DVD-BOX1の解説書 第12話 おんぼろ王子 の解説を読んで

視聴率は7.7%
ジプシーのジェムの妹、“ペッパー”と思いこんでいたが、“ペパー”と書いてある。今回、注意して聴いてみたら、確かに“ペパー”と言っていた。
声は三輪勝恵とあり、確かにパーマン1号の声だ。私は解説書で見るまで新オバQの堀絢子かと思っていた(←耳がおかしい)。
ジェムの声もプラスチックと同じ人かと思っていたら違う人だった。プラスチックの北川智恵子は今回、ガキ大将役で出ている。
「満点の星が金貨になり、ペパーの足下へ…グリム兄弟の『星の金貨』からの借用である」
とあるが、そんな童話があること自体知らなかった。
ネットで調べたら、『星の銀貨』というグリム童話はあった。
「むかし、あるところにたいそう貧しい少女がいた。
彼女が道を歩いていると、おなかを空かせた男に出会う。彼女はためらいもなく男にパンを渡し、また歩き出す。
今度は寒がっている少年に出会う。彼女は親切に着ているフードを差し出し、また歩き出す。
すると、また別の寒がっている少年に出会う。彼女は着ているワンピースを少年に与え、歩き出す。
そうしているとまた別の少年が現れ、彼女に唯一残された下着を欲しがる。彼女は下着もその少年にあげてしまう。
やがて、着るものも食べるものも失ってしまった彼女がその場にたっていると、星が彼女のもとに降ってくる。彼女の行いを神がほめたためだった。降ってきた星は銀貨となり、少女は裕福に暮らしたのだった」
是非そのままアニメ化してほしいが、今のご時世では無理かもしれない。
『星の金貨』ってどこかで聞いたようなと思ったら、酒井法子のテレビドラマだった。