月刊WiLL 2022年6月号
■渡辺惣樹×福井義高
約束を守らない大国の冷酷
ttp://web-wac.co.jp/magazine/will/2022%e5%b9%b46%e6%9c%88%e5%8f%b7
【渡辺】 ロシアの報道官、コナシェンコフによると、危険な病原体の緊急廃棄はウクライナ保険省からの指示で、ウクライナと
米国が「生物兵器禁止条約」に違反した事実を隠すことが狙いだったと分析しています。どうやらバイデンの息子のハンターが
活動の資金調達にかかわっていたとも報じられています。かなり根が深い問題です。

【福井】 3月に開かれた議会上院の広聴会で、共和党のマルコ・ルビオは、おそらくきっぱりとした否定を期待してヌーランド
国務次官に「ウクライナが化学兵器または生物兵器を保有しているか」と質問したところ、ヌーランドは「ウクライナには生物研究
施設がある」と事実上認める回答をしました。証言の際、彼女の声はとぎれとぎれで、明らかに動揺していることが動画で確認
できます。

(続く)