魔法《逆さ湖月の夢呪い》:それを浴びた全ての事象を、例外なく『反転』する反射光を周囲に放つ魔法。効果範囲は魔力が届く限り全て。渦波は無限の魔力を持ち、どこまでも届くとされるので世界観規模。不老不死の生という概念を死に『反転』させることで復活効果を無効化することもできる即死魔法。自身をも巻き込んだ心中魔法。
作中では他に、その前段階の能力の時点で敵にぶつけることで対象の意識を反転させ気絶させたり、ぶつけた対象を消滅させたり、対象の感情・戦意を反転させ失わせたりしている。敵の魔法攻撃に当てた星の魔力の影響が術者本体に遡って術者を気絶させたこともあり、また対象の存在を抹消させる事も出来る。その他強化・回復・体調・平衡感覚・視界・触覚を『反転』できる。
全てを反転させるため、即死耐性×1の陽滝、消滅耐性×1・精神攻撃×11のティティーにも通用する。
存在抹消・即死×2・消滅×2・気絶攻撃・精神攻撃×11・五感喪失・体調悪化。
また、他者から受けた攻撃の対象を反転させて相手にぶつける等もしており、登場時点での全てのものを反射できる反射能力でもある。対象は物理攻撃の外、トルシオン・フィールドに書かれているものから不思議放射線を除いた各種攻撃に有効。
一度発動すれば任意で解除しない限り自身を中心に発動したままで、その状態でも他の能力を使用したり戦闘したりできる。
魔法《王□落土》:発動した空間を固定する魔法。8章時点の渦波を上回る空間操作能力を持つ陽滝の空間操作を完全に妨害した。世界規模の魔法と語られており、範囲は異世界全体である二次多元宇宙。また、使用中に相手に触れることでも効果を発動可能、転移等を封じることができる。
《ブラックシフト・オーバーライト・ライフ》:あらゆるものを『なかったこと』にする剣。対象の生きた時間を塗りつぶす攻撃だが、『改編』と語られているので壁上では考慮外か。
ラグネが作り出す透明の刃を見、あるいは認識することが出来る。その後、その時は見えていなかった陽滝の魔法の糸を後に視認・認識することが出来るようになったため、不可視視認(認識)×2(ディメンション等でも有効)
さらに、7章終了時時点では見えていない「赤い糸」を最終章ティアラの血流入後では視認可能→不可視視認×3
精神耐性×16のセルドラが、敵対を決意して尚身体が勝手に礼拝の姿勢を取りそうになり、目と心が潰れまいと直視を避けるしかないほど美しい輝く紫色の魔力を纏っている。
【長所】最強スレなら圧倒的な精神的弱さや勝負弱さを考慮する必要が無い所。
【短所】“全知ではない。全能ではない。”(地の文)  ただ不相応な役割を演技しているだけのこども
【戦法】トルシオン・フィールド→《逆さ湖月の夢呪い》→ディスタンスミュート→紫の糸→ディフォルト→物理攻撃の順に試す。遍在する相手には行動不能系攻撃を優先する。
自身より圧倒的に大きい相手にはディフォルトや《親愛なる一閃》などを利用してトルシオン・フィールドの範囲外に出ないようにする。
【備考】能力の使用回数は無限。