鹿野・青谷間の開通延期へ11/22 14:00nhk
来月、開通する予定だった「山陰道」の鳥取市鹿野町と青谷町の区間はのり面の一部が崩れるおそれがあるとして開通時期が延期されることになりました。
国土交通省では近く専門家を集めた検討委員会を開催し、対策を検討することにしています。
国土交通省によりますと「山陰道」は来月１７日に鳥取市鹿野町の浜村鹿野温泉インターチェンジと鳥取市青谷町の青谷インターチェンジの４．７キロ区間が開通する予定でした。
しかし、鳥取市鹿野町内の道路ののり面で、土砂崩れ防止のため斜面に打ち込んでいる太いワイヤーが飛び出しているのが見つかり、大規模な地滑りが起きている可能性があるということです。
大雨や雪が降った場合、のり面が崩れるおそれがあるとして、国土交通省は開通時期を延期することを決めました。
国土交通省は、２４日に土壌や地盤工学の専門家からなる検討委員会を設置し、今後の対策などを検討することにしています。
平井知事は「安全のため開通延期はやむをえないが原因究明を行い一日も早い開通を求めていきたい」とコメントしています。