青森市「ツイッター市議」2度目の辞職勧告決議案可決 辞職は否定

議会終了後、報道陣の取材に応じる青森市の山崎翔一市議=22日午後、青森市
青森市議会の山崎翔一議員(28)が議員控室で録音状態のスマートフォンを隠して無断で録音していた問題で、市議会は22日の本会議で山崎議員に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。
決議案に法的拘束力はなく、山崎議員は議員活動を続ける考えを示した。

山崎議員は昨年10月の市議選で初当選した後、高齢者を軽蔑するような不適切なツイッターを投稿していたことが発覚し、
市議会は11月に辞職勧告決議案を可決。半年の間に2度目の決議案が可決されたことに関し山崎議員は「重く受け止める」としながらも「誠意を持って議員活動をしていく」と辞職を否定した。
録音状態のスマホを隠していたことについては「殺害予告と誹謗(ひぼう)、中傷の文書が届き、自分なりに身を守ろうと考えた。

“問題投稿”はまだまだある――。

先月28日の青森市議選で初当選したばかりの無所属の山崎翔一氏(28)が
ツイッターの「裏アカウント」で差別的投稿を繰り返し、炎上している問題。

しかも「裏アカウント」には、品格を疑われる“問題投稿”がまだまだあった(以下原文ママ)。

「酒マジで弱いとアル中になって女子高生に淫行とか出来んからね」
「ドカタはmax500万だよ。頭使わんから」

山崎氏は青森市生まれで、早稲田大学創造理工学部卒。フリーのITエンジニアを経て市議選(定数35)で2124票を獲得し、28位で当選。
「議員報酬の見直し」や「ITを活用した街づくり」を訴えた。近隣住人も驚きを隠せない。
「青森市内の実家は敷地面積250平方メートル超で、庭には車2台が収納できるガレージがあってね。選挙の時、本人が挨拶に来ましたよ。
お父さんは市内でデイケアや訪問看護活動も行い病床数が100以上ある大病院の院長で、精神疾患やアルコール依存症の専門医です。
国立大を出た立派な方ですが、まさか息子さんがこんな発言をしていたとは……」

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