対策はまだなのか?


「はま寿司」“使用期限切れ”食材を客に提供 数年前から シール貼り替えて…
4/10(月) 20:04配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7bc614326993fecac8c2c420db64943f36d1dcd

回転寿司チェーンの「はま寿司」が、会社で独自に定めている「使用期限」を過ぎた食材を数年前から客に提供していたと発表しました。

街の人に聞くと…
「ショックですよね」
「(客に)だまって出していて『期限切れでした』となると、店の管理は大丈夫かなと」
「あまり子供たちには、そういうのは食べさせたくない」

今回、問題が発覚した店舗は、福島県郡山市にある「はま寿司 郡山堤店」です。
はま寿司では消費期限を超えない範囲で「使用期限」を定めていて、使用期限を過ぎた食材は廃棄するよう各店舗に指示しています。
しかし、郡山堤店では「使用期限切れ」の食材でも、目視で変色などの劣化が確認されなかったものについては期限を示すシールを貼り替えて使用していたということです。

はま寿司ではことし2月に内部告発があり、内部調査を実施しました。その結果、一部の従業員が、数年前から使用期限切れの食材を客に提供していたことがわかったということです。
その理由について、会社側は「当社の『使用期限』自体が、安全に保存できる時間に余裕をもって設定してあることから、一部の従業員の中で『多少の超過なら安全上も問題はない』との誤った認識があり、『食品ロスを削減したい』という考えで行いました」としています。

これについて、街の人は…
「生ものを扱っている店だからこそ、しっかり(衛生)管理はしてほしい」

この問題による健康被害は確認されていないということです。
はま寿司は「今回のルール不徹底は店舗の責任ということではなく、当社の運営そのものにも問題がある。
真摯に反省し、改善に向けた対策を講じる」とコメントしています。