二子山理事長「高谷、気持ちは分かるがここは辛抱せい!」
隆の里「いいや、もう我慢できませんっ!下山の弟子に一発くれてやらねば、腹の虫がおさまらない…離してください!」
琴櫻「高谷、場所中に下界に干渉するのは御法度だろう?」隆の里を羽交い絞めにしつつ
隆の里「もちろん分かっていますよ…佐渡さんこそ悔しくないのですか!?愛弟子が注文相撲で負けて、大関復帰の望みが絶たれて」
琴櫻「そりゃ俺だって胸が張り裂けそうだ。今すぐ菊の所に行ってやりたいが、掟は掟だ」
二子山理事長「これ以上ごねるなら、わしも本気で止めるぞ。久々に仏壇返しを食らってみるか?」
隆の里「構いません!寛に何もしてやれず見ている方が余程つらいのです!!どんな罰を受けてもいい、行かせてくだs」
琴櫻「…高谷!?おい、どうした!急に石みたいに固まって!」
時津風理事長「ちょいと時間を止めておいたぞ。千秋楽の翌朝くらいに目を覚まさせればよいかの?」
二子山理事長「ふ、双葉山関…。我が弟子がお騒がせして申し訳ありません」

>>195-196の後
しのぶ「まったく、寛の頑固なのは誰に似たのかしら…。あら、水晶玉に時津風理事長からのメッセージが浮かんでるわ?
えーと…『隆の里は下界に降りようと暴れたので眠らせた。こちらのことは任せておきなさい』ですって。理事長、いつもすみません…」
しのぶ「映像が添付されてるわ。(天界での光景が水晶玉に映る)師匠ってば、派手にやらかしたのね。言い出したら聞かない所、さっきの寛とそっくりだわ…」