水は土に剋されるので完全に同のこうのなる五行じゃないし
水はほかのものに沿ってあわせるのがうまいから完璧率が高いだけで
逆に悪運になれば大変なものでもある。鼠が大量に出て、数でどうのこうのなる形。
人間の独立性を考えれば、水というのは存在そのものが厳かなものであるが、
失敗なども学んで成長進歩していくという考え方からするとそういうものを避けているような形で
天然の無責任さと言うものがある。
お殿様など、自分の存続が第一であって、失敗から学んではいけないという頑なな所がある。
申はそこに行って学ぼうとする駄目さがあるので、頭がいいが多少アホなのである。
まだ火が入ってる八月の金なので、どうしても火に剋されて自分の形を変えて精錬したがる。

もちろん亥は強力な支だが、萬物が崩壊する状態で、クリーンナップ状態、
怪人の体がバラバラになって新しく変化する瞬間なので、やはり論外的な部分がある。
と同時に影の存在、裏の参謀のような、所謂裏の支配者的なものである。やはり論外な部分があるのである。

ただそれはあくまでひとつの支であって、申中の亥中の亥と、丑中の午中の亥、などでは種類が違う。
精錬中の金玉の中の変身ブームの集団の中にいる変身怪人と、海の中からあがった土の中の
燃え上がる火のような勢いのある集団の中の変身怪人では、やはり立場とか言うものが違う。