>>869 の続き

なお原作では、テオドールさんの遅刻癖はパリでの遊興が原因らしい。アニメのテオドールさんは、
原作の二人の甥である、テオドール(長兄氏の子)とカジミール(ブルトヌー夫人の子)の合成キャラ。


その頃テオドールは二十歳になっていなかった、そうしてそれまでの彼の様子から
勤めや商売上の取り引きには向きそうになかった。好みも考えも母に仕込まれ、大事にされ甘やかされて、
じきに膨れるかと思うとまたじきに空になる財布を持った良家の子弟どもに向かってパリの提供する芝居や、
競馬や、いろんな遊びの為にだけ生きていたのである・・・
「僕の従兄ときたらパリしか暮らすところはないように思っている、困ったことだ!」とカジミールは説明する。
「これ以外にどんな力添えを叔父さんにしようというのだろう!
 だって木曜日になると土曜の晩パリへ向けてずらかることしか考えず、万事をこの目的の為にのみ整えたり乱したりし、
月曜の朝から木曜日まではパリで過ごした日曜日の一日の思い出にぼんやりしているという偏執狂が、何の役に立つ?」


>>851 > ペリーヌは泣き叫んで林の中に走って行った//
  死ぬなら森の中と人目を避けたペリヌを助けるルクリ小母さんの出番は、まだ先だ。

> おいバロン、 なにあくびしているんだよ。 何とかしろよ//
  むろんバロンは大活躍だったんだがね。

>>863-868
  >>859-862 は未読なんだが、期待できんな。