>>216
>第三者の、誰ともわからない方が選任される不安はありますが

今は親族よりも専門職(弁護士や司法書士)の方が後見人に選出される割合が高いですよ。
10年以上前は、後見人は親族が選ばれるのが当たり前でした。しかし親族後見人による、被後見人預金の横領が相次いだため、最近は第3者が選出されることの方が多いそうです。

親族が選ばれるか第3者になるかの判断は、被後見人の資産金額とその内容が最も重要な要素となります。
おおよその基準として、1200万円以上の資産があれば第3者、それ以下ならば親族が選ばれることが多いそうです。
1200万円以上の資産があっても、その殆どが現金で且つ極端に大きな額でなければ(例えば3000万円位)、『成年後見支援信託』という制度を用いて親族が後見人をすることもあります。

因みに私の場合は、後見人候補を自分にし、姉と叔父の同意書も添付したうえで申立しました。それでも後見人は家裁が選んだ第3者の弁護士でしたw
家裁にその理由は尋ねませんでしたが、おそらくは被後見人(父)の資産の殆どが不動産で、金額換算すると億単位であったからだと思います。