>>320
日本のテレビアニメの「週一回、正味25分のアニメを放送する」というのは、見る方は楽だが、作る方は至難のワザだろう。
当初、不可能、キチガイ沙汰と思われたこのことを実現させたのは、複数回を同時進行で多くのスタッフで分担して作る手法だ。
単純計算で、25分のもの一話作るのに一ヶ月かかるとして、四つの班で作れば、一年で一つの班で12話分、合計、48話分作れる。
実際には放送開始前に一年も制作期間を取れないだろうし、もっと過密スケジュールだろうが、一人の脚本家、一人の演出家が全話分やる例は少ないだろう。
リボンの騎士に限らず、特に昔のアニメで、前回の出来事がなかったことになっていたり、内容的にありえないような展開や矛盾点が生じるのは、
同時進行で分担してやっていて、他の人が作っている回の内容をそもそも知らないからだろう。
特にリボンの騎士は基本的には一話完結なので、他の人の担当回は無視しているとしか思えない内容になることがある。