栃飛龍、出羽疾風が引退
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元十両の東幕下34枚目・栃飛龍(32)=春日野=が大相撲夏場所14日目の25日、
現役を引退した。日本相撲協会が発表した。栃飛龍は13日目に2場所ぶりの勝ち越しを
決めていた。「何年も前から(引退は)考えていた。ずっと(幕下)上位にいたが、そこ
にも残れなくなってきたので」と決断の理由を説明した。 首の骨折など度重なるけがにも負けず、2013年春場所に新十両。最高位は西十両7
枚目だった。「高校(飛龍高)のときは全国にも出られず、大した成績も残せなかったの
に十両へ上がれたのは良かった」と感慨深げ。師匠の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)か
らも「お前みたいのが上がると、みんなも『上がれるんだ』と思えるんだ」と激励された
ことがあるという。
今後は地元の静岡に戻り、配送関係の仕事に就く予定。さらには「ちゃんこを作るのも
好きなので、資格などを取って自分でもやってみたいなとも思う」との夢を語り、13年
余り立ち続けた土俵に別れを告げた。 元十両で西幕下30枚目の出羽疾風(30=出羽海部屋)が体力の限界を理由に現役引退
を表明した。 04年春場所で初土俵を踏み、14年九州場所で新十両。小兵ながら左前まわしを引い
て食い下がる取り口で奮闘し、十両に通算6場所在位した。首などの故障により、16年
秋場所からは幕下に転落していた。最後の一番を白星で終えると号泣。「新弟子の頃は部
屋で一番弱かった。十両に上がれて幸せだった」と感慨に浸った。今後は鍼灸(しんきゅ
う)師の道を目指すという。 人から頭を下げられる関取から人に頭を下げる一般人へ 元十両・栃飛龍が引退…最後は幕下で勝ち越し、今後は地元の先輩の店で修業
元十両の東幕下34枚目・栃飛龍(32)=春日野=が大相撲夏場所14日目の25日、現役を引退した。日本相撲協会が発表した。
栃飛龍は13日目に2場所ぶりの勝ち越しを決めていた。「何年も前から(引退は)考えていた。ずっと(幕下)上位にいたが、
そこにも残れなくなってきたので」と決断の理由を説明した。
首の骨折など度重なるけがにも負けず、2013年春場所に新十両。最高位は西十両7枚目だった。
「近大への進学を考えていたが師匠の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)から勧誘され、十両へ上がれたのは良かった」と感慨深げ。
思い出の一番に「新十両で勝ち越した一番(13年春場所14日目の丹蔵戦)」を挙げた。
今後は地元の隣町の静岡・焼津市で、元幕内・片山の経営する「中国料理款款」で働く予定。さらには「将来的には自分の店を持ちたい」
との夢を語り、13年余り立ち続けた土俵に別れを告げた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています