【持出厳禁】作者のキャラ萌えで駄目になった作品93
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**注意**
このスレは雑談スレです、作者の創作姿勢やお気に入りキャラを叩く場ではありません
あるべき創作の形について主張する場ではありません
作者による特定キャラへの萌えが行き過ぎてしまったが故に
好きな作品のテーマが変わった、後付け設定で土台が崩壊した、ストーリーが破綻した…
そんな残念なことになってしまった作品を語り、どうしてこうなったと嘆くスレです。
スレ内お約束は>>2、よく話題に上る作品などのまとめテンプレは>>3
具体例を挙げる際には、一緒に「作者がどのキャラに萌えていると感じたか」
「それによって作品にどんな影響が出たか」も添えてください。
当スレのまとめ・wiki等は持出厳禁である為存在はしません
あるとしてもすべて「非公認」となります
次スレは>>980を踏んだ人が立てましょう。
訳あって立てられない場合は、別の人にお願いしましょう。
ワッチョイ、IPはつけないと話し合いで決定しました。蒸し返す人は荒らしです。
>>3 萌え駄目の例・頻出だがスレ違いだと判断された作品
前スレ
【持出厳禁】作者のキャラ萌えで駄目になった作品92
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/subcal/1508836038/ というかいろいろ調べたらナリス様本編で復活してるんだね…
今書いてるのは当然温帯とは別の人だけど…どういう事なの… 初期は一般向けに練った構想を出せてても連載が長引いて大御所化していくにつれて
封印していた自分の趣味をどんどん出していくようになったのかもしれないな
ただもうそのころにはすっかり時代は変わっていて作者の価値観は
古臭くて理解されないニッチなものになってしまっていた
もう90年代と言えば戦う強いヒロインも珍しいものではなく女キャラもお飾りや恋愛専用ではなく
「恋愛が苦手な女の子でも楽しめる少女漫画や女児アニメ」もいろいろ出てきていて
BLはBLで楽しむけど別腹でGLや男女も楽しむ雑食みたいな人も増えてきてた頃だから
温帯の時代のようにBL=女憎しみたいな時代でもなくなってた寂しさもあったのかもしれない 16巻27巻40巻みたいな数字が途中という壮絶な現実
そんだけ引っ張れる技量も半端ではないがそんだけ引っ張ってから事故られた悲劇も半端ではない 最大限譲歩して40巻か
確か温帯死ぬ前に130巻まで書いてたんだよね
3分の1で終了って >>730
このスレでも以前少女漫画だけど連載当初はきちんとヒロインがいて
ヒロイン中心に話が回っていたのに人気が出て連載長期化したら
作者の趣味が前面に出てきて脇のBLカプが主役になって
ヒロインないがしろ展開って話題でたことあったよね >>729
冷血な悪役としてリメイクされてる
たぶん後継作家さんも見たかったのだろう
「本来のナリス様」を…
設定的には本人というよりよく似た「なにか」(人外)みたいだけど >>735
そうなのか…なんかだんだん読みたくなってきたよ…
温帯の残した傷跡は大きいけど功績も大きいはずだから
後継作家さんたちがうまく繋いでシェアードワールドみたいになればいいね ぼくのかんがえた最強の○○系はハイハイ同人あたりでやってろだけど
作者が本来構想していてぼくらが期待していたナリス様の再構築なら歓迎だよね
初期ナリスは設定聞いてるだけでもこれは人気出る格好いい悪役だなって思うし >>737
ナリスさまの策略のせいで死んだり酷い目に遭ったキャラのファンからは嫌われてはいたけど
それは悪役・冷徹な策略家キャラとしての勲章みたいなものだよね
でも後期の温帯は全ての人がナリヌさまを愛して褒め称えなくては
我慢できなくなっていたんだろうな 後半のお姫様ナリスとチヤホヤ優遇
知る限りナリス萌えの読者も喜ばないっつーか好きであればあるほどグイン自体から離脱していったよ
それも納得で元々のキャラやストーリーを保った上で出番や重要性が多少増すならまだしも
あれじゃ同作者の別作品で化け物に殺されて成り代わられた信長ならぬナリスもどきだ >>736
少なくとも漫画だとベルセルクには影響与えてたって聞くしね 温帯はあれだけ売れて人気があったのに今は小説絡みの話題で名前挙がるのが少ないのは
やっぱりグインでのやらかしのせいなのかなあ
昔の小説や小説の歴史(ラノベ等全ジャンル含む)とかについて語る場でも
全盛期のヒットの割に名前があまり出てこない気がする。あくまでヒットの割に、だけど >>735
ガンダムのフルフロンタルみたいな感じなんだろうか
有名なRPGでも影響を受けた作品はいろいろあるみたいだしそういう風に持っていった作者の気持ちは想像に難くないな >>741
廃れたのは単純に目にする機会が少ないせいもあるんじゃないの
本屋ばかりか図書館でもグインと伊集院もの以外はめったに見かけない
あれじゃ自主的な新規読者は望めないし古参もシリーズ物の未完の多さのせいで布教がしにくい
アニメ化でもされれば話題になるがBS2のアニメいまいちだったのかそれっきりだった 大衆作家ってその当時どんなにヒットしてもその後忘れられた作家になっちゃうこと多いんだよね
その当時を知らないと面白くないから、時代を超えてヒットするって難しい
栗本薫のミステリや青春小説も書いた時代の空気感が強くて今読むとついてけない感じだし
グイン以外のSFも大分昔に読んだけど、古いタイプのSFだなってその当時ですら思ったし
それ以外は未完だし。ミステリ何作かが最終的に生き残りそうかなあ はかなげお姫様や無垢な童女が至高という萌えの方向性もかなり古い気がするよ>栗本作品
そのせいで最初は男らしいキャラも萌えてくると必ず女性化して精神年齢も後退してくる
ゆえにその時点での推しが手に取るようにわかる副作用付きの嫌な萌え方だった
他にも著作は膨大だけどキャラも筋書きも割とパターン決まってるから好き嫌いはっきり分かれるし
作風も途中から180度変化するから更にふるいにかけられてコアなファンがあまり残ってないのも寂れた理由じゃないかな 文学史的には日本のやおい小説とヒロイックファンタジーの創始者という位置付けになるのかな
ただやおいのほうはともかくヒロイックファンタジーは代表作が未完という…
やっぱり作家として語る時未完ばかりというのは厳しいね
作家の劣化や老化(萌えダメ含む)を探る上ではこの上なく重要な人物だとは思うけど
温帯は劣化老化というより幼児退行って感じだけどね… 同じ未完ばかりの田中芳樹だけど銀英伝に関しては上手いと思ったな。
贔屓キャラであるヤンを後世の歴史家という神の視点で「民主主義を残そうとして戦火を広げた愚者」だの否定してるからあまり鼻につかない。もしヤンに対して肯定的意見ばかりだったらあの作品も駄目になってたと思うもん 田中芳樹は創竜伝と薬師寺涼子くらいしか読んでないけど、キャラが萌えとかじゃなくどんどん作者の思想スピーカーと化して脱落したわ 創竜伝の文庫版に田中芳樹と誰か(たぶんCLAMP)との対談が載ってたけど
「銀英伝はプロット通りに進めてたが創竜伝はキャラが勝手に動いてる」
というようなこと言ってたな
プロット通りに自制して進める方が向いてる人なんだと思う ヤンの死亡シーン書いている時はどうしてもダラダラ長引くから
「撃たれてから死ぬまで原稿用紙何枚」って決めたんだっけ
ここで話題になった翻訳者が死ぬ場面を延々引き延ばした例とは正反対だなと思った 温帯も田中芳樹も昔は自制出来たんだけどね
温帯は萌えで田中は思想が傾いてダメになっちゃったな そう考えるとパヤオはすごかったんだな
いろんな思想持ちの人だけどそれで作品がダメになってるわけじゃないし パヤオ萌え駄目にはなってないけど晩年の作品は正直出来が良いとは言えないような…
スレチだけど 他はともかくアルスラーンの酷さに限っては田中芳樹の思想以前の問題だと思う
主人公と対照的な貴種のヒルメスが迷走の末ついにろくな事しないまま終わったけど
あれも選良否定とかそんな大層なものじゃなく単に扱いかねて投げ出しただけに見えた
キャラ萌えの対極、作品に対する飽きと執筆意欲の萎えとでもいうか全編通してやる気のなさが伝わってきた パヤオは風立ちぬに関しては意図的に自制を(多少加減しつつ)外した感じがある
あれはパヤオが仕事に生きた自分の人生を肯定するためというか
自分自身のために作ったものだと思う
それでも主人公夫婦のやってる事はおままごとに過ぎないという描写もきっちりやってるし
奥さんに同情するとなんか後味悪い作品だけどもクリエイターとしてちゃんと踏みとどまってるよ アニメや映画は映像が美しければ許される面があるけども
小説は文章が全てだからなあ
自分は某ヒット映画で映像に感心した一方音楽で萎えた
映画は総合芸術、ってのはよく言われるが
元ネタの小説がアレでもメディアミックスが上手くいけばいいんだけどな ベルセルクの三浦建太郎との対談で
温帯はグリフィスが拷問で顔潰された事にご立腹だったとか
ガッツの方がグリフィスより女性支持があるの理解できなかったんだっけ?
女と見紛う長髪美青年が一番女性ウケするとずっと思ってたんなら
やっぱ感性が古いタイプのままの人だったんか 女と見紛う長髪美青年だけなら今でもそれなりに需要はあるよ、たぶん
ただ30過ぎてあどけないという設定が加わったら絶世の美貌の恩恵も見事に帳消し
相殺通り越してマイナスだろう 感性古いタイプだと作者としては古い耽美BL受け的なイメージだろう描写が
読者としては「面倒臭い女みたいな野郎だなコイツ」という感想になったりもするよね 温帯没後に夫の今岡氏が選出して電子書籍で出した短編集のタイトルが「手間のかかる姫君」なんだけど
表題作は10pくらいの未完の作品でさほど特筆するような出来じゃ無い
むしろこのタイトルだから選んだんじゃないかとすら思える
表紙は在りし日の温帯の写真を加工したものだし
晩年のナリス様の状況とか重ね合わせるとなかなかくるものがある
萌えにも色々あるけれど温帯はナリス様に自己投影していたんだろうか 女と見紛う長髪美青年は今でも十分需要のある要素だと思うけどそれだけで人気が取れるわけじゃないからなあ
キャラを構成する要素ひとつだけで人気トップになるなら作家はキャラ作りで苦労しない 今の時代は言ってしょせん「それなりに」レベルだからな
いろんな人気属性がある中での一つの選択肢程度だし一番人気の属性とは言い難い
っていうか昔ならその属性の男キャラだったのが
今は誰ともノーフラグなかっこいいイケメンの女性キャラとして作られることが多くて
女は恋愛が好きな守られる弱い存在って温帯の時代とは根本が違いそう 公言してたよ>ナリス様に自己投影
旦那がヴァレでついでにまかすこの涼でもあると聞いて非常にげんなりした 伊集院大介のモデルがさだまさしと今岡氏だというのは知っていたけどヴァレリウスも涼もなのか…
なんというかもう…なんも言えねぇ… 周囲の現実の友人知人家族を創作キャラクターのモデルにするって
普通はリアリティーと現実に起因してるからこそ起こり得る意外性を出すため
要は話を面白くし読者を楽しませる手段に過ぎない筈なんだけどそこまで行くと完全な同人的自己満足だね
もっと言うと幸せな私だけを見ろというかさ
かつてナリスと並んで萌え駄目殿堂入りしてたPAPUWAのリキッドはちょっと特殊で
関連スレの推測に過ぎないけど(作者の柴田自身が公言した事はない)離婚した元夫がモデルだったのではと言われてたんだよな
リキッドの一番の相手役指定というか急に執着するようになった上司が酒飲みなどの柴田と共通する特徴から柴田の男化アバターにされてて
リキッドは元々の設定が好戦的なヤンキーだったのが(外見も如何にも)完全な聖女キャラ=ステレオタイプのお姫様キャラになってた
温帯のケースと逆転現象起こってるのは柴田が結婚に失敗した埋め合わせ的な意味もあったからかなぁ >>757
風立ちぬは雑想ノート等アニメじゃない方の作品を知ってる人からはいつもの宮崎作品って扱いだった
漫画版だと菜穂子が「あの人からの手紙の内容はいつも飛行機の事ばかりでつまらない」みたいに考えてるシーンあるし
あんな状況でキャラがどう考えるか分かった上でああ作ったと思うと思想云々はともかく萌え駄目ではないな ナリスはナリヌ化する前の冷徹悪役キャラは普通に女性人気あったんだし、温帯もそれを理解した上で
書いてたんだから単純な感性の古さだけの問題じゃないのがな
単体萌えとBL萌え(+自己投影)の間の溝の深さにびびるわ… 感性の古さって王道や正統派好みと割合近い所に位置するのではないか
萌えありきもうまく作用すれば取っ付きやすい敷居の低さに通じる
だからギリギリ踏み止まれてる内は大衆性たっぷりでベストセラー作家にもなれた
それが何かの弾みでバランス失って境界線上転げ落ちると古くさい萌え駄目の出来上がり 黒髪の長髪ってまんま温帯だよね
以前温帯本人が自分の長髪についていろいろ書いてたの読んだことあるわ 自己投影先をか弱い姫にしてひたすら守られたいって時点でなんかもう言い知れない古臭さを感じる
今は一周したから「守られヒロインもそれはそれで」的なレベルでなら復権もしたけど 寝たきりの守られキャラになったのは作者の病気が影響してるだろう
作家も人間だから個人的な思いが作品に響くのは仕方ないけど
最初期は実は仮病?で突如復活するんではないかと期待してたけどなあ 仮病ではないけど少しずつ回復に向かっていた
なんか「急に熱が出て悪化した」みたいなことになった記憶 乳癌の後膵臓癌を発症してそれで亡くなってしまったんだよね
膵臓癌は進行が早いから…
最初の乳癌の闘病記では手術後食欲も旺盛ですぐ元気になると思ったんだけどな
長生きしてくれたらいつか作家として我に帰るような時がきただろうか 寝たきりの守られキャラや兄(姉)よりすぐれた弟なぞ存在しねぇ!!は
生まれつきの難病だった温帯の実弟の影響という声もある
言われてみればパロの双子以外にもナリスとマリウスの兄弟やオクタヴィアとシルヴィア姉妹
アムネリスとミアイルなど悉く上が下より優秀設定なんだよね
他にも初婚や初恋は必ず破れて2回目が真実の愛も温帯の結婚の経緯と重なったり
萌え以外にも自分自身の感情や人生をそのまま創作に反映させるタイプだったようだ >>777
自分自身の感情や人生を~
だとすると夫や息子やファンに囲まれた晩年の温帯が書くナリス様=温帯の自己投影が
ああなったのは当然の成り行きだったのかもね
ひたすら愛され守られ褒め称えられ…
劣化とか老化とか萌えダメというよりはそういう性質の人だったと
作家としてはともかく一人の女性としては幸せだったんじゃないかな >>748
よくもまあ最悪中の最悪な二つだけ選び取るとは有る意味すごいな。
さあ銀英伝とマヴァール年代記を読むのだ。
>>756
単純に老いたのと本人がやりたかったのは純粋に思想を語る、竜堂兄弟さえ出てこない創竜伝でそれは確実にこけるからやらせてもらえないのが執筆自体に乗り気じゃないんだろ。 自分のコンプレックスが作風に影響する作家は結構いるよね
同じ萌え駄目作家の柴田もそれ
ただそれを作品にうまく落とし込んで面白ければいいんだけどね、萌えで変貌してしまうのは本当に悲しい事だ >>779
思想が語りたいならエッセイでも書けば良いのにな 薬師寺涼子、最初は結構好きだったんだ…完全無欠のリナインバースって感じで
でもだんだん思想が鼻につきだして、当時の都知事っぽい政治家が悪役だった話で脱落
あれから読んでないし続刊も追ってないけど、もっと酷くなってるの? 創竜伝て最初の頃は周りで人気あったけどそんなに酷い作品なの?ほぼ同時期に書いてた銀英伝外伝3、4巻、マヴァール、七都市物語は物凄く良かったからちょっと想像できない。 設定が中二だからラノベ感覚で中高生のとき読んでた
4巻位で脱落したけど
作者の思想を正当化させるために対立者を無能にする手法の幼稚さは子どもでも分かる あんまり対立者を幼稚にしていくとその部分でドラマが盛り上がらなくなるんだけどね…
殴ってすっきりするサンドバックならそれでいいんだけど 争いは同じレベルの者同士でしか発生しないなんて言うし
敵をお馬鹿にしすぎると主人公も連動してお馬鹿に見えてくる事はある >>784
思想うんぬんは兎も角、田中芳樹作品で敵が無能化するのってよくあることだと思うw
てことは銀英伝とか七都市を楽しめた人なら作者のしょうもない思想の垂れ流しを我慢すればそこまで苦痛ではないのかな? 創竜伝はとにかくなっちゃんが嫌いで脱落した。
美人ななだけのなっちゃんが主人公の薬師寺涼子も2,3冊読んで脱落した。
思想よりなっちゃんの無駄な暴走で尺取るのが嫌だ。思想部分は読み飛ばしてもたいしたことないが
なっちゃん読み飛ばすとストーリーわからなくなるし。せめてメインストーリーに絡ませないで欲しかった
最初から主人公の薬師寺涼子は合わない作品としてすぐ諦めたけどさ 確かに厨二設定ど真ん中だったな創竜伝 最初の方は結構楽しく読んでた
思想うんぬんや政治家とかの話は飛ばして読んでたけどそんなに問題なかった 4巻くらいまでは一応展開は纏まってて、それなりにエンタメとしては面白かった
>創竜伝
ただ、思想が80年代迄の左翼で、現代には全く合わない 思想性帯びた時事ネタでも懐古的に楽しめるものもあるけど創竜伝は違うのか
学生運動華やかなりし頃とか当時は日本もこんなだったんだみたいに読むの好きなんだけど 時代物と割り切って読むならそれはそれでありかもしれないな チート四兄弟が腐敗した政治家や警察に能力を狙われつつばったばったとなぎ倒していくストーリーだからふた昔前のラノベと思えば十分楽しめると思うよ
敵側が四兄弟や自分の権力に従わない一般人を非国民と罵ったりするけど
作者の思想はおいといて主人公に倒される敵としてのベタなキャラ付けだと考えればそれほど気にならない
それでもやっぱり素直に面白いと思えたのは4巻までとあとは番外編みたいな位置づけの5巻くらいかなあ 漫画版薬師寺涼子は面白かった
ドロドロしがちなアフタヌーン本誌の中で爽やか&華やかだったのが良かったのかもしれない 薬師寺涼子読んだことないけどリナ・インバースを完全無欠にして思想を語らせたらそりゃあさぞかし鼻につくだろうなってのはわかる 創竜伝は思想代弁させられる主人公兄弟の年長二人がどんどん嫌いになった ちょっと前にアカギが完結したけど
結局大方の予想通り最後の最後まで鷲巣マンセーで終わったな
最終回カラーページもアカギ一切出ず鷲巣と部下とヤクザのみ
二度も死にながら復活し何故か元気100倍
アカギを殺すのはこのワシだーと死ぬまで部下を足にして追い続ける描写
博打に負けた逆恨みでアカギを追いかけようとしたヤクザにも
貴方があの偉大な鷲巣様ですかと平伏させて
連続殺人で逮捕されそうになったのを資産の殆どを使ってもみ消そうとして
後はひっそり雲隠れするしかないって状況にまで陥ってたはずなのに
今でも鷲巣様は凄いんだその気になればヤクザなんか即潰せるわと言う部下は
金目当てではなく何をされても心酔してる狂信者ばかり
鷲巣が死んだと思ってるはずのアカギは最後ふらっと温泉に立ち寄り
「案外こんな場所で鷲巣に再会出来るかもな」だの思いを寄せながら終了
もう何の漫画だよこれ >>797
確かネットで
「『ああ、播磨灘』って作品は主人公が強すぎるから対戦相手にスポットを当てる様になった」
というのを見たから多分アカギは播磨灘とかワンパンマンのサイタマみたく
「強すぎて出せなくなった」
というのが正しいと思う
流石にその鷲巣の描写はう〜んと思うけど 老アカギの扱いとか考えたらまあ…いつものアレという感じ
老人キャラ優遇傾向あるし萌えってより思想とか手癖の類という印象 長期連載で作者が歳をとって若者より年寄りに思い入れしてしまうのはあるな
刃牙やはじめの一歩とか 鷲巣はどれだけマンセーされても天の終わり方からすると結局アカギにどうする事もできず
死んだ、って事になるんだろうからあまり気にならなかったな
天の赤木もそこまで鷲巣に未練や拘りはなさそうだったし >>803
いやそりゃ当たり前だろ
元々天から始めた作品のスピンオフがアカギで最初から鷲巣萌えの片鱗があった訳でもない
むしろ最初はアカギ萌えで天を塗り替える程アカギ至上主義だったからこそ「アカギ」が始まったもので
鷲巣は普通に狂気の猟奇殺人に走ったモンスターとして登場し
若い頃の話だからアカギが死なないのは確定事項だったから鷲巣が死ぬ事前提の流れで創られたキャラだったはず
それが段々アカギがある種の空気化しながら鷲巣に重きを置く描写ばっかりになったから
これはひどいと言われるようになったんだろ
若干ネタ要素入れつつもちゃんと悪役扱いだった頃はそこそこの人気もあったろうに あたしンちの作者が、自分の視点がみかんより母親寄りになってきたことに気付いて
これはいかんと作品を終わらせたとかいう話をどこかで聞いた
事実ならすごい英断だと思う よく鷲巣麻雀は命賭けた勝負=アカギは53歳まで生きた事は解ってる=鷲巣死亡で終わるのが確定
となってはいるものの主人公に直接他人の命を奪う事はさせたくなかったんじゃ
とか言われてるけど最終回も鷲巣様鷲巣様で勝負も鷲巣が一方的に力尽きてドローの流れにした挙げ句
アカギ自身も何故か屁理屈じみた思想でオレが勝ったとは言えないみたいに感じてて
どこまでも鷲巣を立てる描写で通してる辺りやっぱり鷲巣贔屓がしたくてこんな描写にしたようにしか見えない アカギは鷲巣を皮切りに次々現れる更なる強敵を倒しギラギラした10代アカギが経験積んで
のちの渋いOTONAになっていく過程を描く話とばかり思ってた
それが何十巻も鷲巣戦だけ繰り広げた挙句ノーカンみたいな結果になっちまって
アカギはもちろん鷲巣も輝きを失った
再開後の黒沢もだが作者の萌え乃至キャラ優遇どっか大幅にズレてるよ 天の赤木も作者の萌えが凄まじかったけど赤木は当時人気も凄まじかったからなあ
鷲巣も同じくらいの人気があったらもっと違った反応になってたかな 優遇については視点のズレよりも
話が延々終わらなくなった事こそヤバいような… >>785-786
それで図書館戦争が浮かんだなあ
本を守りたいという主人公の思いはいいのだが
それに対立するサイドの扱いがあんまりにもあんまりというか
後半は恋愛にベクトル傾きすぎてるのもちょっと気になったな
これの作者も気が強くて結構トラブルに近い事起こしてるって聞いたが
>>809
それに関しては雑誌サイドの大人の事情込みって感じだったなあ
いくら人気があるとはいえ掲載の度に表紙ジャックレベルで
デカデカとあの絵が載ってたし
関係ない所にもちょくちょく顔出したり
雑誌の方がアカギ人気に依存してて切るに切れない状態だったっぽい
言ってしまえば需要と供給の一致が悪い方向に合致していて
共依存に近い状態だったのかも
無駄ヅモ全盛期の扱いもそんな感じだった
アレも贔屓・冷遇キャラがあからさまで媚びが露骨に見え隠れしてた
実在の政治家使っている分かなりタチ悪い部類だと思う WJにおけるワンピースレベルで近代麻雀の超看板だったよアカギ 若いころの才気で積み上げたピラミッドを老いた本人が崩してしまったようなもんだな
温帯は破滅するナリヌを書けなくなり、福本はアカギの若さと狂気は描けなくなった
ファンが付いてなければ打ち切られたんだろうけど
初期が傑作だったゆえに商売として成り立ってしまったんだよな >>807
萌キャラ優遇の仕方がズレすぎなの解る
本スレなんかでもこんなgdgdやって結局まともに死にもせず部下相手に耄碌コントやるより
悪役の見せ場として勝負に負けて死なせた方がよっぽど大物で居られたし生き返らせた事で格が落ちたろと言われつつ
最終回でモブヤクザにまで恐れ多いです鷲巣様とヘコヘコさせる所でページ割いてるのを見るにつけ
今の福本にとってこれが萌キャラの可愛がり方になってしまったんだろうなとも言われてた
黒沢にしても続編であんな不快な言動ばかりのガチクズにしてしまった癖して
作中でそのDQNっぷりや犯罪にちゃんとした制裁が喰らわせられる事が全くなく
悪事無関係に理不尽な差別受けてますブサイクやホームレスは可哀想だよねって描写だけは欠かさない辺り
福本的には今の黒沢にやらせてる事が読者から嫌われるような行為だと思ってないんじゃないかと嘆かれたりしてるし
老化というものは恐ろしい
前作だとあくまで空回りしてるだけで真面目で熱意はある前向きなキャラだったからファンからも好意的に見られてたのに
失敗して酷い目に遭って落ち込むって流れが
悪事に走った結果酷い目に遭いかけて被害者に逆ギレ(被害者側からも全面的に謝罪)って
旧作と続編で完全に真逆のノリが出来上がっちゃってるんだよな
ある意味鷲巣優遇よりよっぽど酷い >>810
雑誌サイドが止めさせてくれないのもあんまりいい事じゃないんだろうけど
そうだとしても鷲巣麻雀だけでこれだけ引っ張る理由にはならなかったと思うんだ
作品としてのアカギだけなら鷲巣麻雀終わって次に進めばよかった
ただ鷲巣推したいだけなら対戦後も生き残って活躍させたらよかった
実際終わらなかったのは、作品でもキャラとしての鷲巣でもなく
アカギと鷲巣の対戦そのもので、しかも20年間……
ドラゴンボールで言えば連載終了から超くらいまでの年月が経ってる >>814
鷲巣麻雀終わってから数話鷲巣無関係にアカギが旅してる話が挟まれて
その中で麻雀じゃないけど賭博場で無双するアカギの描写が普通に評判良かったんだよな
描こうと思えば1話で勝負描けるんじゃないかアカギのこういう格好いい勝負が見たかった
鷲巣出さなきゃまともになるんだなとか
それでも結局鷲巣を再登場させなきゃ気が済まないどころか最終回も大々的に鷲巣祭りでしめる辺り
本当に鷲巣マンセーを描かなきゃいけないというのが染み付いてるんだろうなもう カイジは引き延ばしはともかく「カイジ(ギャンブラー)はクズ」って一点はブレてないんだがな
黒沢とアカギはどこで歯止めが効かなくなったのか 鷲巣への怒りはわかるけどあまりにも長文すぎる
初見にもわかるように書く気が無いならもうワシズスレでやってとしか ドラゴンボールで言えば悟空がずーーーっとジャッキーチュンと試合してるみたいなかんじ? >>817
今のここでプレゼン求めてる方がおかしいと思うけど プレゼンしろとまでは言わないけど人に理解させる気あるのか疑う >>817
長文だから解りにくいとか意味が解らんが
アカギという作品の鷲巣というキャラが問題になってるのは
「初登場時は老いた狂気で生へ執着するあまり若者に嫉妬し手頃なカモを見つけては自分は金を出す代わりに
血液を賭けさせる採血麻雀を持ち掛けて何人も殺害してきた犯人キャラ
逮捕されかけてたのを大金バラ撒いて揉み消そうとしてたので悪徳刑事キャラがお前の力で鷲巣を殺してくれと
アカギに持ち掛けて来た」という流れが前提
上記が前提なので最初は当然悪役として扱われていた
そしてアカギという漫画は「天」という漫画のスピンオフ作品でありその中ではアカギは53歳で死んでいる
そんなアカギの19歳の頃の話だからアカギが負けない死なないのは最初から読者みんな解ってる状態だし
最後は資産の尽きた鷲巣が血液を賭けるも敗北し血を抜かれて死ぬのが想定される流れだった それなのに鷲巣のキャラが段々単なる面白爺さんみたいな扱いになり主人公のアカギよりも
鷲巣の描写ばかりされるように
そして血を抜かれた鷲巣は一度は死ぬも地獄の世界で鬼相手に無双するトイ地獄編を
1年以上かけて描いた(アカギの出番ゼロ)挙げ句結局息を吹き返して勝負続行
更に長々やった後勝負の最中に力尽きて再度死ぬも部下一同がもう鷲巣様の負けでいいから蘇生させろと泣いて頼み
金持って帰ってくれと言われ刑事達は喜んで金を持って行くも当のアカギは
こんなんじゃオレが勝ったとは言えないと勝ち金を放棄して立ち去る
アカギが帰った後で復活した鷲巣はアカギを倒すまでは死ねんといつまでも追い続ける描写をされ
最終回では折角のカラーページが掲載されるもアカギの姿は微塵にも描かれず鷲巣とその他キャラしか居なかった
ラストシーンも鷲巣が復活したのは見ていないアカギが何故か「会いたくないと思ってもこの先鷲巣に会ったりするかもな」
とか言って終了するし
アカギを追いかける道中モブのヤクザから崇め讃えさせる描写で何ページも使いアカギの描写より鷲巣の描写で最終回が使われて終わってしまったという流れ >>820
よく知らない作品の話なんて理解しづらくて当然だし
そういう人間に理解させるにはむしろ長文解説は必須だと思うんだけど
長文過ぎると理解できないってそっちの方がよっぽど理解しがたい発想
というかなんで知りもしない作品の話に首突っ込もうとするんだ
ここって萌え駄目作品が好きだった人達が嘆くスレじゃないのか 福本はなぁ…
カイジがブームになった時多くの人が
「福本作品は人生のバイブル」
とか言い出してたしそれに溺れて沈んでいったんだろうなぁ
同じく人生のバイブル扱いされやすい漫画の代表であるジョジョの荒木飛呂彦先生は萌え駄目とは縁無さそうだけど 単独作品の現状を嘆くスレではなく萌えだめスレなんだから作品知らない人でも「なるほどそれは萌え駄目だ」ってわかるプレゼンなり説明はいるんじゃないの
アカギが過去に俺屍2やゼスティリアやグインみたいに萌え駄目判定されてて何度もプレゼンしなくていいよって作品なら別だしそうだったらごめんだけど
で、だいたい萌え駄目作品が萌え駄目になる経緯は長いからプレゼンが長くなるのは必然なので長文読めないのは論外 >>821-822の解説はわかりやすかった
ありがとう
鷲巣麻雀が延々終わらないのは知ってたけどそこまで鷲巣メインになってたのは初耳でびっくりしたわ
読んでないと流れてくるのはまだ終わらないとか鷲巣のおもしろ言動ぐらいでその裏でアカギ放置とかあるの知らなかった >>802
範馬勇次郎の場合は後付けで強化されまくっているのが思い入れっぽく見える原因かも
今は武蔵がいるからわからんが少なくとも軽く小突いただけで恐竜ワンパンなのは確定 >>821>>822
説明ありがとう。分かりやすい
呆れる顛末だな。そんな話にするなら最初からその鷲巣っていう爺さんを主人公にすればよかったのに >>821 >>822
鷲巣は命を賭けた勝負をアカギにやらせるための敵ポジションだったんだろうな(強敵か噛ませかは置いておくとして)
アカギを死なせられないなら鷲巣出すなよ…
鷲巣は鷲巣で命を賭けた勝負に狂うキャラなら面白かっただろうに ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています