サンプラスのスライスサーブを見ても、よーく見るとそんなに大きく曲がってるわけではないんだよね
ただ、スピードと回転が両立して、非常にキレが鋭い
キレキレのスライスサーブを「バナナ」と呼ぶことがありますが、本当にバナナのようだ

で、多くのアマプレーヤーは、「キレが鋭い」と「大きく曲がる」を錯覚しちゃってるわけです
そして、大きく曲がるように、たくさん横回転をかける
そしてリターンの餌食になる

スピンサーブも同じです
スピンサーブはボールの最高到達点の60%までの高さまでしか跳ねないのに、跳ねるスピンサーブにこだわるアマは異様に多い
トッププロのスピンサーブは跳ねているというより、伸びてきている
日本のコート事情を考えると、スライスサーブの方が効果的なのですが・・・

まあともかく、跳ねるスピンサーブに対する要望が強いようなので、ともかく一度、サーブでトップスピンロブを打ってみましょう
とにかく高く打ち上げる
高いところから落ちたものは、大きく弾む

ただし、そのままでは、回転かけすぎのリターンの餌食になるスピンサーブですので、
高く打ち上げる感覚を掴んだだら、徐々に回転量を減らしていって、スピードと回転が両立するように調整すると良いと思います