アルファラジュ爺「わぁぁぁぁんッ!」ポロポロ
水銀燈「よしよし、痛かったわねアルファラジュ爺くん。真紅には私からよーく言い聞かせておくわぁ。だから泣き止んで……?」
真紅「またそうやって私を悪者にして…水銀燈、貴方のやり方じゃいつまで経ってもギャハ爺くんのワガママは治らないわよ?」
水銀燈「何よ、私の教育方針が間違ってるとでも言うつもり?アルファラジュ爺くんはまだ赤ちゃんなんだから多少のワガママは仕方ないわぁ」
真紅「アルファラジュ爺くんは立派な大人よ!むしろもうおっさん(56)なのよ!?現実逃避はやめなさい!!」
水銀燈「身体は大人でも心がまだ子供なことだってあるわ!アルファラジュ爺くんにこれ以上無理させないで!」
真紅「無理って……ただおねしょを我慢するだけでしょう?そんなことも出来ずにおむつすら嫌がって迷惑をかける。そういう人間をなんて言うか知ってる?」
水銀燈「それは……」
真紅「社会のゴミよ、アルファラジュ爺くんは人間の世界のジャンクなのよ」
水銀燈「っ……この!」 パシィンッ!
アルファラジュ爺「あ……あぁ、マンマ……喧嘩しちゃヤーッ!ふええええん!」ワ-ッ
真紅「……今のは言い過ぎたのだわ。けれどこのままじゃいけない事は貴方も分かっているはずよ、これからどうするか考えておきなさい」
水銀燈「真紅……」ギリッ

アルファラジュ爺「マンマぁ!ごはん!!」
水銀燈「今哺乳瓶にヤクルトを移し替えてるわぁ。少し待っててくれる?」
アルファラジュ爺「やくるとやくると!乳酸菌!」キャッキャッ

「アルファラジュ爺くんは人間の世界のジャンクなのよ」なのよナノヨ…(エコー)
水銀燈「……アルファラジュ爺くん、ご飯の時間が終わったらママと一緒にお出かけするわよ」
アルファラジュ爺「わぁい!ママとおでかけ♡ 公園でお散歩がいい〜!」
水銀燈「遊びに行くんじゃないわぁ。ハローワークっていう場所でお仕事を探すのよ」
アルファラジュ爺「はろ…わ?」キョトン