>>976
桃果と出会った頃のゆりは自己否定的な感情に支配されているんだよね

ゆり父のやっていることは家庭内暴力や性的虐待を複数掛け合わせた表現だから明確ではないけど、父性による「支配」なんだよね
助けてくれる母親も居ないし外からの支援や救済はないままひとり耐え続けてる
その言動を受け続けていると自己否定的な感情に支配されるけど、そこに現れたのが「あなたは美しいよ」って言い切って外の世界へ連れ出してくれた桃果だった
でも桃果が突然いなくなって自己肯定感が不安定なまま大人になってしまったゆりは、同じような「大人による支配」である非同意のsexの強要を苹果にしそうになった
同性愛や性的嗜好がどうかって次元の話ではないと思うな
ピングドラム全体で同じような構造が繰り返されてるのは呪いの連鎖を断ち切る=運命の乗り換えを行うって意味でもあるんじゃないかな

犬神家はおどろおどろしくて苦手だけど夏目冠葉がよく分かんないままだから見てみるかな