>>737
いいことなので抜粋

ニコラス・ミューラー
「ほとんどの動きを上半身がリードするから、いつでも柔軟に動ける状態をキープしている。ライディング中、ボディバランスが自然にとれている場合とそうじゃないときがあると思うけど、もし後者だとしたらもっと滑り込むべき。自分のライディングをイメージしたとき、
頭の中で視覚化した動きに自信を持てるかどうかが大事なんだ」
「フリーライディングしながらトリックをマスターしようと考えるんじゃなくて、フリーライディングは
滑り自体の質を高めるもの。トリックを覚えるのは二の次で、時間があるときに練習すればいい。
まずは、意のままにボードを操れるようにすることが先決なんだ」

トリック単体の動きを習得するために躍起となっているスノーボーダーが
多いのかもしれないが、前述したように、すべてはターンの延長線上にある。
それは、キッカーでのスピンだろうが、自然地形へヒットするときだろうが同じこと。
アプローチラインを活かしてトリックを繰り出すのだから、ターンの精度を高めることが
トリックを習得する近道とも言い換えられる。