発達障害でない子の場合には、太り過ぎ、肥満の子の数は全体の1/3以下であるのに比べると大幅に多くなっています。

今回の「発達障害の子の肥満リスク」についての研究は、26000人の発達障害の子どものデータに基づいたものです。
これまでの研究で報告されていた結果を確認するものになったと、米デラウェア大学の健康栄養学のシーン・ハリー助教授はいいます。

2012年以降に発表された発達障害の子の体重に関わる21の研究では、そのうちの16の研究で発達障害の子は肥満になるリスクが高いことを示しています。

今回の研究では、これまでの研究でされなかった発達障害の程度と体重についての関連についても注目をしました。

そして、発達障害の程度が重いほど、肥満のリスクが高くなることを発見しました。