>>470
>そもそもだけど、なぜサイドカーブのピーク方向に動くという考えに至ったのか?
>そう考える理由とは何なのか?

そして >>471 の続きでもある。

・深いサイドカーブが誕生した事によって、体軸の傾きによってターン弧を調整したり、強い遠心力を得る事でスノーボードの滑り方は大きく変化した。

・しかし体軸の傾きによる荷重を行うライダーにとって、荷重ポイントとサイドカーブのピークとの不均衡は相変わらず燻ったままであった。
・そんな中でもアルペンボードに関しては、アングル角の前振りとナロー化が進み、以前は身体の正面に対して前後だった体軸の傾きは、次第に身体の左右方向へと変わっていった。

・ボードのアングル角の前振りとナロー化が進むと非対称ボードは益々イビツに変わり、一般のライダーにとっては扱いづらいボードとして次第に敬遠され、多くのライダーは対称ボードへと回帰。次第に対称ボードがアルペンの主流となっていった。

・対称ボードに乗った状態で、体軸の傾きが身体の正面に対して左右方向に変わると、荷重ポイント(サイドカーブのピーク)への荷重は多少の誤差はあるものの、以前の様な大きな問題では無くなっていた。
・荷重ポイントとの誤差に関しては、前後足の踏み込みによる加重の強弱によって調整する事で、結果的に両足に掛かる荷重は均等にする事が可能になった。

【補足】
対称ボードで体軸の傾きが身体の正面に対して左右方向の場合、バックサイドターンの場合は前足側に荷重が多く掛かる為、後足のかかとを強く加重(踏み込み)して、前後両足の荷重を均等に保つ。
逆にフロントサイドターンの場合は後足に荷重が多く掛かる為、前足のつま先を強く加重(踏み込み)して、同じく両足の荷重を均等に保つ。

また「なぜ両足を均等に保つか?」と言えば、片足よりも荷重されているエッジ上の距離が増え、ターン中の安定に繋がると思う。
ただしターン中やバーンや周りの状態の変化で、意図的に荷重バランスを不均等に変える事は当然ある。

以上が私(GO)の想定する「両足均等荷重」となります。