他の、まっとうな学問分野にしてもそうなのだが、
諸外国の専門書を取り寄せて、それを日本語に翻訳しただけで
その分野の日本での権威、学者様になれてしまうという
悪しき風潮が大昔から日本にはある

そうした風潮は遣隋使、遣唐使からあるのだが
幕末〜明治維新〜大正あたりでそのような学者様が量産され
翻訳するしか能がないのに、その翻訳力自体も怪しい低レベルな自称学者様も輩出された

まっとうな学問分野ではない占術分野ではに口だけ達者な知的水準の低い輩が多い
「当たるも八卦当たらぬも八卦」で誤魔化しが効くのでハッタリかまして言いたい放題
翻訳力が無くて理解できない部分を勝手に創作してヘンテコな「占い」にしてしまった

それが、現代の日本人がありがたがっている「占術」の正体なんだよ

そうした自称学者様が占いスクールを開いてそれを自分のオリジナルだと称して生徒に教え
その生徒達がその〜〜流という看板で占い商売を行い、そしてまた占いスクールで教える
そうしたことを繰り返した第4〜5世代あたりが現在の占い師なんだよ

どんなに権威付けしたって、スタート地点から間違っているのだから、当たらないんだよ