斜面にぽっかりトンネル坑口 松本で国道158号工事進む
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松本市安曇の山あいで国道158号奈川渡改良のトンネル工事が進み、
斜面にぽっかり、かまぼこ形の坑口が顔をのぞかせている。

国土交通省長野国道事務所などの承諾を得て小型無人機を飛ばすと、
15メートルほど下の仮設道路を車が走る光景が見下ろせた。

国道158号は大型車の擦れ違いが困難な狭いトンネルが続き、土砂崩落の可能性もある。
3年前に掘り始めたこのトンネルは長さ約1・5キロメートル。
急峻な地形のため片側から掘り進む難しい工事だったが、今年7月に貫通した。

今後、谷に橋を架けて対岸の斜面にも約0・4キロのトンネルを掘る予定という。