決勝点となったのはLee StempniakのSHGだったが、これがTylor BozakのミスによるTAから
ブレイクアウェイを許しての得点なだけに悔いが残る。
なぜならSHGはBozakの得意技で、PPシフト4人の守勢に回った時にBozakがシフトに入ると
カウンターからのSHGが期待できる機会が、以前はかなり多かったからだ。

今日はCARが3回ペナルティを犯したが、うち2回はMcClementによるMatthewsへのフッキング。
せっかく若手がチャンスを作っているのに、SHGが得意のベテランが相手にSHGを許すのでは
若手に対して示しがつかないだろう。
若手の踏み台になれないベテランには、当然Babcock、Lamoriello、Shanahanからの厳しい
視線が注がれることになる。

CARのゴーリー、Cam WardはCANESのスタンレー王者を知る数少ない生え抜き。
LEAFSの若手にとっても、突き破るべき大きな壁としてこれからも立ちふさがってくるだろう。

現地のファン・サイトでは「No Pains , No Gains/痛みなくして得るものなし」が
一種の合いの手になっていて、これが入ると大抵、場が収まることが多い。
痛みに血を流し続ける日々はこれからも続く。