東総有料道が無料に 4月21日、徴収期間満了で
千葉日報 3/9(金) 10:40配信

千葉・東総地域を横断する幹線道路として30年前に開通した「東総有料道路」(成田市所−香取市大角)の通行が、4月21日から無料になる。
建設費などに充てるため定めた料金徴収期間(30年間)が満了。8日の千葉県議会の県土整備常任委員会で関連議案が可決された。

県によると、東総有料道路は県道路公社が整備・管理し、1988年4月21日の開通時から通行は有料。現在、普通車は210円を徴収している。
当初から30年と定めていた料金徴収期間は延長せず、今年4月20日で満了。無料化後は県道「大栄栗源干潟線」として県が直接管理する。総延長11・4キロで片側1車線。

同委員会で県は、圏央道の松尾横芝インターから銚子市まで結ぶ銚子連絡道路の早期全線開通を目指し、匝瑳−旭間(約12キロ)の事業化に必要な環境調査費を新年度予算案に初計上したことも報告。
順調なら2024年度中に県内全線開通する圏央道の効果を東総に波及させるには「銚子連絡道約30キロの全線の早期開通が重要」と強調した。

銚子連絡道は松尾横芝−横芝光間(約6キロ)が開通済み。横芝光−匝瑳間(約5キロ)は、23年度末までの開通を目標に県が整備中で用地取得率は約7割。

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