★☆リボンの騎士☆★2
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手塚治虫生誕90周年を迎え、ブラジルの国民的漫画家もリボンの騎士を描いたりしているようですが…
このスレは昭和42年放送のアニメ版リボンの騎士専門ということでお願いします。
前スレ
★☆リボンの騎士☆★
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/ranime/1207369614/ 第25話「王様バンザイ!!」
もしかすると最終回のつもりで作ったのではないかという、区切りの回。
英語圏に輸出された「CHOPPY and the PRINCESS」の映画はここで終了している。
1999年の日テレの再放送は、ここで終わりにすればいいのに律儀に2クールの26話まで放送して打ち切り、「途中なのに!」と一部でブーイングになった。
冒頭、ガマーに殺されそうになるサファイヤの胸が妙に大きい。原作のなかよし版はどうかと見てみたら、漫画でも結構胸があるように描かれていた。薄着だからか。 >>52
それは御大ミスったな バレても、そこは中性っぽく見せてくれないと
今までのサファイヤの苦労は何やったのかと。 パイロット版を見られるところない?
昔1回だけ見た時は
「男の子っぽいサファイアの方がカワイイよなあ」
って思ったけど、今見るとまた違うかも。 >>54
下記でほんの少しだけ見れますが、クイックタイムかリアルプレーヤーが必要で、アンドロイドのスマホでは見れませんでした。
http://columbia.jp/dvd/mushipro/movie.html
下記、手塚治虫公式サイトでは、生まれる前のサファイヤしか見れませんでした。
http://tezukaosamu.net/jp/anime/100.html
私はパイロット版は上記で少し見ただけです。DVD-BOXにはパイロット版が特典として入っているようなので、買いたいのですが、そろそろブルーレイが出るのではないかという気もして、ブルーレイが出るとすればパイロット版も入ると思うので、迷っています。 >>53
アニメのサファイヤは、やんちゃな王子さまを目指していたようで、等身を下げ、子どもっぽく、中性的な少年という感じもありますね。
なかよし版のサファイヤはあえて女性的に描かれていて、中性的な感じはあまりしない気が…
手塚治虫は宝塚の娘役、淡島千景が珍しく男役を演じたの見て、女性らしい女性が男装をしているのにヒントを得て、リボンの騎士を着想したと何かで聞いた気がします。
なかよし版のサファイヤは絵的にそれを見事に表現した、奇跡的に魅力的なキャラと思います。 ウィキペディアにありました。
「手塚治虫の漫画『リボンの騎士』のサファイア王女は、
元々娘役である淡島が宝塚歌劇団在団中に数回男役を演じており(1948年1月の月組公演『ヴェネチヤ物語』における男装をするポーシャ姫役であろうと推定されている)、
娘役と男役に淡島が何度か入れ変わったことをモデルにした、
と淡島千景の大ファンだった手塚治虫本人が生前に(TBS「テレビ探偵団」第47回、1988年1月10日放送)語っている。」 第26話「雪の女王」
掟が変わってサファイヤも王女を名乗り、オープニングも歌詞付きの王女編になった。
曲のアレンジも変わり、とてもロマンチックな感じでありながら、結構激しいドラムスも入っていて、何度も聴きたくなる。
曲と映像のシンクロ率はインスト版(やインスト版のアレンジに歌詞を付けた幻の王子編)の方が高い。
冨田勲 手塚治虫作品音楽選集のライナーノートにあるように、インスト版のアレンジに合わせて映像が作られたようだ。(チンクが笛を吹きながらオモチャたちと歩いてるシーン、最初の所以外は笛の音がしなくてあれっ?てなった)
26話、王様一家は25話までにジュラルミンとナイロンにあれだけひどい目にあわされたのに、なぜまだ彼等を城においとくのか?
おかげでまたサファイヤがひどい目にあってるじゃないか。
日テレの再放送、サファイヤがひどい目にあってるまま終わって、トラウマになった子どももいるのでは… 日テレの再放送は酷かったね。
冨田勲の名曲のOPをちぎって勝手に短縮版にしていたし。
どうかんがえても著作権法違反だろうが。
広告をたくさんぶち込むためだったのだろうかな。
(セガのゲームマシンのCMの繰り返しが激しかった、途中から
ジャンヌダルクの映画の広告も入った)。
それでかどうかしらないか、26話分2クールで放送がやめになって
しまい、後をアンパンマンがとった。
25話は雪の女王の四話続く形式の第一話で、「めくら」になる
(目が目があけてらんない、目がみえない!)ということで、
きっとめくらの団体からテレビ局に抗議がいったのではという
説もあった。(OPの無断改ざんが原因説もあった。)
でもおそらくは視聴率が想定よりもうんと低かったのが
本当のところだろう。そのためか、本来なら再放送をする
時間帯にやたとニュース番組が割り込んでアニメのエピソードが
ながされないということが頻発した。自衛隊の戦闘機が送電線を
きった事件とか、ナンシーブラックマンとかいう外国航空会社の
乗務員が日本国内で水商売のバイトをしていて悪質な在日人に
殺害された事件だとか、そういうニュース報道が割り込むことが
多くなって、放送スケジュールがずれて、やなせたかし原作の
アンパンマンにとって変わられてしまったのだった。
VTRテープや漫画の単行本の売り上げを期待していたむきには
あてが外れたというべきだろう。 >25話は雪の女王の四話続く形式の第一話で、
訂正「26話は」の誤り。 >>60
著作権ってw
放送権利買ってる時点編集権は日テレにあるわけで。
その理屈やと差別的音声カットや予告カットとかでけへんで。 >>59
パイロット版のリンク、ありがとうございます。動いている映像を通しで見たのは初めてです。
リボンの騎士の企画書に
「テレビまんが「リボンの騎士」の制作は,昨年夏に着手されました。この虫プロ第5作の制作には,手塚治虫自身異常な情熱を燃やし,自らチーフデイレクターの任に当り,筋立て,作画,カツト割り,彩色に至るアニメーシヨンの全工程すべてに目を通すという熱の入れ方で、
昨年11月にまずパイロツト版が完成しました」とあります。
これを読んで、勝手に「すばらしい出来に違いない」と思いこんで、期待が大き過ぎたのか、実際に見たら、いまいちな感じでした。
まず、絵が受け付けない。外国人が日本の漫画を模写したような、一種独特の違和感があります。
手塚治虫のキャラは、手塚治虫以外の人が描くと別物になってしまいますが、特にそれを感じました。 >>60
「手塚治虫というビッグネームに期待したが視聴率が取れなかった。ビデオや本が売れなかったと」いうパターンは、それこそ、アニメのリボンの騎士の本放送の頃から繰り返されている感じがしますね。
手塚治虫は、藤子不二雄や石森章太郎がデビュー前に憧れていた頃が最盛期で、その後は「あの手塚治虫の」という鳴り物入りで始まったものの、いまいちな結果で終わるというパターンが多い気が…
「ブラックジャック」は逆パターンで、連載開始当時「過去の人」になりつつあった手塚治虫が再評価された感じでしょうか。 >>64
大雑把にしか物事を捉えん方やわね
もう少しマンガやアニメの歴史を勉強しなさい
そんな単純なもんやない
ちなみにベタやけど火の鳥はエエで。 >>65
私は手塚治虫の漫画で、リボンの騎士は手塚治虫漫画全集のなかよし版を40年前に、少女クラブ版、双子の騎士は30年ほど前に買い、最近、それぞれの復刻版も買って、特になかよし版のサファイヤの絵が好きです。
が、正直、手塚治虫の他の作品はごく一部しか読んでいません。
ですので、私は手塚治虫について何も分かっておらず、おっしゃるとおり、そんなに単純なものではないのでしょう。手塚治虫や手塚治虫のファンに大変失礼な発言でした。申し訳ございません。
火の鳥は未来編の一部を読んだことがあるだけなので、機会があれば読んでみたいです。
火の鳥2772のアニメは一度見たことがありますが、リボンの騎士の穴見和子(中村和子)も作画等に関わっていて、オルガは良いと思います。 放送権を買っていたとしても、
勝手に音楽の著作物をショートバージョンを作ったりすることは
別途に音楽の著者との合意がなければできませんよ。
著者人格権というものがあるのです。
仮に権利を買い取っていたとしても、
無断では内容を変えてしまったり、
作品の性格を変えることは出来ません。 >>64
ブラックジャック、再評価つか当時の編集長カベさんが
御大に対して、お疲れさまでしたって意味合いでやったもの
(業界では手塚自身落ち目的評価あだったはず)
いつでも切れるように1話形式の連載
それがたまたま当たったw
>>67
なら合意してたんちゃうん? 第27話「急げ!!黒雲島」
いつもなら後のキャシャーンや燃えろアタックにもつながる納谷悟朗の名調子で始まるところ、音楽と前回の映像のみがしばらく流れた後、サファイヤの二言三言のモノローグでさり気なく前回のお話をプレイバック。
メフィストとへケートの父娘漫才は今回も面白い。
海賊ブラッドはとてもいい声。
人魚の歌声から正気に戻すため、目の痛みをこらえて?パッチリ目を開けて笑顔で踊るピンクのドレスのサファイヤ。ふしぎなカガミも一押しの美少女、サファイヤでなければできない芸当。 >>68
お疲れさま的なものだったんですね。
ブラックジャックにはサファイヤも何回かゲスト出演していますが、子どもたちを助けるために焼死してしまう幼稚園の先生役が印象的です。 壁村氏は部数が低迷していたチャンピオンを建て直すために、
まず読み切りではない長編連載形式の作品をどんどんやめて、
毎話読み切り形式に切り替えた。これのメリットは、長編連載だと
途中から新しい読者になったとしても、話が連載の途中からなので
そこまでの経緯を知らないからわけがわからないなどということが
無くなること。あといつでも連載をきってしまえる事があげられるだろう。
長期連載の作品を打ち切ると、それでも一応ある程度の読者がいたと
すれば、尻切れトンボでお終いになってしまわないためには、
まだある程度3−4回程度連載を続けて話に形だけのけりを
つけさせてやる必要が出てくるからだ。ところが毎話読み切り形式
なら、いきなり打ち切っても話が尻切れトンボでという問題はない。 >>71
ブラックジャックが読み切りなのは、少年チャンピオン建て直しの一環でもあったんですね。何が幸いするか分からないものです。
歯医者の待合室にチャンピオンが置いてあって、まず、ブラックジャックを読んでました。
ブラックジャック以降、手塚治虫は少年チャンピオンの連載が多かった気がします。
チャンピオンの秋田書店つながりで、手塚治虫といえば秋田書店のサンデーコミックスも印象深いです。
私は40年前にリボンの騎士が好きになって他の手塚治虫作品にも興味を持ち、サンデーコミックスでは、どろろ、マグマ大使、バンパイヤを読みました。
どろろといえば新作のテレビアニメになるようですね。
どろろは本当は女の子だったというのがリボンの騎士のサファイヤと同じですね。どろろはサファイヤのような美少女ではありませんが… サンデーコミックスは
小学館のサンデーとは別ですか >>73
小学館の少年サンデーコミックスとは別に、秋田書店のサンデーコミックスというのがありまして、ウィキペディアから引用しますと…
「1966年7月から刊行が開始された。
日本でのB6判あるいはB6変形判寸法による新書単行本レーベルの先駆的存在である。
レーベル名は秋田書店が出していた新書「サンデー新書」を継いだもの。
小学館の少年サンデーコミックスとの区別のため「秋田サンデーコミックス」という通称が使用される場合がある」
手塚治虫や石ノ森 章太郎等、巨匠の過去の作品も単行本化され、リアルタイムではない世代にはありがたいものでした。 もっと言うと昔は単行本出さなくても出版社は儲かってた。
なので単行本あっても他社から出てたモノもあった。
でもそれがおいしいって分かったから自社で出版するようになった
まあ時代的には石ノ森やのうて石森やけどなw幻魔大戦とか買うたな。
ちなゴルゴ13の単行本出すために作ったリイド社なんてのもある 第28話「鉄獅子」
冒頭、納谷悟朗の名調子にも磨きがかかり、燃えろアタックかと思った。
それとは裏腹に、本編は( ゚д゚)ポカーンの連続の残念な出来。本当に辻真先脚本か?
前回、サファイヤが唐突に踊りだしたのも( ゚д゚)ポカーンだったが、サファイヤが可愛いのですべて許せた。
今回はサファイヤの作画が可愛くない上に、クールランド兵士を大量虐殺。累々たる死体を前に涙を流したので、古代進のように「必要なのは殺し合うことじゃない。愛し合うことだった」とか言うのかと思ったら、いなくなったチンクを心配するだけだった。
カマリアレイがいたら「なんてなさけない子だろう」と言いそうだが、「殺らなければ殺られるんだ。戦争なんだよ!」と言い返すだろうか。
クールランドは独裁、大量破壊兵器開発、密告社会、拉致して強制労働、脱落者は公開処刑と、どこかの国の今と重なり、これは予言アニメなのかも…
クールランド兵士を大量虐殺するサファイヤは某大統領の未来の姿か? >>75
リイド社はさいとう・プロが作ったんですね。知りませんでした。
さいとう・たかをといえば劇画、手塚治虫も劇画に対抗意識があったようで、アポロの歌は「劇画ふうにタッチかえ」とあとがきに書かれているようです。冒頭をネットで無料立ち読みしたら面白そうでした。 サファイヤは自分を殺そうとしたガマーを介抱する優しい娘だった。
28話ではシルバーランドを守るためとはいえ、クールランド兵士をたくさん殺しているように見える。
何か、納得いかない。
アニメのリボンの騎士は、後半、テコ入れのため、劇作家に監修を依頼したりしていたようだが、クールランド編やX連合との戦いで、戦争ものみたいになってしまったのは失敗だったのではないか。 サファイヤが人を殺したと思いたくないので、回避理由を考えてみました。
1.クールランド兵士はクローン人間だった。
クールランド兵士は全員同じ顔です。クールランドのバイオテクノロジーが作り上げたクローン人間なので、人殺しではありません。
じゃあ、クローン人間は殺していいのかという、ノーベル文学賞作家の小説にも通じるテーマが…
2.クールランド兵士は機械化人だった。
雪の女王ツララは、女王プロメシュームと声が同じです。実はクールランドは機械化母星、惑星メーテルから時空を越えてシルバーランドを侵略に来たのです。
機械化人って、もともと人間じゃないかよ!
3.クールランド兵士はロボットだった。
クールランド兵士は全員同じ顔です。クールランドのロボット工学が作り上げたロボットなので、人殺しではありません。
じゃあ、鉄腕アトムも壊していいのか?
4.クールランド兵士は負傷しただけで死んでいない。
サファイヤは弓矢の名手です。足止めするために足を狙って矢を射っているので、死んでいません。
サファイヤは人を殺してなかった。よかったよかった。 リボンの騎士というタイトルは、美しい少女が男装の騎士を演じる漫画のタイトルとしてとてもセンスが良いと思うが、実際に仮面の騎士がリボンの騎士と名乗ると、とたんにダサく感じてしまう。
元々、作品世界を象徴的に表すタイトルであって、当初は仮面の騎士の名前ではなかったのでは… OPに歌が入った時から、まだ「リボンの騎士」は本編中では登場していないのだが、
前川陽子が「リボンの騎士はぁ〜、ホンとはホンとは、私なのさぁ〜」と歌って
ネタばらしをしていたわけでありまして。
原作漫画を読んだことがなかった本放送あるは放送をはじめて観た人は、
「リボンの騎士」という番組は、主人公が帽子に大きなリボンを付けて
いるから、そういう番組のタイトルになっているんだなと、当然のようn
勘違いする仕掛けになっていたのです。そうして、放送2クールめの終わり頃
になって、やっと(国家反逆罪の囚人サファイアが扮装している)
怪人「リボンの騎士」なるものが登場してきて、自分はリボンの騎士だ、
などと偽名を名乗るわけなんです。そこではじめて、視聴者は、題名の持つ
意味がサファイア王子の帽子のリボンのことではなかったのかもしれないと
それまでの自分の考えていた世界観が崩れて自信喪失に突き落とされる。
ああ、明日からは何を信じて生きていけばいいというのか。 >>77
手塚はやっかみな神様だからなw
後に青年マンガに移行したのも劇画のそれだし
大友克洋の絵に対しても「あれぐらいなら描ける」と言ってたほど 第29話「雪の女王の最後」
にせサファイヤが古井戸に落ちてサファイヤの一言。「死んだわ」
助けんのかい!と思いつつ、落ちたら確実に死ぬレベルの井戸なのか?
サファイヤの男の心を取るためにメフィストがサファイヤとへケートを寝かせているところへチンクが!
カゲラの回と全く同じパターンで、繰り返しギャグかと… デジャブーというやつじゃな。
雪の女王の圧政に蜂起した民衆の描写。どこかの国も近い将来、こうなるのか。
王様一家はさわやかな笑顔でシルバーランド城へ帰還する。うろたえるジュラルミンとナイロン。ついこのあいだの25話のラストのようで、今回2回目のデジャブー。 >>81
タイトルになってるのになかなか出てこないダンガードAのようですよね。
ただ、アニメの仮面騎士はダサ過ぎる気がして…
仮面騎士は原作漫画(なかよし版)のようにほんの少しの出番にした方が良かったのでは… >>82
大友克洋の絵はうまいかもしれないが女の子が可愛くない。
手塚治虫の絵は女の子が可愛い。
この差は大きい。個人的趣味ですが… >>85
いや 個人的でもない 何故なら他人の俺も同意見やからや
所でレビューを書き込んでる方はいっそのこと第一話からやったらどうか?
まあ どっちでもエエですが。 >>86
85ですがありがとうございます。
私は手塚治虫の作品は全体の一部しか読んでませんが、その中で、なかよし版のサファイヤが1番可愛いと思います。
他にも可愛い女の子がたくさんいて、
へケート「リボンの騎士」
ビオレッタ「双子の騎士」
ルーナ「エンゼルの丘」
メルモ「ふしぎなメルモ」
ウラン「鉄腕アトム」
ピノコ「ブラック・ジャック」
エミヤ「プライム・ローズ」
ランプの精「こじき姫ルンペネラ」
みんな可愛い。読んでない作品にも可愛い女の子がいっぱいいることでしょう。 >>86
第19話から、アニメのリボンの騎士を見て思ったことを書いてました。読んでくれてる人がいたのかと、とても嬉しいです。早速、第1話を見て思ったことを書いてみました。
第1話「王子と天使」
手塚治虫演出。パイロット版の月岡貞夫も演出に名を連ね、パイロット版の映像も少し流用されている。
サファイヤは女の子だが男の心も持ってることを強調するためか、企画書どおり、やんちゃな王子さま的キャラで、なかよし版の可憐で乙女なサファイヤのファンとしては残念。
が、Bパートの赤ずきんサファイヤは非常に可愛く、この可愛い少女が剣をとって巨大な狼と戦う姿にはある種のセンスオブワンダーを感じる。
1986年頃、宮崎駿が「セーラー服が機関銃を持って戦うようなアニメは駄目なんです」と言ったが、その発言の20年ほど前に既に赤ずきんが剣をとって戦うアニメを創っていた手塚治虫に敬意を評したい。
ナイロンが、失敗した殺し屋を叱責する声が低目でショッカー首領っぽかったり、仮面ライダーがサイクロンで垂直なビルの壁を登るように、サファイヤがオパールで垂直な城の壁を登ったり、仮面ライダー好きに話したいネタもあった。 >>86
個人的な意見が2つあるだけやんw
絵の方向性が違うから同列で語るには無理筋かな?と個人的に思ったり >>89
大友克洋の作品は童夢とアニメのAKIRAを見ました。あらためて童夢の悦子の絵をネットで見たら、結構可愛いかもと思ってしまいました。さるとびエッちゃんから来てると知ったのも好印象。
手塚治虫の漫画的な絵と大友克洋の一見写実的?な絵は確かに同列では語れないかも… >>88
チンクは天国から地上に降りて12年も
さ迷ってたのね‥‥ >>91
チンクも身から出た錆とはいえ、苦労してますよね。
原作少女クラブ版では、サファイヤが生まれる前に神様はチンクをサファイヤの国におとし、すぐにでも男の心をとらせるつもりでしたが、チンクがお城へなかなか近づけなかった(勝手に入ったら不法侵入と主張した)ため、12年も経ってしまいました。 >>63
パイロット版、もう一回見たら、作画、良いカットも結構ありました。失礼しました。 第2話「魔王登場の巻」
の巻と付くのは他に第3話「武術大会の巻」、第22話「たいかん式の巻」、第27話「急げ!!黒雲島の巻」があるが、なぜかは不明。
脚本は第1話から引き続き、主題歌の作詞も手がけた能加平。全52話中、30本も執筆している。リボンの騎士のLPレコードでドラマ部分の脚本を書いた平見修ニと同じ人のよう。手塚治虫アニメ選集6では1話から数話の脚本が手塚治虫となっているが、これは間違いだろう。
メフィスト・へケート父娘の初登場回だが、へケートのテーマ、白鳥の湖のメロディーはまだ使われていない。
が、父娘漫才とサファイヤの心をとろうとするとチンクが!というパターンは今回から、というか、パイロット版からあった。今回もパイロット版から亡霊怪獣シーボーズ?のカットが流用されている。
メフィストの声は伴大造と同じで、高笑いする親ばかキャラが共通している。35年も前に亡くなっていたと知ってびっくり。
アニメ版はサファイヤが少年っぽくなったのとは逆に、へケートは原作の勝ち気で男まさりなキャラから優しい少女らしいキャラになった。
メフィストはサファイヤの男の心で娘を強くして魔法大学に入れ、大魔女にしようとしている。当時激化したと思われる受験戦争を意識したものか。
少女クラブ版がサファイヤの女の心で娘を女らしくしようとしていたのとは正反対だが、考えてみれば、悪魔なのだから女らしさを目指すより、男の心を身に着けようとする方が説得力はある。
なかよし版はヘル夫人がゴールドランド乗っ取りのためにへケートを女らしくしてフランツの妃に…というような、また違った設定。 95>>
その画は、雑誌誌面に載っているのと同じだろうか?
昭和42年にチャリティオークションということは、
テレビでリボン騎士をやっていたのと時期が前後あるいは
同じ時期だな。単行本でカットするからチャリティに出して
しまうというようなものなんだろうか? もしや、少女フレンド版も代筆であったことと不人気評判が悪かった以外にも、
その後に原稿を散逸させてしまっていたりなどしたのだろうか、それで
なのだろうか、単行本には一度もならず、誌面からの復刻もされていない。
でも、あなたは観てみたいはずだ、あるいは当時読んだ人は読みたいとは
思わんかね。いまならコンビニの単行本1冊にも満たない頁数だったと思うが。 第3話「武術大会の巻」
演出は富野喜幸。バロンとサファイヤの関係はランバ・ラルとアムロのよう。
バロン「うぬぼれるなよ小僧!お前はアキメクラだ」
サファイヤ「負け惜しみを!」
ランバ・ラル「うぬぼれるなよ小僧!そのモビルスーツの性能のおかげだということを忘れるな!」
アムロ「負け惜しみを!」
(セリフはうろ覚え、あるい空耳)
その他のガンダムねた
・サファイヤはカブトをかぶらない→シャアはノーマルスーツをあまり着ない
・バロンのライバル声が星一徹(昨日見たのに名前が思い出せない)の額の傷(セリフではそう言ってるが絵では顔を横断)→シャアの額の傷
・バロンの開閉式シールド→ビームシールド
・誰かガンダムハンマーみたいなの使ってた。
ガンダム最終回でアムロとシャアがフェンシングの剣で戦うのもリボンの騎士がルーツ? >>96
後で復刊ドットコムのなかよしオリジナル版で確認したいです。 >>97
私も読んでみたくて、国会図書館で当時の少女フレンドを借りて読みました。
25年ほど前ですが、コピーもできました。 >>96
復刊ドットコムのなかよしオリジナル版で確認したところ、2色カラーになってました。
http://imepic.jp/20180411/818030 第4話「踊れフランツ」
フランツとブラッド初登場。役者がそろい、サファイヤを中心にした相関図が書けそう。ブラッドはジュラルミンにおじぎをしなかった罪で囚人となっており、フランツの兄ではないようだ。
フランツは手塚治虫スターシステムでロックがキャスティングされており、アランドロンファンの穴見和子の意向が反映されているとかいないとか…後に手塚治虫は「失敗だったかも」と言っているが…
虫プロ常務の穴見薫は1966年12月に亡くなっており、1967年4月のリボンの騎士放映開始を控えながら夫に先立たれた穴見和子の心中を推しはかれるものではないが、そのような激動の中でアニメ版リボンの騎士が生まれていたとは、つい最近まで知らなかった。
フランツに初めて会った時のサファイヤの表情。赤い糸で結ばれている人に会った時の表情としてさり気なくて良い感じ。ナイロンの気配を察してすぐ席を離れるのがサファイヤらしい。
そして、前スレでも書き込みがあったが、ラストシーンもとても良い感じ。夕陽の中で再会を約束して別れる2人。名シーンは名演出(富野喜幸)によって生まれるものか。 リボンの騎士の「騎士の掟」というエピソードは、
黒い騎士が夫を失って一人で息子を育てていた某女性アニメーターを
比喩したものであると読み解けば意味深な回である。バラの香水
(プライムローズ)を普段つけていたということもモデルの事実と符合する。
ちなみに手恷。虫の漫画でプライムローズというのがあるし、
W3のアニメの中にも国際女スパイでバラの香水を匂わせているという
のが出てくるなど(もちろんアニメだから匂いが視聴者にとどくわけ
ではないのだが)、いかにもみな関係者にだけわかる楽屋落ちを
やっていたんじゃないのと思わざるをえない。Nさんをいじって遊んでる感じ。
美人はみんなが気にするから、ヒルダはみんなをバラバラにする。
ああ、そういえばもしかするとヒルダも >>104
三つ目がとおるの和登さんのモデルと知ったばかりでしたが、プライム・ローズもNさんの香水から来てたかもなんですね。 第5話「怪物の谷」
原作少女クラブ版の巻頭言やアニメ版の企画書にあるとおり、世界の昔話等はリボンの騎士に欠かせない要素だ。
第1話は童話の赤ずきんが入っていたが、今回は昔話のセオリーにのっとった、ロールプレイングゲーム的なお話になっている。
時代は第一次怪獣ブームで、パイロット版及び第2話のシーボーズ?、第1話の巨大化する狼に続いて、怪獣のような怪物が登場する。
倒した火の怪物の頭から尻尾の先までサファイヤが歩くのをフォローパンで追ったカットは怪物の巨大さが感じられて秀逸。
演出の坂口尚三は漫画家でもあった坂口尚で、没後、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞している。あらためて、アニメ版リボンの騎士のスタッフは豪華… ブラジルの国民的漫画家がリボンの騎士を描く予定のTEZUKA MIX、創刊見合せだそうです。残念。
http://tezukamix.net 第6話「コビトと巨人」
冒頭、チンクが小舟で遊んでるシーンで
流れる歌は、懐かしのミュージッククリップでは「チンクのうた」となってるが貴家堂子なのか?声が違う気もするが…
♪3つの願いをかなえてくれる魔法の鬼がいるそうな
と今回のすじが入っている。
今回、
・アラビアンナイト、ランプの精
・ガリバー旅行記、小人の国と巨人の国
・ジャックと豆の木
がネタになってるようだが、他にもあるかもしれない。
願いをかなえてくれるという巨人に、願いは自分でかなえるというサファイヤ。
えらすぎる!地球の平和は地球人が自分達でつかみとってこそ価値があると言ったゾフィーのようだ。
演出の赤堀幹治はジャングル大帝の原画に名前があり、リボンの騎士初期のチーフディレクターに抜擢されたようだが、私の乏しい知識では詳細不明。
手塚治虫アニメ選集6ではリボンの騎士の作画監督 赤堀幹治となっており、穴見和子の名前がない。この本を見た人はリボンの騎士の作画監督=赤堀幹治と覚えてしまったのではないか? https://twitter.com/tezukamix
TEZUKA MIXってどういうものになるはずだったんだろうかな? あの歌は、往年の青少年向けアイドル歌手だった本間千代子が歌ってるはず。
「。。チンクの願いを叶えてくれる、。。。♪」。 >>110
情報ありがとうございます。
ウィキペディアに本間千代子について
「小学校に通うようになってからは「みすず児童合唱団」で歌の勉強を続ける。先生はやがて姉の夫となる当時高校3年生であった冨田勲であった」
とあり、冨田勲とつながりました。 >>109
漫画界の巨匠、手塚治虫の生誕90年を記念して、
国内外の漫画家が手塚の作品を描く雑誌が今春、創刊される。
目玉は映画「ローマの休日」のストーリーを下地に手塚の名作「リボンの騎士」を重ねていく漫画の新連載。絵は手塚と親交があったブラジルの国民的漫画家、マウリシオ・デソウザ氏(82)が描く」
というもののようです。
マコとルミとチイのルミも
「今しばらくお待ち下さい」とツイートしているので、延期なのかも…
https://mobile.twitter.com/musicrobita/status/981818801388793856 リボンの騎士の作者
手塚治虫のふりがなとして正しいものに○を付けてください。
1. てずか おさむ( )
2. てつか おさむ( )
3. てづか おさむ( ) 第7話「のろいの白鳥」
チャイコフスキーの白鳥の湖がBGMの回。へケート登場時に使われた旋律は、以降、へケートのテーマとして使われた。
へケートの声は荘司美代子、白石冬美、武藤礼子、栗葉子のダブルキャストならぬ4人キャストの内、今回はパイロット版でサファイヤを演じた白石冬美。パイロット版のへケートは沢田和子?
少女クラブ版初の単行本、講談社の漫画文庫の作者のことばで手塚治虫が
「白鳥にかえられた王女さま、下界におりたかわいい天子の子、空をとぶ金の船、ふしぎな魔法つかい…こういったおとぎ話は世界じゅうどこの国にもあるようです」
と書いているように、白鳥にかえられた王女さまというモチーフはリボンの騎士の構想時から意識していたようだ。
チャイコフスキーのバレエ音楽、白鳥の湖は童話「奪われたヴェール」を元に構想されたとのことで、元ネタを追っていくとキリがないが、白鳥にかえられた少女という部分で今回、白鳥の湖がBGMとして効果的に使われている。
原作漫画では白鳥になるのはサファイヤだが、アニメではガリゴリの娘マリ。話がそれるがなかよしオリジナル版のバレリーナのような白鳥サファイヤはすばらしい。
目の前の白鳥がマリと分かったサファイヤの一言。
「びっくりしたなぁ、もう」
当時の流行語、てんぷくトリオ三波伸介の当たりギャグだ。
演出の上梨満雄はうる星やつらやクリィミーマミのスタジオぴえろの創設者の1人と知った私は「びっくりしたなぁ、もう」である。 >>114
1. てずか おさむ(○)
2. てつか おさむ(○)
3. てづか おさむ(○)
少女クラブ版連載第1〜3回は「てずかおさむ」と表記されている。
第4回は作者名の記載がなく、第5回と思われる別冊付録はふりがながふっていない。
第6回からは「てつかおさむ」と、にごらなくなった。
1953年(昭和28年)7月号とじこみのしおりは「てづかおさむ」になっている。
なかよし版連載時は「てつかおさむ」
現在は一般的に「てづかおさむ」
連載時リアルタイムの60代70代の人は「てつかおさむ」と覚えていそう… >>116
少女クラブ版連載第1&12316;3回は ☓
少女クラブ版連載第1から第3回は ○
第4回は作者名の記載がなく、☓
第4回は赤い背景に赤い字で読めず、○ リボンの騎士のヒロインの名前は?
1. サファイヤ
2. サファイア
3. Sir Fire >>118
‥‥‥分かった! なかよしでのヘケートやな? ピンポン!正解です。
ヒロインとは女性の重要人物という意味もあり、へケートはまさに重要。それになかよし版のへケートは超かわいい❤ >>118
1. サファイヤ ○
2. サファイア ○
3. Sir Fire○?
少女クラブ版はサファイヤ、なかよし版は連載時及びなかよしコミックス、別冊少女フレンド増刊ではサファイヤ。
アニメ版もサファイヤ。
昭和44年に発行されたゴールデンコミックス手塚治虫全集に収録されたなかよし版でサファイヤ→サファイアに変更され、以後、なかよし版はサファイアに統一されたとのこと。
現在、一般的にはサファイアと表記されることが多いようだ。
手塚治虫アニメ選集6に英語版の台本が載っていて、Sir Fireと書いてあるが、Sirは男性の敬称で、Fireという名前なのか?この本はアニメ版の本なのになぜかサファイアと表記されている。 フランツ王子が女装して結婚すれば良かったのに
ロック顔はよく女装してるからな 第8話「幻の馬」
チンクが見る夢はパイロット版の天国の映像。
パイロット版はチンクの声が異なり、実際の子役?なのか悪ガキ感があったが、タラちゃんの声だといい子すぎる感じもする。
地上に降りてからのチンクは改心したのか(12年もサファイヤをさがして苦労したし)、いい子なので問題ないが…
天馬さんが空かける映像はなめらかな動きですばらしい。
ラストシーン、サファイヤのセリフ
「幸福は天馬が運んでくるんじゃなくて僕の力でつくるものなんだ」
えらい!今回もゾフィーのようなことを言っている。
今回、脚本は能加平に変わって内山順一郎という人で、怪獣王子の脚本も書いたようだが詳細は不明。
演出の瀬山義文はジャングル大帝でも演出を担当した。辻真先のホームページに写真が載っていて、既に故人のようだ。アニメ版リボンの騎士のスタッフも今は亡くなられた方が多い。 >>123
ジャングル大帝と言えば関西では
平成版の再放送が先日終わりました
感想としては「うーん 真面目」でしたな
個人的には同じ真面目さでも昭和版が良かった
新しい方は綺麗事言い過ぎで共感出来ない
古い方は、まだドタバタ感があって楽しかった。 >>122
フランツは男だけど女の心も持ってるという設定にして、普段女装してるけど実は男の子みたいなものでもアニメ版のロック顔ならできそうですね。少女クラブ版やなかよし版のフランツだと女装は似合いませんが… >>124
平成元年放送のジャングル大帝は本放送で見たきりですが、レオが他の動物を「殺したい」という衝動を抑えようとするシーンがあった気がして印象に残っています。
脚本の平見瞠はリボンの騎士の能加平こと平見修ニと関係あるのかと検索しましたが分かりませんでした。珍しい苗字なので…
昭和40年放送のジャングル大帝は40年ほど前の再放送で見たきりですが、音楽の冨田勲、声優の太田淑子等、アニメ版リボンの騎士と共通していて、また見てみたいです。 昭和40年放送のジャングル大帝は40年ほど前の再放送で見たきりですが、音楽の冨田勲、声優の太田淑子等、アニメ版リボンの騎士と共通していて、また見てみたいです。
DVD-BOXをぜひかいませう >>127
ジャングル大帝52話と進めレオ26話、合わせて78話も入って14,000円…1話あたり180円…
リボンの騎士はブルーレイが出たら買いたいですが、ジャングル大帝はリボンの騎士ほど思い入れがないので、DVDを買いたい気もしますが…
40年ほど前、本当はリボンの騎士のカセットテープが買いたいのにジャングル大帝のカセットテープを買ったり、
本当はリボンの騎士のキャラクター設定書が買いたいのにジャングル大帝のキャラクター設定書を買った記憶が蘇ります。
なぜそんなことをしたのかと言うと、当時小学5年生の男の子だった私は、リボンの騎士は女の子向けという周囲の視線を気にして、つい、男の子向けのジャングル大帝を買ってしまったのです。
カセットテープの方は後に同内容のLPレコードを買えましたが、虫プロ発行のキャラクター設定書は未だに入手できておらず、後悔先に立たずです。 第9話「こわされた人形」
脚本は能加平 演出は富野喜幸
「この国にはまだまだデタラメな掟がいっぱいあるんだ」
ラストシーンのサファイヤのセリフが、今回のお話を一言でまとめている。
悪魔除けの人形をこわした者は死刑という、それこそデタラメな掟に異を唱え、人形をこわしたサファイヤ。掟により死刑台へ。
「チンク、リボンの騎士も長くなかったね」という迷セリフを残して死刑執行されそうになるが、死刑執行人の息子により縄をとかれる。
サファイヤを殺されては男の心がとれないとメフィストが現れ、
サファイヤはガンダムハンマー?やヒートホーク?でメフィストに応戦するが、メフィストにはきかない。そこへ、いつものパターンでチンクが! メフィストはいつものように逃げてゆく。
「悪魔除けの人形は悪魔にきかなかった。あの人形はインチキだったんだな。こんなに面白いことはない。ジュラルミン、面白かったら笑え!」
可憐な乙女とはほど遠いが、男の心がそうさせていると思うことにしよう。
リボンの騎士は、女性は王位につけないという因習にとらわれた国を舞台に、一人の王女が因習を打破する物語といえるかもしれないが、今回のお話は、因習に異を唱えて勝利する点で今後の展開を予感させる。
男性社会に対する女性の反撃?を男性である手塚治虫が描いているのは興味深い。真の意味での男女平等、男の心、女の心、それぞれの長所、短所を認めながら、平等に…というようなメッセージなのかもしれない。 昨日カラオケでリボンの騎士を歌いました。
DAMですが、ナレーションも表示され、イントロが短いバージョンでした。
歌詞は王子編が2回繰り返され、アニメ映像は出なくて残念。
DAMとも録音も結構公開されています。
https://www.clubdam.com/app/damtomo/SP/leaf/SongLeaf.do?contentsId=2811950 >>129
そうなると今の世は「男性が偉そうにしてる世界」を「男女平等の世界」にしようと言うのではなく
「女性が偉そうにしてる世界」になっていってるだけかもな?
少なくともサファイヤは「女性の権利」に甘える事なく命懸けで戦ってる。 自分たちが掟を破ってそれをひた隠しにしている罪人なのに、それを暴こうと
してくるジュラルミン一派を悪者にしているなど、自己中心的でわがままで
認識が歪んだ、被害者意識の強い、女性的な視点発想が根底にはあると思う。
悪いのは王様一家とその側近。ジュラルミンの方に法の正義がある。
事後に新たな掟を公布したからといって、過去の罪は消せるのか怪しいし、
事後法だから、当事者には適用されないだろうので、次世代からは女でも
王位に就けることにはなってもサファイアには無理だろう。
それに、王様が死んだと思って即位式をしてしまった以上は、
王様は隠居でサファイアが王になって、それが王位を剥奪されたと
考えると、王様もサファイアももう王位を奪い返すとなればそれは
クーデターでしかない。王権の正当性を主張するのは難しい気がする。 >>131
もし手塚治虫が女性で、しかも偏った考え方の持ち主だったら、リボンの騎士は、単に男社会を女社会に変えようとするような、極端なフェミニズムの漫画になっていたかも…
原初の世界、人間が両性具有だったとする神話は世界各地に存在するそうです。
リボンの騎士が今も普遍的な価値を持つのは、男性とか女性とかの性別を超えた両性具有の存在、男の心と女の心を併せ持つサファイヤという稀有なキャラクターが、男でもなく、女でもなく、一人の人間として懸命に生きているところにあると思いました。 >>132
すみません。富野喜幸演出回だったので、つい… >>133
おっしゃっていることは筋が通っていて、「悪法も法なり」という言葉を連想しましたが…
ここで重要なのは、王様が「王女でも女王になれる」と新しい掟を書いた時間です。
アニメ版第22話「たいかん式の巻」冒頭で王様はこの掟を書き、直後、暴漢に襲われ、拉致されます。
掟を書いたなめし革は燃やされたかに見えましたが、暖炉に残っていました。
この時、王様は王であり、サファイヤは王女です。
つまり、この時点でサファイヤは正式な王位継承者の資格を得たのです。
事後法ではなく、事前と思います。
確かに、王女を王子と偽っていたのは良いことではありませんが、罪としては軽いでしょう。誰も実害を被っていません。あえて被害者は誰かと言えばサファイヤ本人でしょう。 法律は公布されてから施行されるものなので、
まだ公布していない段階で拉致監禁されたのだから
有効ではない。最後に王様が広場で民衆に向かって
読み上げたときが公布した最初になるだろう。
それに、執筆中に襲われたのだから書きかけだし、
御名御璽の印をまだ押して居なかったのではない
だろうか?それではまだ草案・原稿とでもいうべきでは? 第10話「サファイヤのカーニバル」
脚本は大御所、辻真先。辻真先は全52話中15本で、能加平に次いで多い。
アニメ版でサファイヤが亜麻色の髪の乙女に初めて扮する回。乙女ではなく女の子と言っている。
漫画では祭に行けないサファイヤを哀れんだ王妃がカツラをかぶれば分からないだろうとはからったが、アニメでは謎のコスプレイヤーチームにむりやり女の子の服を着させられる。
アニメはやんちゃな王子様キャラで、第1話でも女の子の服を着るのをいやがっているので、こういう展開になるのか。
亜麻色の髪の乙女姿のサファイヤはフランツとワルツを踊る。バイオリンがフランツのテーマを奏で、ロマンチックな雰囲気を醸し出す。
フランツのテーマはフランツが出ないパイロット版ではサファイヤのテーマだった。
ジュラルミン・ナイロンのサファイヤ暗殺計画で、きちがい人形が射た矢はサファイヤの胸に命中する。が、フランツからプレゼントされたディープアクアミラー(←ちがう)が命を救った。まさにタリスマンである。
演出の上口照人はアニメーションディレクターでもあったようで、ガンダムでアニメーションディレクターといえば安彦良和だが、そのような要職だったのか?
リボンの騎士はアニメーションディレクター、デザイナーディレクター、作画監督、作画制作等、肩書きが色々あってよく分からない。 >>138
22話で王様は掟を変える御触れを書き終わり、ハンコを押しています。
25話のセリフは次のとおりです。
ジュラルミン「シルバーランドの掟では女は後継ぎにはなれないことぐらい誰でも知っていることでしょう」
王様「そうだ。わしがその悪い掟を変えるまではな」
ナイロン「掟を変えた?勝手に変えたってだめです。証拠がなくっちや」
王様「証拠ならここにある。ちゃんと王のハンコを押した立派な証拠がな。わしは閉じこめられる前にこれを書いてハンコを押した。
では掟を変える御触れを国民諸君の前で発表しよう。
女は王位につけないというこのシルバーランド国の掟を変える。女でも女王となって国を治めることができることを王の名においてここに定める」
現代の日本のように、公布されてなけれは有効でないのであれば、138さんのおっしゃるとおりかもしれませんが… 「サファイヤのカーニバル」については想い出が一つある。
本放送の頃、初代のパーマンも本放送をやっていたのだ。
リボンの騎士で、山車の人形が射た矢が見事サファイアの胸に命中したが、
(しめた、ドンピシャリ!とナイロン郷が叫んだ程)、サファイアは無事だった。
それはフランツが女であるサファイアにプレゼントしていた鏡が守ったのだった。
さて、その放送とそれほど日が開いていないとき(翌週だったかな?)パーマンの
エピソードのなかで、やはり、光男が胸にいれてたピーバッチのおかげで
助かったというシーンが出て来て、ええええと思った。
うーん、もしかしたら脚本かいたのが同じT氏だったりしたのかな??? >>141
パーマンの本放送は毎週日曜日19時30分 - 20時にTBS系、
リボンの騎士は13話までは日曜日18時30分 - 19時にフジテレビ系、14話からは30分早まって18時からということで、確かに同じ日にやっていたんですね。
第1話が昭和42年4月2日に放送されてるのも同じです。
サファイヤのカーニバルの本放送は昭和42年6月4日。
T氏はパーマンの脚本も書いてるようなので、その回はT氏脚本だったのかもですね。 アニメのサファイアは男らしい性格なので、
鏡を貰って怒ってたっけ。
フランツは女みたいだとからかってたのか >>143
からかう気持ちもあったかもしれませんが、フランツはサファイヤの秘密を第4話で既に知っていて、からかい半分、まじめ半分で、女の子は鏡が好きだろうとプレゼントしたのではないかと…
サファイヤの声の太田淑子はひみつのアッコちゃんの声でもありますが、アッコちゃんについて赤塚不二夫が「女の子は鏡が好きだからね」と言っていたような… フ:これ君にプレゼントするよ。
サ:なんだい?これは。
フ:鏡さ、君は女の子なんだろ、鏡ぐらい持っていなよ。
サ:女じゃないっていっているのに。
フ:いいから持っておきなよ。
サ:ちぇっ、勝手にしろ。
という伏線張りしてあったわけです。
(台詞はうろ覚えなので、正確なものではありません。) メタな話をすると、そう言っているフランツ王子こそ実は
(中の人は)女なのだった。 >>146
フランツの声の喜多道枝は花の子ルンルンのナレーションで花言葉を語っています。
リボンの騎士第4話でフランツが
この花の花言葉はね、「秘密」さ
と言っていたのも何かの縁でしょうか。 フランツはサファイアが女だと知った後も人に言わなかったみたいなので良いやつなのか
女が王になれない事も知ってたのかな 踊れフランツの巻で初登場したフランツは、ナイロン郷から
サファイアは「変なの、男か女か分からない、調べてみては
くれませんか」と、ナイロンにいわれて「そいつは面白いな」
とナイロンに強力する姿勢をみせ、船の上でサファイアを
ダンスに誘って手を握るだけでたちまちサファイアが女で
あると知り「君は女だろう、手を握って分かったよ」と
大勢の前で言ったので、「違う」とサファイアがいったが
「僕にはわかるんだ」といったために、ついにサファイアは
周りの目と耳もあるので怒って剣を抜き、「違う僕は男だ。
無礼な、こうなれば決闘だ、さあ剣を抜け!」といったので、
周りは(両国の王子が剣を抜いて決闘だなんて)大変なことに
なったという緊張が走った。フランツは「ごめんごめん」と
とりなそうとしたときだった。そのとき、ガレリア船の船倉の
地下室から囚人たちが脱走をして、その場の流れを変えてしまった。
。。。結局その回のエピソードのなかで、フランツはサファイアの
置かれている立場を理解して、最後の別れのシーンでサファイアに
「ああこの花を君にあげるよ」と野の花(忘れな草)を差し出す。
「花?花なんて要らないよ」というサファイアに
「その花の花言葉はね、「秘密さ」」と言ってフランツは別れた。
つまり、僕は君が秘密を持っていることを知っている(でもそれを
黙っておくよ)ということを伝えた。 第10話「サファイアのカーニバル」の中で、
フランツはサファイアに、「お城の中にばかりいないでたまには
外に出て遊ばないと、王子のうちに遊んでおかないと将来王様に
なったら毎日がたいくつで面白いことなんかできなくなるんだぜ」
などと、遊び人として日々を気楽に過ごすことを提案するが、
サファイアはそれどころではない、
「悪いナイロンやジュラルミンがいつも僕を殺そうとするんだもの」
などとフランツに対してサファイアはそんなことをあっさりと
「愚痴」をこぼしていたりもする。
そうしてその後には、フランツはナイロンたちがチンクを拉致して
どこかの工場のようなところに押し込めてしまえと言っていたよと
サファイアに伝えたり、サファイアが山車の心臓部に乗り込んで
いって捕まっていたチンクを発見したときに、フランツもそこに
乗り込んで来て、人形を壊そうと協力する、そうしてあわや爆発の
危機のときに、間一髪で三人は脱出して難を免れる。この回でもって
フランツは,サファイアが常日頃から命を狙われている立場にある
ことを完全に理解した。 >>149
なんちゅうお洒落なやっちゃねん!
手塚さんは原作のフランツは気に食わない(格好つけだから)
との事だったが このロックフランツは気に入ってたかな? 第11話「ねむりの精」
脚本は再び能加平。
プラスチック初登場。パイロット版のプラスチックはサファイヤが生まれた時点でおしゃぶりをくわえてジュラルミンの後を歩いていたからサファイヤより年上。幼稚園を8年かかって卒業したとのことだ。
プラスチックは夏に冬イチゴが食べたいと駄々をこね、イチゴをさがしてシルバーランド兵士は夜の森を荒す。
怒ったねむりの精サンドはプラスチックを眠れなくさせてしまった。
サファイヤはプラスチックを治す方法を教えてもらうため、手をついてサンドにたのむ。
「お願いします。どうか教えてください。」
えらい!ジュラルミンの息子のためによく一生懸命になれるなと感心する。やはりサファイヤは心の優しい娘だ。
プラスチックを治してくれたサファイヤにジュラルミンは「何と感謝してよいやら」と感激する。ジュラルミンもプラスチックのことになると人並の親なのか。
ねむりの精サンドの声はドラえもん、弟エンドの声は新オバQだ。新オバQといえばサファイヤは正ちゃんだった。
演出の大貫信夫はデザイナーディレクターでもあったようだがデザイナーディレクターって何かよく分からない。手塚治虫の「展覧会の絵」の演出や原画も担当しており、それで抜擢されたのか。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています