決算は可もなく不可もなし。ここまで不安で押されてきたんだから、少しでも払拭されればこうなって当然だな。
この先の懸念材料は例の不正よりも、為替で上げた分をSOAの販管費がきっちり食っていることだ。
ただこれも、新型フォレスターとアセントを控えた時期だからとみる。これらがヒットすれば利益率は上がるだろう。
自己資本比率は向上しており、有利子負債の消滅は時間の問題だ。ただ、返済期限の関係で借金が減らず自己資本が増えているのだろう。
ほぼ無借金経営の超優良企業の配当利回りが4%。これが買われない方が不思議だ。チャートの形も地獄脱出を暗示しているように見える。
前回のデッドクロスから1年。2回の騙しを挟み、その期間を除いても9ヶ月ほど下げてきた。もう十分だろう。
次回の本決算に向けては、横ばいが続いているので、強力な新規成長戦略を示すか、株主還元の強化を提示する等が欲しい。