>365 なかなかの良き質問。wiki の西洋占星術のハウスの項の説明では、第4ハウスが父親、
第10ハウスが母親となっています
 ところがリンク先のハウスの詳細では逆の記述となっています。インド占星術ではこちらが
正しい。しかしながら西洋占星術では前者が原則としては正しい、逆にしたのは、少なくとも
推進したのはマーガレットホーンらしい。日本ではホーンの影響が強かった(ルルラブア女史は
ホーン系)ので最近までこっちが主流でした。web 時代を迎えてこの説も主流の座を
追われたようです
 モダン西洋占星術の巨匠と言うと、カーター、ロブソン&セファリエルあたり。ホールデンの
高名な歴史書に名前が項目として建てられている三羽ガラス的存在。ちなみに記述量、行数は
カーターについてが一番多い
 セファリエル。第4ハウスは異性の親、女性のホロスコープなら父親、男性なら母親
 ロブソンは、上記の説明(第4は西洋が父、東洋が母)を原則としながらも、セファリエル説と、
影響が少ない方の親が第4ハウス説を記述しています
 カーター。第4ハウスは両親、逆説的ではあるが母親。第10ハウスは父親。この正当説には
しばしば疑問が呈される
 Goldstein-Jacobson 女史。第4が父親、第10が母親。おひつじ強調の女史らしく実にスッキリ。女史
と雖も全て正しいわけではありません。しかしながら多くの場合実際に検証してみると女史が最も
正しい。実践家としての能力は図抜けています。モダンの真打ち的存在
 結論的には確率を重視するなら Goldstein-Jacobson 女史説に従うのが賢明