小説版の中巻読み終わった

こどもブロイラーといい滑車の仕掛けといいわざと共感しにくい作りにしてるのだろうか。
アニメでも思ったがよく警察の取り締まりに遭わずに滑車の仕掛けを作れたなぁ、とか突っ込みばかり思いつく。
桃果みたく多蕗を救いたいとも思わないので自分は薄情な方なのかもなぁ。

多蕗が桃果を過剰に救世主化しているのが独白で分かって
そこはまぁそうだよなぁ、と改めて納得した。
他者を喪失するのはある日突然なので結局のところ多蕗はそれが受け入れられないのだろな。

また、兄妹をどれだけ悲劇的に描いていても彼らの境遇に気持ちが入っていかないんだよな。

ゆり回はアニメ版の方が共感し易かったかなぁ、やっぱり音楽の力だろうか。

とうとう下巻か、寒くなる前に読み終えたら良いが。。。