>>91
米国の意図に背景があること。
旧戦勝国側は米ソに割れて、日本領にならなければ朝鮮半島を失う時点で竹島を含む対馬海峡シーレーンが共産圏の支配下になる。
これは占領統治下では避ける必要性が第一。
先ず旧連合国側の日米同盟あってのラスク書簡の性格が国際理解で、実効支配の効力外の岩礁という立場で、帰納的に第二次大戦の終結を以って、一旦は米国含む連合国側の信託統治下とする解釈はあり得る。
日本側が領有を主張することも意義があるが、他方でこの点踏まえて現実的な対応を併せて、実効的な策を考える必要性。
ロシア軍機の飛来は、航行の自由作戦のロシア版。韓国と日本を天秤にかける反応に対しては、航行の自由とシーレーンは旧連合国側においてこそ重要で、韓国政府のシーレーン略取に対しては、国際社会に警鐘する必要性は論を待たない。
第二次大戦の終結の結果、日本が領有を放棄した島嶼の一部、国際的に領土紛争地域と認知される場合、例えばリアンクール岩礁として旧連合国側フランスの領有権主張の根拠となり得る。
仮にフランス領となる場合には中仏関係において中国領になりかねない懸念に対しては日仏二国間で取り決めができる。
フランスの領有権に配慮して、日米仏三ヶ国で協議しなければ、この問題は動かない。