともなくおばあさんの声で『楽しんでおいでー』

って聞こえてきたので、『だから行かないって!』っって言ったところで夢が
覚めました。あのおばあさんが追いかけてきた時の怖い顔は今でも忘れません。
0955雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:41:10.10ID:uzveH9Ho
あれは俺が怖い話が大好きで毎日四六時中聞きながら生活していた時の話。

その日も携帯にイヤホンを繋ぎ怖い話を聞きながらコンビニに向かっていました。
家から5分くらいの某水色と白のコンビニ。ほぼ毎日通っていました。

そのコンビニに行く近道が公園の横を通るコースなんだけど、いままでガチで
何にもなかったわけだからその日もなんの気なく公園の横を通った。んで公園を
通り過ぎるぐらいに何となく足元を見たら、昔のお金?的な穴のあいたコイン
見たいのが落ちてた。最初5円だと思って拾ったんだけど、何か変な文字が書いてあって、
拾った瞬間に真上からははははははははは、と男の笑い声が聞こえました。

TVを見て笑うとかではなく、機械的になんてゆーか嘘笑いみたいな感じでものすごく
違和感がありました。周りはアパートなどもあるのですが、深夜の2時だし
電気の着いている部屋は見回した感じありませんでした。
怖くなりとっさにコインを捨ててコンビニに向かいました。

コンビニに着き、パチ雑誌、などを雑にパラ読みして夜食を買いました。
帰り道怖くてあの道を通る気が全くしなかったので遠回りをして帰りました。

遠回りと言っても2〜3分ぐらいしか変わりませんので、夜空を見たりしながら
ブラブラ歩いていました。もちろん携帯から流れるのは怖い話ではなく、すべらない話
に変えていました。小藪の話面白いなと思っていると家の近くまで来ました。

家は下り坂の途中に建っていまして普通のアパートなんですが、その下り坂
から家の玄関達が見えるわけですけど、なんか俺の部屋のドアに誰かが立ってるんですよ。
えっ・・っと思って咄嗟に向かいのマンションの木陰に隠れました。
異様に背が大きく見えて、っていうか明らかに俺の部屋のドアよりも高かったそいつは
なんかきょろきょろしながらしゃがんだり立ったりしていて、笑っているように
見えた。んでそいつが謎の行動をし始めて多分5分くらいかな、いきなり下に降りる
階段へダッシュ(俺の部屋202号室)ドドドドっと階段を下り、おれの隠れているマンション
の横を猛ダッシュで駆け抜けていった。んでその時の男の顔が完全に目がイッてて
見開きMAXで、小声でははははははははと言っていました。

走る音が聞こえなくなっても怖くて動く気にはなれずしばらくそこでたばこを
吸っていたんですが、この後おれは家に入らなきゃいけないわけだけども、
坂からは丸見えだからもしあいつに見られたらどうする?とか音はしなくなったけど
すぐ横に立ってたらとかまあ色々考えていて、でもこのままだとマンションの木陰で丸くなって
たばこ吸っている俺は多分変質者だと思うから、勇気をフルに振り絞って立ち上がって
みた。

長いあいだうんこ座りしてたせいでおれの膝がポキッって鳴った音にビビリながら
恐る恐る辺りを見回したがあいつはいなさそう。というか静けさが半端ない。
ってゆうかなんだよあいつ意味分かんねー。今度きたら全身全霊でぶちのめす。
たとえこの拳が折れても何が何でもぶちのめす!だんだんはらが立ってきてもう
来るなら来いや!的に家まで向かいました。とは言っても鍵を開けるときに一応
後ろは確認したけど誰もいなかった。よしっ!っと部屋に入ろうとしたら

パキッって足元で音がしてよく見たらあのコインが足元にありました。
はれっ?何で・・と思って拾ってみたらさっきは暗くてよく見えなかったんですが、
コインの穴を囲むように呪って文字が4つ、裏には来って文字が4つ。
ヒヤーーッ!と叫びながら捨てました。

今思えば何か手作り感半端なかった様に感じます。それから数日はあいつに
ビビって過ごしましたが、俺の金のなさにさらにビビったのでいつのまにやら
忘れてしまいました。でもあいつが何で俺の家がわかったのか、家を出るとき
から見られていたのか、とか本当に謎の事件でした。

長文駄文すみませんでした。。。
0956雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:41:22.77ID:pZGeOXJo
>>953
サンクス
0957雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:42:40.01ID:O8t3wsKJ
小学生の時から怖い話は大好きだから、いろんな物や人からそれ関係の情報を集めていた。
そんな時、聞くと必ず後悔する話があるという噂を友達から聞いた。誰が知っている?
と尋ねたら、その時担任していた先生から聞けると教えてくれたので、俺はその先生に噂の話を
職員室まで聞きに行った。
初め、先生は取り合ってくれず、なかなか話してくれなかった。
それでもしつこく粘って交渉していると、先生はヒントだ
けやると言った。
「俺がこの小学校に転属されたばかりの頃は、下校時間過ぎて
からの仕事を教室でやっていたんだよ。だけど、ある先生からその教室の隣に
ある図書室の話を聞いてから、下校時間過ぎたら仕事は職員室でやることにしたんだ」
どうして?と聞くと、
「それは言えない。とにかく、恐いことが起きたんだよ。図書室でな」
それっきり、先生は教えてくれなかった。
それから小学校を卒
業して中学にあがった時、同じ小学校にいた友達に図書室についての話を聞いてみた。
「図書室?あぁ、その話か。あそこの部屋は、昔は外側から
しか鍵をかけられなかったんだよ。でも今は内側からでも鍵をかけられるようにな
っていただろ?その理由っていうのがさ、夏休み前に図書室で熱心に本を読
んでいた女子生徒がいたんだけど、夏休みって誰も図書室を
使わないから警備のおじさんが鍵を閉めに来たんだ。
中を覗いてみると誰もいなかったから、おじさんは外
側から鍵をかけた。
だけど本当は柱の裏にまだ女の子がいたんだ。
でもその子も読書に夢中で、鍵をかけられたのに気が付かなかった。
気付いたのは、
その本を読み終えた後。その時は日がだいぶ落ちていた。
その子の両親も娘の帰りが遅いことが心配になって警察に
捜索依頼を出したんだけど、まさか学校の図書室にいるとは考えつかなかったんだ。
で、事件なのか事故なのかわからないまま学校の夏休みが終わり、その警備のおじさんが図書室を
開けて、ようやくその子が見つかったんだ。腐乱死体となってね」
そこまで友人から聞いて、俺は不思議に思った事があった。
なぜ、こいつがその事件の事をこんなに詳しく知っているんだろう。
それを尋ねると彼はこう言った。
「この話には続き
があるんだよ。人間は食料と水がないと生きていけないけど、すぐには死なないだろ?その子は死ぬ
前に、何をしていたと思う?『恨みの本』を書いていたんだよ」
0960雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:44:13.23ID:KOOK/r5j
 俺は上機嫌で水割りを飲んでた。まずは新婦の職場の上司が来賓祝辞。
そしたら、途中でまたそれが披露宴の会場に入ってきた。
結婚式の時とは雰囲気が違ってて、じっくり誰かを探してるって感じ。
左手を握りしめて精神統一、出来るだけ気配を殺す(ヤバイ場所に踏み込んだ時の常套手段)。
よし上手く行ったと思ったら、左隣の席の従姉妹が話しかけてきた。
「俺君、その手どうしたの?気分悪い?」 「あ、いや、何でもない(馬鹿、ジャマすんな)。」
その時突然、スポーン!って大きな音がした。当然来賓祝辞は中断、皆がキョロキョロ。
俺の視界上端に灰色っぽいもの、それは俺の右肩をかすめて絨毯に転がった。
シャンパンのコルクを止めている金具だった。
俺の右隣に座ってた従兄弟の嫁さんがコルクを持ってる。すぐ傍に落ちてきたらしい。

 飲み物のテーブルで、真っ青になった女の子(式場のスタッフ)が両手を口に当てている。
何でこんなタイミングでシャンパンのコルクが飛んだのか分からない。
席を立って拾い上げた。熱い。何で?おまけに金具は緩んでるんじゃ無くてねじ切られてた。
「済みません。本当に申し訳御座いません。」 駆け寄ってきた女の子はハーフっぽい美人。
「気にしないで。ご先祖様が喜んでるんだから(勿論全く根拠無し)。」って金具を手渡した。
0961雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 17:44:41.81ID:MWknWkw4
ちょっとワード検索してみたら、この連投はどうやら「怖い話のまとめサイト」からコピペしてきてるみたいだな
0963雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:45:32.24ID:MRtYNw73
俺がなんでも屋の仕事をしていた時の話。
元々は大学生の時にバイトをしていたのだが、大学中退と同時にそのまま正式に社員となってしまった。

これは社員になって間もない頃だったと思う。
ある団体から真夜中に突然依頼を受け、運転手兼見張りとして山奥へ行った時の事。
仕事内容は割愛させて頂くが、嫌な仕事だった。それで察して欲しい。
仕事を終え帰路の途中、ある大きな屋敷の前を通った。
久々に目にした屋敷は以前の見る影もなく荒れているのが、明け方近くの薄明かりの中でもわかった。
この時より1年程前から若い女の幽霊が出ると噂のある屋敷だった。
そこの女主人が自殺したと聞いて間もなくしてから、噂を耳にしたと思う。
なんでもその幽霊に遭った者は錯乱状態となり暫くしたのち命を落とすそうだ。

実は俺はこの屋敷に行った事があり、その女主人にも会った事がある。
このヤバい仕事をする2年近く前だったか・・・

まだ大学生でバイトだったため仕事も簡単なものが多く、その時は自転車の修理依頼だった。
初めてその女性(女主人)に会ったとき、その美しさに驚いた。
話し方も凛としており、自殺して幽霊になるような感じでは決してなかった。
女性と少し会話を交わし自転車の修理をしていると、歳の離れた妹だろうか、中学生くらいの女の子がお茶とお菓子を持ってきてくれた。
その子と何気ない話をしているうちに気付いたのだが、どうも自転車はその子が乗るらしい。
俺はその子がセーラー服を着てこの自転車に「このサドルに跨っている姿」を想像し、妄想が膨らんでしまった。暫く妄想したあと気付くとその子は側から居なくなってしまっていた。
俺のにやけ面でも見て気分を害したのだろう。

・・・こんなどうでも良い事を、部屋でぼんやり思い出していた時、何かとても大切なものを失くしたときと同じ物凄い喪失感に襲われた。
嫌な仕事の後で気が滅入っていたのかも知れない。
あの女性の素敵な笑顔と、白いワンピースを着た女の子の姿を思い出しながら俺は泣いていた。
0964雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:47:02.20ID:OzsaWtlI
駆け寄って殴ろうとした。肩に手をかけて振り向かせようとした途端、
額に何かが強くビチッと当たった。スゴイ勢いだったが、そんなに痛くはない。
続いて、右耳と右ほほに2発、ドロリとした感触があった。
後ろを向いてかがむと、ダチ2人がバッグを頭の上に掲げて降ってくるものを防ごうとしていた。
夏制服の白ワイシャツに、
どろりとした黒っぽいものと鮮やかな赤い血が染みを点々とつくっていた。
何が降ってきてるのわからなかったが、半そでの二の腕にビシッとまた当たり流れ落ちた。
それをよく見ると、ひれのついた尻尾と小さな手足があった。
オタマジャクシだと思った。それも、もうすぐカエルになる四本足の生えたやつ。
ビチッ、ビチッ・・・オタマジャクシの雨は降り注ぎ、
たまらず俺たちは店のアーケードの下に逃げ込んだ。
最後のオタマの一匹が俺の口のわきに当たり、唇に嫌ーな感触を感じた。
道路を見ると、林田はもうだいぶ向こうまで歩き去っていた。

体はもうぐじゃぐじゃの赤黒いまだらになってて、
あちこちに嫌な臭いのするゼリーがこびりついてた。
これが全部つぶれたオタマだと思うと気が狂いそうになった。
3人ともワイシャツを脱ぎ、近くのドブ川に捨てた。
ズボンの股にもだいぶついてたが、
脱ぐわけにもいかず児童公園まで走って水道で頭もいっしょに洗った。
信じられない・・・空は曇りだったが風もなかったし、オタマジャクシの季節は過ぎてる。
暗澹とした気分になって、ダチ2人とは少し言葉をかわしただけで別れ、家に帰った。
夏だったのが幸いで、水風呂に入って体全体を洗った。
ズボンはどうしようか迷ったが、ヒドイ臭いだったので捨てた。
そうしてるうちに、高校にはいかず土木作業をしてる兄が帰ってきたんで、
さっきあった出来事を話した。
兄貴は「・・・林田に何かしようとしたのか・・・バカが。これで済んでよかったほうだぞ」
こう言って、自分が中学校のときの話をしてくれた。
0966雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:48:26.20ID:NJIruGI+
クラスの他のやつらはそう思ってなかったかもしれないが、俺は林田が気に入らなかった。
一つはいろんな面で特別あつかいされてること。
こいつだけなぜか給食を食わないで弁当だったしな。
もう一つは、普通この手の波風立てないで学校生活をやり過ごそうってやつは、
おどおどした態度をとるのが多いだろ。
ところが林田はそうじゃなくて、どんなときでも平然としてるんだ。
卑屈でも傲慢な感じでもなくて、平然。それが気に食わなかったんだな。
当時の中学校は荒れててね、ケンカもイジメもそりゃあったよ。
暴走族が盛りの頃だから、先輩後輩のつながりも強くって、
3年生には族のやつらがバックにいるんだ。
んで、俺が一度「林田をシメてやろう」って話を1年の間で広めたときには、
話が聞こえていった先輩方に止められたんだ。「あいつには手を出すな」って。
理由は教えてもらえなかったけどな。

それでガマンしてたんだけども、夏休み前・・・1学期の終わり頃だったと思う。
学校の帰りに2人の仲間とつるんで歩いてたら、前に林田がいたんだよ。
下を向いてすたすた歩いてた。その姿を見たら急にムシャクシャしてきて、
足を速めて追い越しざまにドンとぶつかったんだ。
林田はトトッとつんのめるように前に泳いだが、転ばなかった。
ゆっくり振り向いてこっちを見たんで、俺は手に持ってたバックをわざと下に落とし、
「何たらたら歩いてんだ。お前のせいでバッグ落としたじゃねえか、拾えよ」
・・・チンピラみたいだって?まあチンピラでもこんなことはしねえから
マンガに出てくるチンピラだな。
俺のバッグを拾ったら、そのまま家まで持たせてやろうと思ったんだ。
ところが林田のやつ、バッグに視線も落とさず、平然とそのまま前を見て歩き去ろうとする。
カッと頭に血が上った。
0967雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 17:49:13.70ID:Q4zMv/e1
今日もえらい延びたなって思ったら全く内容なかったな
当分クソニートの遊び場か
0969雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 17:50:02.51ID:zlvsqPa6
中1のときの話だ。
同じクラスに林田ってやつがいたんだ。
坊主刈りで、色が白くてひょろっとしたやつ。
こいつがホント空気みたいなやつなんだよ。誰ともしゃべらないんだ。
教師に何か言われた場合でも、ほんと必要最小限のことしかしゃべらない。
テストの答案とかチラ見した限りでは、成績はよかったと思う。
ただ授業で指名されても答えないんだ。
国語の教科書を読むのさえしないで、黙って立ってるだけ。場面緘黙というのかな。
だから教師のほうでもこいつを指名しなくなったけどな。
腫れものにさわるような扱いに変わっていった。

林田は部活にも入ってないし、友達もいない。
休み時間も一人で席に座ってて、本を読んでるんだ。
その本ものぞいたことがある。細かい漢字と奇妙な図がついてる縦長の本。
今にして思えば暦の本だったと思う。
とにかく、一人でいることがまったく苦にならないみたいなんだ。
それからよく学校行事とかで班を決めるときなんか、
どこにも入るのを嫌がられるやつがいるだろ。
ところが林田の場合はそういう行事は必ず休むんだ。
だから担任も、林田がどこにも入る班がなければ、
どうせ来ないんだから名前だけ入れといてやれよ、
みたいな感じでこっそりどこかの班に言うようになった。
0970雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 17:51:41.00ID:KP0tJWTl
「ぜったい変だ、これあつしじゃない」そう思って後ずさりしたんです。
するとあつしとナミのカレは顔を見合わせていましたが、
ナミの手を引っぱって車の後ろに押し込んだんです。
そのときナミが始めて不安そうな顔をしました。
「マヅ ヒトリデイイ」あつしの顔をしたものがそう言うと、運転席に乗って車を急発進させました。
わたしは呆然と見ていたんですが、頭の上のバチバチいう音が大きくなって、
「ブーン・ブーン」といううなりに変わったんです。
急に頭が痛くなって、その場にしゃがみ込んでしまいました。

「おい、どうしたの?何かあったのか」心配そうなあつしの声がしてわれに帰りました。なんとか立ち上がれるようになったんで、手分けしてナミを探しましたが、
トイレ付近にはいないし、車にも戻っていませんでした。
ナンバープレートは通常のものでした。
カレのアパートにも、自宅にも、あちこち連絡した友達のところにもナミはいなくて、
朝方に警察に連絡したんです。そのときこの話もしましたが、
警官が妙な顔で聞いていたのを覚えてます。信じられないのも無理ないんですが・・・

それからナミはずっと行方不明のままで、もう半年になります。
車のあるところまで戻ったと思ったのに、女子のトイレの前にうずくまっていました。
バチバチという音はまだ聞こえていました。
そのほうを見ると、電柱からトイレに引いてある電線の付け根のあたりから火花が出ていました。
ナミのカレが「ナミは?」と聞いてきたのですが、
「車に乗って行った」とも言えずどうしたらいいかわかりませんでした。
0971雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 17:53:37.99ID:SB/oQAMo
>>965
6000枚だから額面で264万円
売っても240万円以上になるよ
0972雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 17:53:40.69ID:6p8YuASf
「ぜったい変だ、これあつしじゃない」そう思って後ずさりしたんです。
するとあつしとナミのカレは顔を見合わせていましたが、
ナミの手を引っぱって車の後ろに押し込んだんです。
そのときナミが始めて不安そうな顔をしました。
「マヅ ヒトリデイイ」あつしの顔をしたものがそう言うと、運転席に乗って車を急発進させました。
わたしは呆然と見ていたんですが、頭の上のバチバチいう音が大きくなって、
「ブーン・ブーン」といううなりに変わったんです。「ぜったい変だ、これあつしじゃない」そう思って後ずさりしたんです。
するとあつしとナミのカレは顔を見合わせていましたが、
ナミの手を引っぱって車の後ろに押し込んだんです。
そのときナミが始めて不安そうな顔をしました。
「マヅ ヒトリデイイ」あつしの顔をしたものがそう言うと、運転席に乗って車を急発進させました。
わたしは呆然と見ていたんですが、頭の上のバチバチいう音が大きくなって、
「ブーン・ブーン」といううなりに変わったんです。
急に頭が痛くなって、その場にしゃがみ込んでしまいました。

「おい、どうしたの?何かあったのか」心配そうなあつしの声がしてわれに帰りました。
車のあるところまで戻ったと思ったのに、女子のトイレの前にうずくまっていました。
バチバチという音はまだ聞こえていました。
そのほうを見ると、電柱からトイレに引いてある電線の付け根のあたりから火花が出ていました。
ナミのカレが「ナミは?」と聞いてきたのですが、
「車に乗って行った」とも言えずどうしたらいいかわかりませんでした。
急に頭が痛くなって、その場にしゃがみ込んでしまいました。

「おい、どうしたの?何かあったのか」心配そうなあつしの声がしてわれに帰りました。
車のあるところまで戻ったと思ったのに、女子のトイレの前にうずくまっていました。
バチバチという音はまだ聞こえていました。
そのほうを見ると、電柱からトイレに引いてある電線の付け根のあたりから火花が出ていました。
ナミのカレが「ナミは?」と聞いてきたのですが、
「車に乗って行った」とも言えずどうしたらいいかわかりませんでした。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
0973雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:54:56.54ID:JOTzwA3q
>>927
もうよせ
富士急の選手だって頑張って勝ち取った代表の座だ
ロコソラーレのファンで納得できないのかもしれないが日本の代表として富士急を応援してやれ

富士急が辞退して代表になって、ロコソラーレのメンバーが喜ぶと思うか?
煽ってるにしても非人道的なコメはよせ
本人達がみたらキズ付くぞ
0974雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:55:47.55ID:eZsSOB5h
私は首を振り、声を出して人を呼ぼうとしましたが、かすれたような音が喉からもれるだけでした。
「飲みなさい、あなたの弟もお父さんも飲んだ。あなたが飲む番がきたのよ」
さじの先が歯にあたり、口のわきに液体がこぼれた感触がありました。
ぐいと強い力でさじの先が歯の間にさし込まれました。母は黙って話を聞いていましたが、
「・・・そんな人はいないよ。もともと4人家族で、おとうさんが死んで3人に、
お前の弟が亡くなって2人になったじゃないか。
そしてお前も奨学金をもらって大学にいくためにケガをしたあたしを置いて出ていっただろう」
とくに皮肉な口調でもなく、こんなふうに答えました。
そう、これ以外に答えがあるはずがないのはわかっていました。

そして4日前の夜中です。
薄明るい病室でうつらうつらしていると、ベッドの横に人の気配を感じました。
看護師さんだろうかと思い起き上がりかけましたが体が動きません。
半分覚めた状態で横目で様子をうかがうと、白い服でしたがナースの制服ではないようでした。
カチカチと金属がぶつかるような音がして、目の前にさじがつき出されました。
中には夢で見たのと
同じ米粒状のものが液体の中で体を伸び縮みさせています。
「さあ、飲みなさい」その人はささやいて、私の口元にさじを押しつけてきました。
「嫌っ!ゆるして」大声で叫びながら一気に上半身を起こし、さじをふり払いました。
横を向くとその人と目が合いました。
こけた頬に落ちく
ぼんだ眼窩、不健康そうな青白い肌、ひっつめた髪
・・・そこにいたのはまぎれもなく私でした。

私は大粒の涙を流しながら、ベッドの上で半狂乱になって叫んでいるところを、
声を聞きつけて
きた看護師さんたちにとり押さえられていました。
これで話を終わります。
0975雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 17:57:34.98ID:di6zc+05
寝室で弟が寝ていました。弟はこの頃、心臓の具合がますます悪くなって、
学校に登校できずほとんど寝たきりの状態でした。
涙が出るような気持ちでした。私の人生の中で、最もつらく
陰鬱だった時期。次に夢を見たのは2週間ほど前になります。
そのときは病院のベッドにいました。電車の中で倒れ、救急車で緊急入院していたのです。
極度の貧血ということで、さまざまな検査を受けさせられている最中でした。
仕事のほうは、もうこれでプロジェクトからは外されるだろうと考え、
とても悔しい気持ちになりました。これまで頑張ってきたことがすべて無駄になってしまった、
なぜもっと体に気を遣わなかったのか・・・後悔が頭の中をかけめぐりましたが、
一方では苦しみから解放されたという安堵感も少しだけありました。
そんな複雑な思いが頭の中に渦巻いていたときだったのです。
2人部屋でしたが片方のベッドは空いていて、気を遣わずにすんだのが幸いでした。

病院の消灯は早く、なかなか寝つけない日が続いていましたが、
その日は最後の検温が終わった後、吸い込まれるように眠ってしましました。
夢の中で私はせまいアパートにいました。ああこれは高校生のときだな、とわかりました。
中学校2年のときに父が急死しました。一人で林の中に入って縊死したのです。
父にはサラ金に多額の借金があることがわかり、生活はたちまち困窮しました。
そのために移ってきた二間のアパート。・・・ここで弟は病死したのです。
弟の傍らに、またあの女の人がいました。
その人は前の夢のときと同様に手に瓶を持ち、中身を弟にさじで与えています。
一口飲ませると、弟は嫌がるように首を振りました。
その人はいらだつようなそぶりをして、さじの頭で弟の口の横をガツガツと叩きました。
そしてさじでまた瓶の中のものをすくったとき、白濁した液体の中にうごめくものが見えました。

暗然とした気分で目を覚ましました。時計をみるともうすぐ朝の検温の時間でした。
10時ころまで待って病室を抜け出し、母に電話をかけました。
母はまだ50代でしたが、あのアパートの階段で転んで両足を複雑骨折して歩けなくなり、
地元の養護施設に入所しています。・・・母には今回の入院のことは知らせていませんでした。
どうせこちらには来られないのだし、心配をかけるだけだ
と思ったからです。
ややしばらくして母が電話に出たので、
話のついでをよそ
おって夢の中に出てきた女の人について尋ねました。
0976雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:00:09.91ID:/8/+ufRj
といっても、顔かたちがはっきりと見てとれるわけではありません。
出てきたときから靄がかかったようになって、輪郭くらいしかわからないのです。
ただ、その背格好はどこか見覚えがある気がしました。
その人は、牛乳瓶半分くらいの容器とさじを持っていて、
そして弟のそばに近づくと、ぐったりしている弟の額をつついて何かを言いました。
弟がそちらを見てうっすらと口を開けました。
女の人は、その口の中にさじで瓶の中のものを二度三度とゆっくりと流し込みます。
そのとき急に、夢が映画のズームアップのようになり、さじが大きく拡大されて見えました。
さじの中には白いおかゆのようなものがありましたが、
その米粒に見える一つ一つがくにゅくにゅと動いていました。

ここで目が覚めました。あと数分で目覚ましをセットした時間になるところでした。
夢の余韻が残っていました。
全体としては懐かしい雰囲気の夢でしたが、あのさじの上のものはいったい・・・1ヶ月ばかり前のことです。
残業が長引いて、部屋につくと11時をまわっていました。
会社で大きなプロジェクトの一員となっていて、その仕事が追い込みの時期にきていたのです。
夕食は、仕事をしながらカロリータブレットのようなものを少しつまんだくらいでしたが、
空腹感はありませんでした。
このところ、まともに食事をとらないでしまうことが多いせいか、胃が慣れてきていたのだと思います。
明日も早いので、シャワーを浴びてもう寝てしまわなくてはなりません。
ここまで必死の努力で築いてきた会社内での地位を失いたくはありませんでした。
ここが踏ん張りどころだと思っていたのです。
1時少し過ぎにはベッドに入りました。そして夢を見ました。

不思議な夢でした。私は実家にいました。実家といっても何度か引っ越ししているのですが、
居間から縁側ごしにわずかな庭が見えるのは、
小学校のときに5年ほど住んでいた家のような気がしました。
父親の浮気のために家族仲は冷えきっていましたが、まだ生活には困っていなかった頃の・・・
襖が開いて、3歳くらいの男の子がよろよろと入ってきました。弟だ、と思いました。
具合が悪いのか、座卓の前の父用の座椅子に倒れ込むように座って、両足を前に投げ出しました。
弟は生まれつき心臓に欠陥があるため運動を禁じられていたのですが、
このときも軽い発作を起こしているように見えました。
すると半ば開いたままの襖から、後を追うように白っぽい服を着た女の人が出てきました。
・・・母ではありません。当時母は30代半ばくらいのはずですが、
その女の人はもっと若いように思えました。
それと女の人が誰なのか、どうしても思い出せないのです。
いつも身近にいた人だったような気はするのですが・・・
でも私の家は4人家族で、それ以外の人が一緒に暮らしていたことはなかったはずなのです。
起き上がると強い吐き気を覚えました。
ここのところずっとの、仕事での無理がたたっているようでした。
口を押さえ、バスルームに行って吐きました。
便器にはわずかな胃液が流れ落ちただけでした。
0978雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:02:55.01ID:B8WReQOX
それから神主は不思議な動きをすると、手を胸の前に組んで、
「世の中よ すると神主が「ここは囲まれてる」って言う。
あたりを見回すと、林の中に焚火の照り返しで光るものがあるんだ、いくつも。
神主が懐から横笛をとりだして、「座りなさい」と言ってから、吹き始めた。
そしたら林の中のものたちが、笛の音に合わせて鳴き始めたんだ。
「びょー、びょー」って感じで。
怖くなって尻もちをつく形で後ろに倒れたら、神主が笛を置いてバンと手を強く叩いた。
すると木立の中のものがいっせいに出てきた。
鹿と鹿人間、・・・鹿は鹿だろ。ただオスの角のあるやつはいなかったと思う。
鹿人間というのは裸でね、体のあちこちが少しずつ鹿になりかかってるやつ。
背中に毛が生えてたり、後ろ足が鹿のだったり、ほとんど人間のままのもいたけど、
そいつらも四つん這いでね、こっちに近づいてきたんだ。

焚火の周りぐるっとをそいつらが取りまいて、そしたら神主が立ち上がって、
今度は手を軽くポンと叩くと、鹿人間のうちの一人・・・一匹が前に出てきた。
私より少し年下の男の子だった。
その子が四つん這いのまま、猫がやるように手を前に出して
体を伸ばした。神主はいつの間にか片手に大きな鉈を持っててね、
無造作にその子に近づくと、肩の部分から左手を切り落としたんだ。
怖くて目をつぶりそうだったよ。
だけどその子は特別痛がりもしないし、血もほとんど出ないんだ。
その子はつっかい棒が外れたようにヒザ立ちのうつ伏せになってたんだけど、
手の切り口のところから少しずつ細い鹿の足が出てきた。
神主は切った腕をつかむと焚火の中に放り込んだよ。そなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる」
こうね、朗々と歌ったんだ。もちろんそのときにはよく聞き取れなかったし、
意味もわからなかったよ。後になって調べたんだ。
今では百人一首もやるんだよ、私。
すると神主の朗詠に合わせて、鹿と鹿人間が一斉に鳴いた。
「びょー、ぴゅー、ぴゅー、びゅー、びょーん」・・・って。
その声が木々に反響して、何かものすごい音楽を聞いている感じがした。
焚火からは肉の焦げる臭いがするし、気が遠くなりかけた。
その中で神主の声が聞こえたんだ。「私といっしょに来ないか」って。

気がつくと、反省室の中にカーテンのすき間から朝の光が差し込んでた。
思わず毛布をはがして足を見たよ。両足ともちゃんとあった。
ああ、やっぱり夢だろって思うんだろうね。
でもね、それ以来、ときどき夢を見るんだ。
林の中を自分が鹿になって駆けている夢。これは本物の夢だよ。
そのときには神主が歌っていた「世の中よ・・・」の和歌が頭の中に響いている。
・・・この夢はね、私がその後、何度か道を外しそうになったときに決まって見るんだよ。
それでなんとかここまでやってこれたのかもしれないね。
それにほら、ここ見てよ。この左足、ヒザのまわりがぐるっと紫にひきつれてるだろ。
ふだんは隠してるけど、切られた足が戻ってきたからじゃ
ないかと思うんだ。
ああ、こんなとこで足伸ばして変に思われたかもしれないね、ハハハ。
0980雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:04:51.06ID:B8WReQOX
反省室はベッド以外何もない部屋で、一階の職員室の近くにあった。
いちおう窓はあるんだけど、外から鉄格子がついてて、外は新芽の伸びてきた林。
その日はそこで8時にはもう電気を消されちゃって、
しかたないからベッドに入っていろんなことを想像してたんだ。
けっこう空想するの好きだったんだよ。他に楽しみもないし・・・
お姫様とかそういうんじゃないけど。
そのうちにうとうとしちゃたんだろうね。
11時頃に当直の先生の見回りがあるんだけど気づかなかったから。
だからね、これから話すのはただの夢かもしれないんだよ。いちおう断っとくね。その頃は自傷もくり返してたし、夜に出歩いたりもしてたんで、
家裁の判断で入所させられたってわけ。
今思うと、そういう仲間とつき合ってたてことも大きかったのかもしれない。
○○学園は郊外にあって、場所は言えないんだけど有名な山のすそ野でね。
ずうっと林が広がった中にあるんだ。
全寮制で、いちおう授業もあるんだよ。
すんごく規律が厳しくて、入所式のときに誓いをたてさせられるんだ。
暴力をふるったりしませんとか、そんなこと。
入所式のときには父親が来たけど、母親は来なかった。
怒ってたんだろうね、妹のことで。

それでしばらくは大人しくしてたんだ。年上の先輩もいたしね。
だけどね、一日中顔をつき合わせて生活してるんだから、
中には気に入らないやつも出てくる。我慢はしてたんだけど、ある晩ね。
食堂で頭から給食をぶっかけて、髪をつかんで引きずり倒しちゃったんだ。
すぐに先生たちに止められて、そいつはたいしたケガもしなかったのに、
その夜から反省室泊まりってことになったんだ。
そこの生活はね、ペナルティがいっぱいあって、
例えば朝の点呼に起きてこなかったらどうとか。そん中で反省室は重いほうだったんだよ。
ただ私は一人が好きだったし、なんてこともなかったけど。

目がさめると熱くて、寒いんだよ。わけわかんないって?
うつ伏せに倒れてたんだ。それで背中側に焚火があって
そっちのほうが熱い。
体を起こすと、外にいたんだ。林の中の森に囲まれた草地みたいなとこ。
まだ4月だったからね。
「気がついたかい」という声がして、そっち向くと、
神主の格好をした人が、横倒しになった朽木に座っていた。40代くらいなのかなあ。
特徴のないのっぺりした顔だったと思う。
驚いて立ち上がろうとしたけど、前のほうに転んでしまった。
片足がなくなってたんだ。ジャージのヒザの部分から左足がすっぱりない。
神主は平然とね「逃げられないように片足は切ったよ」なんて言うんだ。
それでも片足跳びで逃げ出そうとした。痛みはなかったからね。
0982雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:06:24.59ID:ys8bqGOy
どっから話せばいいのかなあ。
16歳のときだけど、〇〇学園ってとこにいたんだ。
法律的には県立の児童自立支援施設って言うんだけど、
こんなこと詳しく話してもしょうがないよね。
入れられた理由はねえ、あんまり言いたくはないんだけど、
4歳の妹にケガさせたからなんだ。
幼稚園の入学の前日に、家の階段から突き落としちゃったんだ。
今から思えばねえ、何であんなことしたんだろって・・・
やっぱ頭がおかしくなってたんだろうね。

私はね、小学校5年のときから不登校になってたんだよ。
きっかけは友達とのトラブルってことになってるけど、その頃の記憶ってあいまいなんだ。「お母さん、さっきまで家にいて料理してたんじゃないの?」
「40分くらい前に買い物に出て、今帰ってきたところだよ。それより何があったの?」
家に入ってタオルで頭を拭きました。
その後、キッチンを見ましたが料理していた様子はありません。
でも、こたつの上に広げていた宿題はそのまま残っていました。
母にあったことをそのまま話しましたが、
「変な話ねえ、お母さんがもう一人いて、包丁でお前を殺そうとしったってことなの。
それは夢じゃないかしら。こたつでうとうとして夢を見たんじゃない」こう言われました。

・・・そうなのかもしれません。
あまりにもおかしな話なので、そう考えるしかないようです。
これで話は終わりなんですが、少し気になることがあります。
ふとしたときに、自分がお腹に包丁を突き立てられ、
血を流して倒れているイメージが頭の中に浮かんでくることがあるんです。
まさか、まさかと思うんですが、
もしかしたらあのとき、二度目の取り替えをされてしまったんじゃないかなんて・・・
ハハ、まさかですよねえ・・・
どんなトラブルかどころか、当時の友だちの顔も名前もよく思い出せない。
中学校をずっと不登校で通して、勉強してないから当然高校にもいけなくって。
その間に妹が生まれてさ、ちやほやされてるのが頭にきてたんだね。
幼稚園に入学するからって、
いろんなもの買ってもらってよかったねーって言われてるのが気に入らなくってさ。
ただ後ろから押したんじゃなくて、抱え上げて階段の上まで持ってってドーンと。
いや、今は普通に後遺症もなくやってるらしいよ。
これは反省してる、ホントだよ。
0983雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:07:53.55ID:J6QUS7Wj
いつの間にか料理の音が止まっていて、キッチンからののれんをくぐって母が出てきました。
目がつり上がって、額の真ん中にシワが寄っていました。
お腹のところに両手で包丁を持って、まっすぐに私のほうに向けていました。
「ちょっと、何、お母さん本当に冗談はやめて」
「どこの家でもやってるんだよ。いらない子は取り替えてもらえるんだから。
こんなに大きくなってから取り替えるのは恥ずかしいんだけどね。育て方失敗したみたいで」
母はそのまま真っすぐに私のほうに体当たりをしてきました。
包丁の先はかろうじてそれ、私は電気こたつをはさんで母と向き合いましたが、
隙をみて玄関のほうに走り出て、裸足のままで家から飛び出しました。

雨が降っている中を泣きながら夢中で駆けていたら、
「ちょっと由奈、あんたずぶ濡れでどこ行くの!」こう前から呼びかけられました。「私、子どもの頃にマンホールとか、それに似た穴に落ちたこっとってあったけ?」
「・・・あるよー」
「!」やっぱりあったんだ、と自分で聞いたのにびっくりしてしまいました。
「いつのこと?」
「お前が幼稚園に入学する前だから、4歳の始め頃だよ」
「どこに落ちたの?」
「場所わからないんじゃないかと思うけど、西崎の養護学校の横道のマンホールだよ。
あの日はすごい雨が降っててねえ」
「何でそんなとこに落ちたの?蓋が開いてたの?」

「・・・思い出さなきゃよかったのにねえ。お母さんが落としたんだよ」
「・・・何へんな冗談言ってるの?」
「冗談じゃないから。前のお前は知恵遅れでいらない子だったから、捨てたんだよ」
「!」
「神様にお願いしてね、前のお前をそこに捨てて新しいお前をもらったんだよ。
だけど前の記憶が残ってたんだね。・・・残念ね、ずっと一緒に暮らしていけると思ってたのに、
また新しいのをもらってこなきゃいけなくなったよ」
「お母さん!」
顔をあげると、傘を傾けて心配そうに顔をのぞかせているのは母でした。
「いやーっ」私は身をよじって叫びました。
「何、何があったの?家に変な人でも来たの?」
私はその場にしゃがみこんで、泣き崩れてしまいました。
・・・その後、母に連れられて家に戻ったら、
さっき飛び出したはずの玄関は戸が閉まり、鍵までかかっていたんです。
0984雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:09:28.72ID:VYLJXjyc
平昌から見始めたにわかだけどそれなりに興味あるからずっとROMってたけど今日酷いな
半年ROMれって知らないんだろうか
0985雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:10:22.31ID:6DBNsoyu
雨降りで部活が早く終わったので、中学校から帰って、
居間のこたつでテレビをつけたまま数学の宿題をやってたんです。
キッチンから母が包丁を使っているトントンという音がずっと聞こえてました。
そうしたら、中国で女の人をマンホールに落として殺そうとしたのを
監視カメラがとらえた映像というのをやってて、
思わず手を止めて見入ってしまいました。
その女の人は助かったようだけど、怖いなーと思ってたら、
何か記憶に引っかかってくるものがあるんです。
そう言えば私も小さいころマンホールに落ちたことがあったような・・・
そのとき、大時計の針が10時きっかりになり「ボーン、ボーン」と時報が鳴り始めました。
この音を聞いたとたん、急にめまいがしてきました。
それで、よろよろしながらその場を離れ、裏門から出たところで道にしゃがみこんでしまいました。
やや離れたところに、遠ざかっていく人影が見えました。
その後ろ姿が、わたしにそっくりなんです。少なくとも、着ているものはまったく同じでした。
めまいはかなり強烈でしたがなんとか自宅にたどり着き、
家内に車に乗せてもらって病院に行きました。

診断では三半規管の不調ということで、3日ほど入院治療したらどうにか治りました。
こんな話なんですが、まだ二つほど不思議なことがあります。
一つは、退院してからこの工場を探したけれど見つからなかったことです。
あの行き止まりになった道はちゃんとあるのに、
工場のあった場所は小児科の診療所になっていました。
もう一つは、あの日の万歩計が10万歩を超えるありえない数字になっていたことです。
単に故障なのだと思いますが・・・
これだけ記憶があいまいなんだから小学校前のことなんだろうか。
ずっと上のほうに、ぽっかりとまるい穴が開いているのを、
途方にくれて見上げていたことが・・・あったような気がするんです。
穴の縁からはザーザーと水が流れ落ちてくるイメージ。
その穴に蓋が乗せられ、真っ暗になって泣き叫んだ記憶・・・
気になったので、キッチンの母に呼びかけました。
「ねえ、お母さん」
「なーに」
0987雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:12:40.00ID:FlLn1k+Q
サッシ窓は中で×字に板が打ちつけられていましたが、内部はよく見えました。
高い天井にたくさんの蛍光灯が灯り、奥に巨大な振り子時計がありました。
よくあるアンティークの柱時計、あれをとてつもなく大きくしたもので、
高さは3m以上あったと思います。
ちょうど軽自動車を縦にしたほどの時計です。さっきの「チコッ」という音はずっと続いていて、
この時計の車のタイヤほどの振り子が振れたときに出る音だとわかりました。
不思議なものがあるなあ、と思いました。何かの展示にでも使ったのだろうか・・・

見ていると、時計の裏側のほうから台車を押して人が二人出てきました。
作業服を着て帽子をかぶっていましたが、色が浅黒くどちらも外国人だと思いました。ところがしばらく行くと前方に車止めが見え、行き止まりになっていることに気がつきました。
失敗したな、引き返さなくちゃなんないと思いましたが、
右手があまり大きくはない廃工場のようなところで、入り口の鉄扉がなくなっていました。
そしてその向こう側に裏門が見え、そこも開いていたので、
中を通っていけば一つ向こうの道路にショートカットできそうでした。
駐車場には車は一台もなく、3つならんだコンクリ製の四角い建物のシャッターもすべて閉まっていて、
稼働しているようには思えませんでした。

そこに入ってみたんです。1分もあれば抜けられそうだったし、人の気配もありませんでしたから。
真ん中の建物の前まできたとき、「チコッ、チコッ」という聞き慣れない音がしました。
分厚いシャッターごしに聞こえてくるようなので、もとはそうとう大きな音なんだろうと思いました。
それで・・・いらない好奇心を出しちゃったんですよ。
建物と建物の間が1mくらいのスペースになっていて、
音が聞こえてくる建物には低いところに窓があるようでした。
その隙間に入り込んで、窓から中をのぞいてみたんです。
台車の上には金属製の大きなバケツが二個のっていました。
一人が時計の横にまわりパネルを開け、
もう一人が、シャベルを取り出して一つのバケツにつっこみ持ち上げました。
シャベルの上にはピンクと赤の、うねうねとした生き物の内臓に見えるものがのっていました。
それを無造作に、時計のパネルの中に注ぎ込みました。
片方のバケツが空になると、もう一方のバケツをすくいました。
・・・これは自分の見間違いだと思うのですが、シャベルには乳児の頭のようなものが二つ・・・
0991雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:15:42.01ID:gcjs6Bzr
とは言ってもね、1ヶ月を過ぎると少し飽きが出てきました。
遠出をすればいいのかもしれませんが、
1時間以内で帰ってこれる距離にはあまり面白いスポットがないんですね。
せいぜいちょっとした児童公園があるくらいです。
それで、せめてもと思って毎日歩くルートを変えてみたんです。
家の前は通常の道路で、右か左のどちらに行くか、それと右にちょっと歩くと縦に入っていく道があり、
家を出た段階で3方向の選択肢があります。それを毎日変えてみることで、
少し気分転換にはなりました。
60歳で印刷会社の定年をむかえ、その後数年は嘱託で働いていたんですが、
年度いっぱいでそれも終わって、4月から完全な年金生活に入ったんです。
長い間の念願であったし、あれもこれもとやることを考えていたものの、
いざそうなってみると、もてあます時間というのはかなりあるものです。
家の中にいても家内にじゃまにされるだけなので、
ウオーキングを始めることにしました。どちらかというとわたしはやせ気味なので、
ダイエットというわけではなく、足腰の力を落とさないようにと考えたんです。

無理なく長く続けることが目標でしたので、早朝ではなく9時半から1時間ばかり、
万歩計をつけて家の周囲を歩くことにしました。
家は新興住宅地にあって碁盤の目のように区画が整備されており、通勤の時間帯を過ぎると
車も人もほとんど通らず、歩きやすかったです。
ウオーキングを始めてみると、いろいろと気づくことがありました。
例えば橋のたもとにとても大きなイチョウの木があったり、
住宅街の中に小さな金管楽器の修理店を見つけたり、あれっと思うようなことがあるんです。
あと、パソコンから町内の地図をダウンロードしまして、
すべての道を通って最短距離で家まで戻ってくる方法なども考えたんですよ。なにしろ暇ですから。
当然ながら一筆書きは無理なんですが、今日はこのルートにしようと暗記してから出かけると
それなりに頭を使ってボケ防止にもなりそうでした。そんなウオーキング中の出来事です。
その日は、縦に入る道を選んで、ここの丁目と隣との境界となる道路まで歩き、
少し歩いてから別の縦の道を折り返してみることにしました。
入っていくと、ああこの道は通ったことがない、とすぐにわかりました。
0992雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:17:55.84ID:e3JzQghM
>>947
あーこれ夕湖の兄貴だったのかw
しかし地元の菓子なのに行列とか北見市民アホなん?
それともネットで転売するクズどもかな?
0994雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:19:13.84ID:4VI5hCZV
「ぜったい変だ、これあつしじゃない」そう思って後ずさりしたんです。
するとあつしとナミのカレは顔を見合わせていましたが、
ナミの手を引っぱって車の後ろに押し込んだんです。
そのときナミが始めて不安そうな顔をしました。
「マヅ ヒトリデイイ」あつしの顔をしたものがそう言うと、運転席に乗って車を急発進させました。
わたしは呆然と見ていたんですが、頭の上のバチバチいう音が大きくなって、
「ブーン・ブーン」といううなりに変わったんです。
急に頭が痛くなって、その場にしゃがみ込んでしまいました。
ほら、鏡に数字を映すと左右逆になってるじゃないですか、鏡文字って言うのかな。
あれになってたんです。
それでびっくりして「あー、このナンバー なんか変!」って叫んだんです。
そしたら前を歩いていたナミのカレが「ナニ、ドウシタノ?」と言ってふり向いたんですが、
その声が機械の声だったんです。よく自動朗読する機械があるじゃないですか・・・あんな声です。
それから目と口の中が青紫に光っていました。
頭の上の方で「バチバチッ」という聞いたことのない音がしました。

「えーっ!!」と思って、その場に立ち止まりました。
あつしもふり向いて「ヘンナコト ナンテ ナイヨネ」と言いましたが、
やっぱりその目と口も青く光ってて、青い豆電球をくわえているみたいでした。
それとカレの着ていたフライトジャケットに書かれたアルファベットも、
鏡文字になっていたと思いました。
ナミはいつのまにか自分のカレと手をつないでいて、
カレが変になってるのに気づいてないみたいだったんです。
「おい、どうしたの?何かあったのか」心配そうなあつしの声がしてわれに帰りました。
車のあるところまで戻ったと思ったのに、女子のトイレの前にうずくまっていました。
バチバチという音はまだ聞こえていました。
そのほうを見ると、電柱からトイレに引いてある電線の付け根のあたりから火花が出ていました。
ナミのカレが「ナミは?」と聞いてきたのですが、
「車に乗って行った」とも言えずどうしたらいいかわかりませんでした。
0995雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:21:41.30ID:x8GhGt9Y
ナミが空を指さして「あれ、UFOじゃない。ほら、あそこ」なんて言ったりしましたが、
わたしには何も見えませんでした。ふざけてるんだろうって思いました。
宇宙人なんていないと思うし、前からそういうところのある子でしたから。
カレたちも「どこどこ、・・・わからないなあ」って言ってましたよ。
それからナミがトイレに行きたいって言いだして、
トイレは公園内の200mくらい離れたとこにあるんだけど、
車に鍵をかけて全員で行くことにしたんです。
去年の秋のことなんですが、男女4人で心霊スポットに行ったんです。
心霊スポットといっても、幽霊が出るとかそういうところじゃなくて、UFOです。
UFOが飛ぶのが見られるとか、宇宙人の秘密基地が地下にあるとか、
そういう噂のあるところです。
もちろんそんなのは信じていませんでした。そこは山まではいかない、小高い丘になってて、
夜景がきれいだともいわれているんです。
だから心霊スポットを探索するというより、みんなで夜景を見に行ったようなものです。

わたしと、カレのあつしと友だちのナミとそのカレの4人ですね。
そこは急カーブを連続して登っていくので、昔は族なんかも来ていたということでしたが、
今はまったくそんなことはなくて、カップルで来ている人が多いです。
それで、あつしの車・・・名前は忘れたけどホンダの中古のワゴンです。
それに乗って行って、頂上の公園付近の道路に停めて、4人で夜景を見てました。
時間は9時過ぎくらいです。初めてだったんですが、きれいでしたよ。
空も晴れていて、星もよく見えました。
・・・ここから記憶があいまいなんですが、
警察に何度も聞かれたのでくり返し話しているうちにまとまったことを書きます。
トイレに行くまでに誰とも会いませんでした。公園に人の姿はなかった思います。
トイレに入ってたのは数分です。それからナミといっしょに出て、
繁みの陰で待っていたあつしたちと合流して車に戻ったんです。
車の後ろのほうから近づいてったんですが、たまたま変なことに気がついたんです。
車のナンバープレートってありますよね。あの数字が裏返っていたんです。
0996雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:22:17.31ID:DO0YkMhy
気が付くと誰かに頬をペチペチと叩かれる感触を覚えました。
町の消防隊のお兄さんでした。

「おい!大丈夫か!おい!」
私はハッと気が付きました。辺りを見回すとあの石碑がある場所。
あの得体の知れない人物たちはもういませんでした。
いるのは私と消防隊の人たち数人。そしてA太とクラスメイトの男子2人。そして下級生1人だけ。
「あれ?」と思いました。いくら周囲を見回してもあの階段でヒイヒイ言ってた不満体の下級生がいないのです。
そこに私の父親とA太の父親がやってきました。

私が何か言うのを待たず、父親は私の頬を思いっきりぴっぱたき、次の瞬間泣きながら私を抱きしめました。
父親が泣いたのを私はそこで初めて見ました。あとは問答無用で全員公民館に連れられものすごい時間をかけてお祓いを受けました。
お祓いが終わると私の父親を含めた各家5人の当主達と住職さんが別室で話し合いを始めました。
私はこっそり聞き耳を立てると住職さんが「これでも祓えたかわからん」と言っていました。

自分たちがとんでもないことをしたんだと実感し始めたころ、A太が話しかけてきました。
「なあ、お社とあのバケモンがいた場所を行き来しても注連縄なかったよな?」
確かに。あの逆だという注連縄はあれから一度も見ていませんでした。

そこにドタドタドタとすごい勢いで誰かがやってきました。あの肥満体の下級生のお母さんでした。
「うちの子は!?うちの子は帰ってないの!?」
その大声に5人の当主と住職さんが飛びててきました。あの子の母親は私たち子供の顔を見て察したんでしょう。
「何故行った!?Dのとこのおばあさん死んで49日経ってないのに何で行った!?返せ!!うちの子を返してよ!!!!」
ものすごい見幕で怒鳴られました。それこそ殺されそうな勢いで。ありったけの恨みの気持ちが伝わってきました。

それから5人の当主と住職さんがあの子の母さんを何とか落ち着かせることに成功し、我々に全てを告げられました。

「お前たちは…恐らくこの先『かたわ』になる」
0997雪と氷の名無しさん
垢版 |
2018/03/05(月) 18:24:21.93ID:oKa2s/h8
すると声がしました。

「ケタ…ケタ…ケタ…ケタ…」

私が振り向くとそこに誰かが立っていました。見たこともない服でした。
黒い獣の毛皮を纏い、勾玉か牙のような装飾品。鹿の角のような冠(?)、木の板の仮面。そしてその仮面には目のような奇妙な模様。
そんな得体の知れない人物が我々の後ろに立っていたのです。悲鳴も出ませんでした。

「ケタ…ケタ…ケタ…カケタ…カケタ…カケタ…」

その声は違う方向からも聞こえてきます。
「おい!見ろ!」下級生の1人が叫び、その方向を見ます。すると同様の格好をした人物がもう1人立っていました。
いや、1人だけではありません。私たちをぐるっと囲うかのように同様の格好をした人物が立っているのです。
何人かは数えていませんが10〜12人くらいに感じました。皆それぞれ仮面に描かれた模様が違うのです。

「「「「「「カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…カケタ…」」」」」」

もう声も出ませんでした。皆も震えてすくんでいました。
その人物達が徐々にじりじりと私たちに近づいてきます。

そしてゆっくりと一斉にギギギ…という感じで首を傾げ始めます。そして

ゴキン!

得体の知れない人物達が音を立てて首を横に90度折り曲げたのです。

そして全員が一斉に言葉を放ちます。
「「「「「「じゅら」」」」」」
その言葉を聞いた瞬間、意識が遠のき私は気を失いました。
0998雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:25:25.67ID:p+MmLzqf
道は続きどんどん歩きます。まだ3時過ぎだというのに薄暗く不気味な雰囲気でした。
すこし疲れたので休憩を提案しました。皆そこらへんの岩に座り、ジュースを飲んだりお菓子を食べたりしました。

私も桃の天然水を飲んで一休み。すると同級生の1人が「なにか言った?」と聞いてきました。
「何も言ってないよ」私がそう答えると同級生は不思議そうな顔をしました。

重い静寂が場を支配していました。休憩も終わり、先に進んでみようとした時。


シャリン


私の背後で鈴の音が聞こえました。私がバッと振り向くとそこには何もいませんでした。
でも感じたことのない不安と恐怖が私の心にハッキリと現れたのを今でも覚えています。

どんどん進み、大体感覚で4〜5キロ歩いたところで道は途切れていました。
そこは少し開けた場所でお社がポツンとあるだけの場所でした。
同級生の1人が「ここで終わりだ。もう何もない。結局なにもなかったな」と言い、引き返すことにしました。
でも私はずっと不安と恐怖を感じ続けていました。得体の知れない何かにずっと追いかけられているかのような、見られているかのような。

空を見ると薄暗くなり、私は「もういいだろ。帰ろう」と提案しました。
他の5人も何かしら感じたのか神妙な面持ちで同意してくれました。
そして私たちは岐路についたのです。時刻は5時過ぎ。3月の空はどんどん暗くなります。

しばらくして私は違和感を覚えました。どんなにどんなに歩いてもあの石碑がある場所に辿り着かないのです。
そのうち強がってた下級生の1人が泣き出し始めました。他の皆もものすごく不安な顔をしているのが手に取るようにわかりました。
正直、私も泣きたかったです。

しばらくすると今度は見たこともない場所に辿り着きました。広い場所。その先は行き止まりです。
すぐさま引き返します。でも道は一本道。間違えようがありません。またしばらく歩くとあのお社。
全員混乱します。そして逆の道を行きまた広い場所。同級生が「もしかして遭難したんじゃいのか俺達!?」と叫びます。
でも遭難なんてありえません道は一本しかないのですから。皆、半狂乱、パニック状態に陥りました。
0999雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:26:51.39ID:r09JA5ur
私が小学校6年生の頃でした。

私の学年はクラスは1つしかなく、男子8人、女子8人の合計16人でした。
その中にA家の息子のA太。Cの家の娘のC子(初恋の相手でした)。そしてE家の息子の私がいました。

3月の上旬、D家のおばあさんが亡くなり、大人たちが私を含めた子供達に『49日過ぎるまで山に入るなよ』と忠告します。
何度も経験してましたが、ある日クラスメイトの1人が『49日が過ぎないうちに山に行ってみないか』と提案しました。
ずっと『してはいけない』と言われつづけたしきたりを破りたいという冒険心がいつしか芽生えたんでしょう。私もそれに勝てませんでした。
私とA太と2人の男子、下級生の男子3人。合計7人で山に行く事にしました。

親に内緒で学校が終わってからおやつを買い、学校の校庭に集合。全員がそろったところで出発。この時点ではハイキング程度にしか考えてませんでした。
長い長い石の階段。私はひょいひょいと登ってましたが、肥満体の下級生がヒイヒイ言ってみんながそれを待ちつつ進む感じだったので登りきるまでに15分程かかりました

そして階段を登りきると大きな鳥居。それをくぐった瞬間。


ギャア!ギャア!ギャア!ギャア!ギャア!


周囲のカラスが一斉に不気味に鳴きながら羽ばたき、皆ビクッとしました。
そして雰囲気というか空気がガラッと変わったのを覚えています。弱虫の下級生の1人が泣き出し帰宅。
残るは6人。すこし歩くと家紋が刻まれた石碑がある場所に到着しました。

何かに見られているような感覚を覚え、私は山に来たことを後悔していったのを覚えています。
さらに山道を歩き、しばらくすると道の左右に一際大きな杉の木が生えていて、その杉の木を繋ぐかのようにすごく古びた注連縄が飾られていました。
その注連縄は結構な太さと長さで、私は少し感動しました。

すると隣でA太が注連縄を見ながら何かを確かめるような動作をしてました。
私が「どした?」と聞くとA太が「あれって逆じゃない?」と言いました。
逆?わたしが何が逆なんだと聞くとA太が「結ってる方向」と答えました。
そう言われながら見ると確かに違和感を覚えました。確かに他の場所にある神社の鳥居にある注連縄とどことなく違うような。
「結っている方向が違うとどうなるんだ」と質問するとA太は「そこまではわからない」と返されました。

道はその向きが逆だという注連縄が飾られた2本の杉の木を挟んでまだ続いていました。
1000雪と氷の名無しさん
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2018/03/05(月) 18:27:39.54ID:swbwmX9E
私の故郷は東北地方のM県の沿岸部。海と山に囲まれた自然豊かな場所です。

でも恐ろしい部分の秘めていました。

私の生まれ育った場所は5つの集落からなる小さな町です。
それぞれの集落にリーダー的な立場にある家が一つずつあり(A、B、C、D、E家と表記します)、私はその中の一角、E家の一人息子でした。

A家の家紋は『扇』の紋
B家の家紋は『亀甲』の紋
C家の家紋は『霞』の紋
D家の家紋は『井筒』の紋
そして私の家、E家の家紋は『藤』の紋です。

みなそれぞれわかりやすい形の家紋になっています。

そして私の町には『奇妙な場所』と『不思議なしきたり』があります。

『奇妙な場所』とは学校の裏山でした(以降、山と呼びます)。長い長い石の階段を登った先に大きな鳥居があります。
鳥居を通るとそこに石碑のようなものがあり5つの家の家紋と何らかの文字が刻まれていました(文字は昔の言葉であり何て書いてあるのかわかりません)。
その奥には鬱蒼とした山道が続いています。

そして『不思議なしきたり』とは『5つの家で誰かが死んだ際、四九日が過ぎるまで山に入ってはいけない』というしきたりでした。
10011001
垢版 |
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