少し前にテレ玉で愛の若草物語やっててその流れでこの作品も続けて見た(初視聴)んだが…
見終わって最初に感じたのは何というか、この作品は学園全体の物語で主人公らしい主人公がいない感じの作品だったんだな、ということ

メインの生徒はナン、ナット、ダンぐらいでその中でもダンが一番主役っぽいポジに思えた
主人公のナンは賑やかし的なポジでストーリーの中だとトミー辺りと同じぐらいの感じで、ナンにはもっと尺を割いてもよかった気がした
(というかナンがどんな経緯で学園に来たのかもちょっとボンヤリ気味に感じた)
ナットは後半になると空気気味になるし、不良からジョーとの関係を通じて更生していくダンがもっとも主役的立ち位置に見えた

もう一人の主役であるジョーは大人になって生徒を見守る存在として随分と完成されたキャラになってしまって
前作と比べるとやや物足りなさはあったが、機関車に乗ったナンを助けにいったり野球をしたり自転車に乗る辺りは
昔の元気のあるジョオを感じてちょっと嬉しかった

あとお話全体で見るとやや暗いというか重い話が多かった
ダン関係の話や火事の話、トミーの金が盗まれる話などはあまり見ていて楽しいとは思えなかったのと
ブルックさんの死は前作知ってるだけにショックだった(前作のキャラが少しだけど色々見れたりその後が知れたのはよかった)

最後に、見終わった後ちょっと調べたら最初の若草物語とこの作品との間にある「続若草物語」という作品を見たら
またこの作品の感じ方も変わってくるのかなと思ったりもしました