踊れフランツの巻で初登場したフランツは、ナイロン郷から
サファイアは「変なの、男か女か分からない、調べてみては
くれませんか」と、ナイロンにいわれて「そいつは面白いな」
とナイロンに強力する姿勢をみせ、船の上でサファイアを
ダンスに誘って手を握るだけでたちまちサファイアが女で
あると知り「君は女だろう、手を握って分かったよ」と
大勢の前で言ったので、「違う」とサファイアがいったが
「僕にはわかるんだ」といったために、ついにサファイアは
周りの目と耳もあるので怒って剣を抜き、「違う僕は男だ。
無礼な、こうなれば決闘だ、さあ剣を抜け!」といったので、
周りは(両国の王子が剣を抜いて決闘だなんて)大変なことに
なったという緊張が走った。フランツは「ごめんごめん」と
とりなそうとしたときだった。そのとき、ガレリア船の船倉の
地下室から囚人たちが脱走をして、その場の流れを変えてしまった。
。。。結局その回のエピソードのなかで、フランツはサファイアの
置かれている立場を理解して、最後の別れのシーンでサファイアに
「ああこの花を君にあげるよ」と野の花(忘れな草)を差し出す。
「花?花なんて要らないよ」というサファイアに
「その花の花言葉はね、「秘密さ」」と言ってフランツは別れた。
つまり、僕は君が秘密を持っていることを知っている(でもそれを
黙っておくよ)ということを伝えた。