第32話「サファイヤの宝」
脚本は能加平。
演出はボトムズの高橋良輔だが、見ていて、イメージ的にボトムズよりガリアンを思い出した。
ガリアンも忘れているので、ネットで見てみたら、ガリアンとリボンの騎士は、驚くほど共通点がある。
・中世のような世界が舞台で主人公は王子である(サファイヤは本当は王女だが…)。
・王様に嫡子が誕生するところから始まる。
・12年後に話が飛び、ジョルディ王子は12歳、サファイヤ王子(王女)は12から13歳。
・今回の話では月夜のシーンが多いが、ガリアンオープニングもそうである。
・そして、極めつけは、三つの三日月だ。劇中、銀の船の所在を示す謎の本に、空に三日月が三つ出ている挿し絵がある。
そして、ガリアンのオープニングの最後、ガリアンがローラーダッシュするカットの背景に三日月が三つ出ているではないか。
♪剣のような三日月、今、その手にかざし走り抜けろ!
リボンの騎士は昭和42年、ガリアンは昭和59年、
高橋良輔は17年前に自分が演出したリボンの騎士第32話「サファイヤの宝」を意識的にか、無意識的にか、ガリアンにも取り入れていたようだ。