80歳運転の車が県道逆走、正面衝突で5人死傷

9日午前10時半頃、石川県小松市鶴ヶ島町南の県道で、同県羽咋市川原町、稲荷清治さん(80)の
軽乗用車が反対車線を逆走、小松市村松町、バス運転手松田天山さん(51)の乗用車と正面衝突し、
5人が死傷した。

 小松署の発表によると、稲荷さんの軽乗用車に乗っていた4人のうち、稲荷さんと助手席の妻豊子さん
(75)が死亡、後部座席にいた羽咋市的場町、永島清剛さん(82)が意識不明の重体、妻静枝さん
(79)も足の骨を折る重傷を負った。松田さんは軽いけが。

 現場は中央分離帯がある片側2車線の直線道路。小松署は、稲荷さんが現場から約250メートル離れた
交差点を右折して県道に入る際、誤って反対車線に進入したとみて調べている。

 稲荷さんら4人は、石川県加賀市の温泉から帰宅する途中だったという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130209-OYT1T00877.htm