開幕戦(@OTT)での中継で、13/14シーズン以降のDF選手によるポイント・リーダーの
スタッツが出たが、溜息が出る顔ぶれだった。

@ Erik Karlsson (OTT) 224pts
A Brent Burns (SJS) 183pts
B P.K. Subban (MTL→NSH) 164pts
C Roman Josi (NSH) 156pts
D Dustin Byfuglien (WPG) 154pts

一目見てわかるが全員がRHDで、ここ数年のプレーオフで馴染みのメンツばかりである。
しかもゴール周辺でのチェック、押し合い、ポジション取り、バスケで言うスクリーンアウトに
強い堅守の選手が多い。

TORは6月のドラフトでも、チームに必要なのはスキルの高いFWと「TOP4 D-MAN」と
表示が出てたが、現状では並のTOP4-DFすら存在しないと評価されてるも同然だった。

Sundin移籍後の08/09から昨シーズンまでの9年で、2年連続48試合以上に出場したRHD-DFは、
Luke Schenn(08年 R1 5位)を除けば、Ian White、Cody Franson、Roman Polakの3人だけである。
この4人も守備型D-MANなので、13/14以降で通算100ptsを越えてるのは一人もいない。

Nikita Zaitsevは、LEAFSに待望久しい生え抜きのRHD・D-MANになれる可能性は高い。
24歳でのUndrafted入団なので年齢制限で1年契約しかできなかったが、シーズンでの
内容によっては、ぜひとも長期契約して欲しい選手だ。
FWに人材が揃い始めてるので、今回のMernerのような形が多くなれば、アシスト数の
増加が期待できる攻撃型D-MANになれるだろう。

そうなると心配なのがサラリー・キャップである。
TORは、開幕前にLaich、Greeningをウェーバーにかけるまではキャップ・ヒットをオーバーしていた
3チームの内の一つだった。