石川県の田舎に住んでいますが、最近、熊に襲われたり、人里での目撃など毎年あります。
一昔前に山を所有していた方は草刈りしたり、枝打ちしたり、木の伐採など常に手を加えて
山の恵の享受と動物と人間界の境界を守ってきましたが、生活様式や社会の変化とともに、
そういう作業は困難となり、山は荒れ放題です。
自分の山がどこからどこまでか?もわからない所有者がふえています。
これからも、あれ山から下りてくる熊は増加すると思います。

元々,人間が居住する人里と,クマやシカ,イノシシの生活する山との間には,人間が管理する人工的な自然「里山」が存在していた。
里山を越えてクマやイノシシが人里に侵入することはほとんど無かった。
今は里山が消滅し,山と住宅地が隣接し,動物にも人間にとっても不幸な事故が多発している。
地方の少子高齢化,限界集落が根本問題である。

去年、今年で約8千頭駆除してるのに尚人目に簡単につくほど増えてるてことか。
本当にエサが足りてないなら個体数の減少が真っ先に起きるはず。
クマ対策、対応が根本的に考え直す必要がある。

先日の北海道ニュースの配信記事の300キロ程度ある熊捕獲の写真なんかを見ちゃうと
あの巨大な手で襲い掛かられたら一発でアウトだなって感じた。

本州でも自然の多い地域だと人家まで下りて来て食べ物を漁りに来る。
例年と比較して農作物被害も多く、人的な被害も増加し心配。
電気柵と行っても熊の腕力や知能を考えるとどこまで有効なのか現実的な対策なのかすごく悩ましいと感じる。

北海道の熊は砂川のような住宅街も出没しているし早く対策が必要だよね。

少し前の北海道の資料によると、平成の初めで、ヒグマの数は約6千頭で、そこから徐々に増え、今だと約1万頭かなと思う。
人との接触の要因は、温暖化による餌不足とか個体数増による縄張りのエリアの拡大などがあると思う。
残酷かもしれないけど、個体数が増えた以上は、一定程度の駆除は必要かと思う。