現車確認時、初心者に見てほしいポイント
・内装
→シート下のゴミ。(入庫時のクリーニング度合い、クリーニング未了の場合は前オーナーの使い方が分かる)
→運転席と助手席後部下端の擦れ。(頻繁に後部座席へ人を乗せていた個体はやれていることが多い)
→Bピラー部の傷。(シートベルト着脱が雑だと傷が入るので前オーナーの乗り方の指標にしている)

・外装機関系
→樹脂部ヘッドライトの曇り具合。(保管状況を推測)
→エンジンルーム内の清掃状況
→バッテリーの銘柄。(前オーナーの車に対する考え方を推測)
→タイヤの銘柄。(同上)

・記録簿
→油脂類の交換時機は適切だったか?
→リコールは受けているか?(車体シールでも分かるが)
→『ディーラー言いなり整備』で割高な整備を受けて過保護に乗られていた個体であれば小躍り

車に対する考え方が顕著に表れるのは油脂類、バッテリー、タイヤ。これらの”銘柄”から大切に乗られているか否かを判断している。(個人的に)
車を道具としてしか見ておらず、安かろう悪かろうの考えで貧乏人が騙し騙し乗っている車は、真っ先にコレらをケチる。外装なんかは安いコンパウンドワックスでも使えば小傷も消えて簡単に綺麗になるんだけど、そういう”大物”に金をかけるには相応の愛情が必要になる。
内装に関してもオーナーの車に対する考え方が表れるから、乱雑に扱われた個体はヤレ感が一目瞭然。さすがにひと昔前のような『土禁車』は絶滅したけど、本当に車好きな人は内装の洗車にまで拘るからね。(トヨタ認定のまるまるクリンなんかは良い線行ってると思う)