平成24年3月 中日新聞 記事
期限切れボンベにプロパンガス補充
県、業者に厳重注意

県は十二日、家庭用プロパンガスを販売する伊藤忠エネクスホームライフ中部名古屋支店(仲山眞次支店長)が、検査期限を過ぎたボンベにガスを補充し、高圧ガス保安法に違反したとして、再発防止を徹底するよう厳重注意した。
ボンベは二~六年ごとに容器検査を受けないと使用できない。
県に「期限切れボンベを使用している会社がある」という情報提供があり、一日に立ち入り検査して発覚した。
五十キロと二十キロのボンベ計四十二本の期限が切れていたのに、ガスを補充して販売先の家庭に取り付けていた。今年は冬の寒さが厳しく、ボンベが足りなくなったのでそのまま使用していたという。
伊藤忠エネクスホームライフ中部名古屋支店は「チェック態勢を整えて早急に県に報告したい」としている。