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小公子セディ・11 [無断転載禁止]©2ch.net
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0001名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/01/24(火) 14:04:16.71ID:RHUeraB9
引き続き 隠れた名作「小公子セディ」を語りましょう。

前スレ

小公子セディ10
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1476792170/l50
小公子セディ・9
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1475492809/
小公子セディ・8
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1471518272/
小公子セディ・7
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1470316584/
小公子セディ・6
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1469275727/
小公子セディ・5
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1468240509/
小公子セディ・4
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1467127375/
小公子セディ・3
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1443069869/
小公子セディ・2 
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1091439388/ 
小公子セディ
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1044342938/

日本アニメーション
http://www.nippon-animation.co.jp/work/1532/
0048名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/01(水) 22:02:46.89ID:YD6d162L
>>47
セディの部屋の扉を開けたのはローズィだった。
ローズィ「セディ、今晩何を食べる?ブリジットさんも何か食べたいものあるかしら?」
セディ「パスタか、シュニツェルがいいかな?」
ブリジット「何でそういう外国の料理なのよ?…ローズィさん、お任せしますわ」
ローズィ「遠慮しなくていいんですよ。お二人はまだ子供なんだし」
ブリジット「シュニッツェツってのは無理そうだからパスタとシチューってできますか?」
ローズィ「ええ、いいわ。じゃあ、夕食ができるまで待っててね」
そう言ってローズィはキッチンへ降りて行った。

セディ「ふう…。ブリジット、危なかったね」
ブリジット「セディ、感謝するわ。…それにしてもシュニッツェルとか
ドイツ料理の名前、どこで覚えたの?」
セディ「ん?…ああ、ドリンコート城の料理長のルークさんが以前に作ってくれたんだ。
カロットフェル料理とか言って、ジャガイモ料理も食べたよ。昔、若い頃、ヨーロッパ中を
武者修行したことあるんだって。それでドイツ滞在中に覚えたらしいよ」
ブリジット「へえ。でも私がドリンコート城に居たときはドイツ料理なんて
作ってもらえなかったわよ」
セディ「じゃあ今度、ブリジットがドリンコート城に来るようなことがあったら
作ってもらうようお願いしてみるよ」
0049名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/01(水) 22:32:59.96ID:BCb9chDd
>>48
ブリジット「セディ、でもさっき伯爵の部屋を通りかかったら私たちと同じような
ことをやっていたわよ。伯爵がメロンさんの胸に顔を埋めていたのをドアの隙間から
見ちゃったのよ」
セディ「ブリジット、覗き見はダメだよ」
ブリジット「そうねえ…でも伯爵もメロンさんも無用心よ。半分ドアが開いていたんだから。
じゃなきゃ、私はうめき声しか聞くことができないわよ」

セディは驚いた。
セディ「ええ!?それじゃあお祖父さんもメロンおばさんも無防備だよ。
ってまあ、ハビシャムパパも母さんも僕が脇で寝ているのに気づかないで
夜に悶えることがあるけどw」
ブリジット「そういうのはすべて知らないフリをしてればいいの、あなたは」
セディ「そうだね、わかったよ」
セディもブリジットにいろいろとノウハウを教わったのだった。
0050名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/02(木) 00:03:36.77ID:oyZhH8He
>>49
アニー「あなた、何を見てらっしゃるの?」
ハビシャム「ああ、昔のアルバムだよ」
アニー「あら、あなたったら若いわ」
ハビシャム「そりゃあそうだよ、そう言えばね、唯一ジェイムズ様と撮った写真があるんだよ」

ハビシャムとジェイムズとビービスが写っている写真を見た
アニー「まあジェイムズったら若いわ」
ハビシャム「まだ十代だったからね」
アニー「それにしてもあなた…本当にこの頃は幸せそう」
ハビシャム「おいおい、この頃って今も幸せだよアニー」
アニー「でも何だか疲れてるみたいよ」
ハビシャム「そりゃあ年のせいもある、でも今はこうしてアニーと一緒に居られて本当に幸せだよ」
アニー「本当?」
ハビシャム「ああ、本当だとも。君が居ない世界は考えられないよ」
アニー「貴方ったら」
アニーとハビシャムは抱き合った

その頃、オリヴァーが帰って来た
オリヴァー「ただいまー」
0051名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/02(木) 00:22:52.29ID:aLsTVpmq
>>50
ハビシャム「おや、ナルが帰ってきたようだね?」
アニー「ええ。」
ハビシャム「ちょっと降りてくる。」
0052名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/02(木) 02:19:14.17ID:WUlxt11e
>>51
ローズィ「お兄様、お帰りなさいませ。今日はアニーさんと若君、それに
御前とメロン夫人もいらっしゃるのよ。そうそう、忘れるところだったわ。
若君の遠縁のブリジット様もいらっしゃっているのよ」
オリヴァー「ええ!今日はそんなにお客さんが来ているのかい?」
ローズィ「だって今日はみんなでお母様のお墓参りに行ったのよ。若君のお陰で
ブリジット様にも一緒に行っていただいたし…」
オリヴァー「そりゃあ、お母様もさぞ喜んでいただろうね」
0054小杉太一郎
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2017/02/02(木) 09:14:54.33ID:uRczvHUV
ドラッグ、いいんじゃないんかな?
0056名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/02(木) 20:42:53.61ID:D0rt0eef
>>52
伯爵「おお、オリヴァーか。お久しぶりじゃのう。待っておったぞ」
メロン「今晩は、お久しゅうございます。数日間、こちらでご厄介になりますね」
オリヴァー「いやあ、御前もお変わりなく。メロン夫人も本当にお元気で何よりですね」
伯爵「いやあ、そのちょっと具合が良くないことがあってな。去年のセドリックの件の
ようにまたハビシャムの世話になるかも知れん」
オリヴァー「何か不都合でもあったのですか?」
ローズィ「お兄様、詳しいことはあとで私の方から説明しますわ。とにかくお部屋の方へ…」

その下の方が騒がしいのでセディとブリジットは行ってみることにした。
玄関先でオリヴァーを見かけた。
セディ「オリヴァーさんですか?」
金髪のかわいい少年と少し背の高い上品そうな少女が立っているのを
オリヴァーにも目についた。
オリヴァー「もしかしてジェイムズ様のお子さん方ですか?若君とそのお姉さま?」
ローズィ「何言っているの?若君と若君の遠縁のご親戚のブリジット様ですよ」
オリヴァー「あ、そうだ。さっき、遠縁のブリジット様がいらっしゃっているって言ったんだね。
ブリジット様、もうしわけありません…若君、お初にお目にかかります。ようこそハビシャム邸へ
いらっしゃいましたね。お屋敷に比べたら狭っくるしいところですがご容赦ください」
ハビシャムは咳払いをした
ハビシャム「ゴホン。オリヴァー、ちょっと…」
ハビシャムはオリヴァーの耳元でこう言った。
ハビシャム「狭苦しいは余計だぞ」
0057名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/02(木) 20:43:53.24ID:D0rt0eef
>>56
気をとり直し、ブリジットにも挨拶をした。
オリヴァー「ブリジット様もはじめまして…そういえば以前、ブリジット様は御前の
お屋敷に住んでいらっしゃったとお聞きしていましたが…」
ブリジット「はじめましてオリヴァーさん。以前、セディがアメリカから来た頃、
お母様と一緒に住んでいました」
オリヴァー「セディ?セディって若君のことですか?」
ブリジット「やっぱり公式の場ではいけなかったかしら?…ごめんなさい」
セディ「オリヴァーさん、いいんですよ。オリヴァーさんがさっきブリジットの
ことを僕のお姉さんと間違えていたように僕にとってお姉さんみたいなものですから。
正確にいうとお友だちですけど。エヘッ」
オリヴァー「そうですか。そういえば若君とブリジット様は親戚ですもんね」
0058名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/02(木) 20:44:33.79ID:D0rt0eef
>>57
そこへ奥からアニーが出てきた。
アニー「オリヴァーさん、お帰りなさい。お久しぶりですわねえ」
オリヴァー「いやあアニーさん、お父様とアメリカ旅行はいかがでしたか?」
アニー「とっても良い旅でしたよ。詳しいことはお食事の時にお話します」
セディ「ん?母さん、オリヴァーさんと面識あるの?」
アニー「セディ、もちろん結婚する前にウィリーとの結婚を承諾して
いただきくためにロンドンで何度かお会いしていますよ」
セディ「そうだったんだ」

セディはブリジットを階段の下まで連れてきてヒソヒソ話をし始めた。
セディ「ねえブリジット、母さんが何度かロンドンに来ていたのなら
君知っていたんじゃないの?だったらこっそり手紙ででも教えておいてよ」
ブリジット「馬鹿ねえ、私がそんなこと知るわけないじゃない。ロンドンと
言っても広いのよ。アニーさんとハビシャムさんは私にもあなたにも内緒で
密会していたんでしょ?そんなこともわからないの?」
セディ「え?そうなの?全然知らなかった、変な事言ってゴメン」

ローズィ「さあみなさん、そろそろ夕食の時間ですからね。お兄様も部屋に
戻って着替えて来てくださいね」
アニー「ローズィ、キッチンに戻って料理の続きをしましょう」
メロン「あ、アニー様、ローズィ様、私もお手伝いいたしますわ。
何なりとお申しつけください」
ブリジット「私ができることがあれば私にもやらせて」
そう言って女性陣はキッチンへ向かった。

伯爵「どうやら男たちは役似立たないようじゃな。ハビシャム、今晩は
オリヴァーも帰ってきたのじゃし、お互い一杯やろうではないか?」
ハビシャム「それではとっておきのスコッチウィスキーを準備して参ります」

セディ「…。僕は何をすればいいんだ?お酒が飲めるわけじゃないしw」
セディは一旦、自分の部屋に戻ることにした。
0059名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/02(木) 21:11:09.27ID:???
       (  _,, -''"      ',             __.__       ____
   ハ   ( l         ',____,、      (:::} l l l ,}      /      \
   ハ   ( .',         ト───‐'      l::l ̄ ̄l     l        │
   ハ   (  .',         |              l::|二二l     |  ハ こ  .|
       ( /ィ         h         , '´ ̄ ̄ ̄`ヽ   |  ハ や │
⌒⌒⌒ヽ(⌒ヽ/ ',         l.l         ,'  r──―‐tl.   |  ハ つ │
        ̄   ',       fllJ.        { r' ー-、ノ ,r‐l    |  ! め │
            ヾ     ル'ノ |ll       ,-l l ´~~ ‐ l~`ト,.  l        |
             〉vw'レハノ   l.lll       ヽl l ',   ,_ ! ,'ノ   ヽ  ____/
             l_,,, =====、_ !'lll       .ハ. l  r'"__゙,,`l|     )ノ
          _,,ノ※※※※※`ー,,,       / lヽノ ´'ー'´ハ
       -‐'"´ ヽ※※※※※_,, -''"`''ー-、 _,へ,_', ヽ,,二,,/ .l
              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       `''ー-、 l      ト、へ
0060名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/02(木) 21:17:44.07ID:CYwRNwjz
>>58
ハビシャム「どうだね、仕事の方は」
オリヴァー「ええ、何とかやってます」
伯爵「でもハビシャムの背中を見て、弁護士になるとはな、やはり親子じゃな」
オリヴァー「いえ、まだ駆け出しですから。これからが勝負です」
ハビシャム「しかしよく帰ってこれたな」
オリヴァー「毎年命日は帰ってきてたから、今年も帰ろうと思いましてね」
このとき伯爵は家族の絆とやらを目の当たりにして、少し胸がいたくなった
0061名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/02(木) 21:46:56.45ID:e+G2D0DO
>>58
セディはキッチンに行った。
セディ「母さん、何かお手伝いすることってある?」
アニー「うーん、そうねえ。今日はローズィさんもメロンさんもいるし、
ブリジットさんもいるので4人もいれば大丈夫よ」
セディ「あなたはドリンコート家の世継ぎだし、ゆっくりしてればいいのよ」
セディは残念そうにしていた。
セディ「そう…」

そう言って今度は伯爵の部屋に行った。
伯爵「セドリック、どうした?」
セディ「キッチンに行っても手伝うことがないんです」
ハビシャム「まあロード・フォントルトイが手伝いをするのもおかしいし、
ゆっくりしてればいいよ」
セディ「いや、それがイヤなの」
ハビシャム「イヤだと言っても厨房に行っても女性は4人もいるのだし、
人手は間に合っているよ」
セディ「それが残念なんだよ」

オリヴァー「じゃあ若君、僕と今日出会ったばかりですし、アメリカで暮らして
いた時の話やイギリスに来てからのお話をしていただけますか?」
セディ「ええ、もちろん構いませんよ」
セディはすっかり元気を取り戻した。
0062名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/02(木) 21:49:55.42ID:e+G2D0DO
【訂正】
ロード・フォントルトイ・・・×
ロード・フォントルロイ・・・○
0063名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/02(木) 23:45:35.01ID:4tvRCe7a
>>61
夕食の時間になり、一同食堂の席に着いた。
ローズィ「ねえブリジット様、今晩泊まって行ったらどうですか?」
セディ「そうだ、そうした方がいいよ。ハビシャムさん、ダメですか?」
ハビシャム「ああ、構わないけど…ハリス夫人はどう思うかな?」
ハリス夫人のセディへの今朝の言い回しを思い出し、心配になった。
ブリジット「そうですよね。先ほどお電話をお借りして夕食後には帰ると
伝えましたので…」

セディは眉を細め、こう言った。
セディ「じゃあ僕がハリスおばさんに電話で頼んでみるよ」
ブリジット「ダメよ、それじゃあかえって火に油を注ぐようなものだわ」
セディ「火に油を注ぐってどういう意味?」
セディはそのことわざを知らなかった。
セディ「ねえ母さん、火に油を注ぐってどういうこと?」
アニーは答えに窮した。
アニー「火に油を入れたらどうなると思う?」
セディ「ものすごく燃えます」
ハビシャムはわかるように説明した。
ハビシャム「要するにハリス夫人があまり良く思っていないセドリック様が
電話をしてきて、説得どころかかえって悪い方向になってしまうってことだよ」
セディ「あ〜そうか」
セディはがっかりした。
0064名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/02(木) 23:47:00.67ID:4tvRCe7a
>>63
伯爵が重い口を開いた。
伯爵「セドリック、ブリジット、ハリス夫人にはわしから直接電話をしよう。
わしからじゃったら外泊禁止とは言うまい」
セディ「やった〜!やっぱりお祖父さんは親切でやさしい人ですね。
よかったね、ブリジット。ウフッ」
セディはニコニコしてそう言った。
ブリジット「御前、お願いしてもよろしいのでしょうか?」
伯爵「おう、いっこうに構わん。昼間も言ったがハリス夫人のセドリックへの
偏見を変えてもらうよう努力すると言ったじゃろ?」
オリヴァー「本当だ、若君の言うとおり御前はやさしくて親切な方だ」
0065名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/02(木) 23:58:25.23ID:4tvRCe7a
>>64
伯爵は恥ずかしくなった。
伯爵「これえい、止めぬか。わしはオリヴァーやハビシャムの思っているほど、
親切でもないし、慈善家でもないぞ。勘違いするな」
メロン「あなた、まあいいじゃないですか。若君もそう思っていることですし」
さらに伯爵の耳元でこっそりこう言った。
メロン「私も親切でやさしい方だと思っていますよ」
伯爵「わしはお前にだけははいつも親切でやさしい人じゃwチュ!」
メロン「まあ、あなたったら…」
0066名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/02(木) 23:59:19.20ID:4tvRCe7a
>>65
伯爵はつづけてこう言った。
伯爵「ブリジットに対してはちょっと甘かったかな?中国の壷の件w…
あれは正直、ちょっともったいなかったわい」
ブリジットもあの事件を思い出し、再度謝った。
ブリジット「伯爵様、あの時は本当にすいませんでした」
セディ「そのとこは終わったことなのにお祖父さんは…」
セディは怒りそうになった。
伯爵「お祖父さんは間違っています。だったな。そうじゃ、間違っておった。
今までのわしは間違っておった、そのツケがウェリントン夫人の一件となった…
我がままな年寄りの晩年は懺悔をしてもしきれん、本当に」
メロン「御前、あまり自分を責めないでください」
セディ「あ…、変なこと言ってごめんなさい。だからお祖父さん、そのことで
自分の心を痛めないでください」
セディはまさかこの話題がそんな展開になるとは思わなかった。

ハビシャム「御前、その話は今晩私とオリヴァーと3人で今後の対応を
話し合いましょう…オリヴァー、地下室にボルドー産のワインがある。
あれを持ってきてくれないか?」
オリヴァー「はい、今持ってきます」
セディ「お祖父さん、もう悩まないでください。僕、悲しくなってしまいます」
伯爵はセディの純真で無垢な顔を見ると辛気臭い顔はいつまでも見せられないと
思い、気を取り直した。
伯爵「そうじゃな。さて、オリヴァーが戻ってくる前にハリス夫人に電話するか?
ハビシャム、書斎の電話を借りるぞ」
ハビシャム「ではご案内します」
そう言って2人は食堂から出て行った。
0067名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 00:14:59.60ID:mJhvJ3Sp
>>66
ハビシャムの書斎にて
伯爵「ロンドン市内のハリス宅に繋いでくれ」
交換手にそう伝えた。

伯爵「もしもし…おう、サー・ハリスではないか?朝にお前の家に伺って
ブリジットを連れてきた」
ハリス準男爵「御前、お久しぶりですね。今日はブリジットがお世話に
なって恐縮です」
伯爵「てっきりわしは甲斐性なしの年増の…あ、いや、レディ・ハリスが
電話に出るとばかり思っていたわい」
ハリス準男爵「それは妻のことですか?…いやあ、そう言われても仕方がないか。
それでご用件はなんですか?」
伯爵「先ほどブリジットがこちらで夕食を食べたら帰ると電話したようじゃが、
どうだろうか?今晩、一晩だけハビシャムの家に泊めるというわけにはいかぬか?」
ハリス準男爵「そういうことでしたか?…まあ、いいでしょう。ですがブリジットは
明日、学校があるのです」
伯爵「そうか、明日は月曜日だったか。じゃあ明日、朝ごはんを食べたらそちらへ
寄ってその足で学校へ行くわけにはいかぬか?」
ハリス準男爵「いいでしょう。但し、条件があります。今日は若君と一緒のようですが
あまり夜更かしをさせないようにお願いします。学校に遅れたり、日中眠気がさした
のでは学業に支障をきたしますのでね」
伯爵「わかった、約束しよう」
ハリス準男爵「では娘をお願いします、御前」
伯爵「ああ、わかった。それではレディ・ハリスによろしく言っておいてくれ」
そう言って電話を切った。
0068名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 00:31:02.74ID:mJhvJ3Sp
>>67
オリヴァーは地下室から食堂へ戻ってきた。
オリヴァー「あれ?御前とお父様は?」
セディ「ハリスおばさんに電話をしに書斎へいきましたよ」

そこへ伯爵とハビシャムが戻ってきた。
伯爵「ブリジット、幸いそなたの父が電話に出て宿泊の許可が下りた」
ブリジット「ありがとうございます」
伯爵「…それからそなた、明日学校があるそうじゃな」
セディ「ブリジット、学校に行っているの?」
ブリジット「ええ、そうよ」
伯爵「サー・ハリスが心配しておったぞ。今晩、セドリックと一緒なので
夜更かしされるのが心配だ。だからあまり晩くなる前に眠らせるようキツく
言われた。それた、それが守れるか?守れなければ今からでも帰ってもらうが…」
セディ「はい、守ります。僕がブリジットに早く眠るようにさせます」
伯爵「セドリック、お前に聞いとらん。ブリジット、守れるか?」
ブリジット「はい、お約束いたします」
セディ「じゃあブリジット、食事したら早速一緒に部屋に戻ろう。時計を
見ながら行動すれば早めにベッドに入って寝よう」

オリヴァー「さあ御前、ボルドー1750年のビンテージワインです」
伯爵「うむ」
そう言ってオリヴァーは伯爵のワイングラスにワインを注いだ。
オリヴァー「お父様もどうぞ」
ハビシャム「ああ、ありがとう」
0069名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 00:56:21.06ID:mJhvJ3Sp
>>68
セディ「ブリジット、学校ってどんな感じなの?明日、僕も行っていい?」
ブリジット「ダメよw」
セディ「え?何で?」
ブリジット「私の行っている学校は女子学生ばかりの学校よ。男の子のあなたが
行ったらマズいじゃないの。…あらブリジット、ボーイフレンドを連れて来ては
いけません。男子禁制の神聖な学校になんですの?って怖いメガネをかけた先生が
出てくるわよ。アルプスの少女ハイジに出てくるロッテンマイヤーさんみたいな
感じの先生。わかるかしら?アルプスの少女ハイジって」
セディ「何それ?」
ブリジット「ヨハンナ・シュピリ原作の児童文学よ。今度、読んでみるといいわよ」
セディ「へえ、女の子だけの学校か…僕がニューヨークに居たときは男の子も女の子
も一緒の教室で授業受けていたけどなあ〜」
ブリジット「イギリスは違うのよ。貴族や上流階級の子は男の子は男子校、
女の子は女子校に行くって決まっているの。寄宿舎が付いている全寮制の学校も
あるのよ」
0070名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 00:56:48.31ID:mJhvJ3Sp
>>69
セディ「ええ!何か違和感あるなあ〜。僕は男の子も女の子も同じ教室で授業を
受けた方が楽しくていいと思うけど…」
ブリジット「それはねえ、この国では労働者階級の子がそういう学校に行くの」
セディ「上流階級とか労働者階級とか何で分け隔てするかまだよくわかんないんだよね。
ドリンコートのピーターやハートルもみんな同じ学校で授業を受けられればいいのに
ハートルなんて学校すら行けないんだよ。学校に行けない子ならアメリカにもいたけど…
ねえブリジット、学校に行けない子って可哀想だね」
ブリジット「そうねえ。学校に行けない子供もいるのよね。でもそのうちイギリスのこと、
わかるようになるわ」

セディ「あー!大変なこと思い出した。僕も学校に行っていなかったw」
ブリジット「あなたは貴族の子で今は個人教授がついているからいいのよ。
イギリスではそれでも大学にいけるようになるのよ」
セディ「父さんもそうだったのかな?」
ブリジット「さあ、どうだったのかしら?あとで伯爵に聞いてみるといいわ。
私が思うにセディみたいに小さい頃はやっぱり個人教授がお屋敷に来て教わって
いたけど次男で世継ぎじゃなかったから12歳ぐらいにはロンドンの全寮制の
学校に入ってその後は士官学校に行ったのね。そしてインドに従軍兵として派遣
されている間にアニーさんと出会ったんじゃないの?」
セディ「多分、そうなんだと思う」
そんな話題で2人は盛り上がった。
0073名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 17:36:44.88ID:bYy74PPf
>>70
2人が話しをしているところへオリヴァーはこう尋ねた。
オリヴァー「それで若君はロンドンの全寮制の学校へ進学する予定はあるのですか?」
セディ「うーん…。今のところ考えていません。ドリンコートのお屋敷の近くに学校が
あったらそこへ行きたいと思っています」
ブリジット「あら?そういうこと、出来るのかしら?」
セディは困った顔をした。
セディ「来年あたりからコッキーも学校に入る年になるんだけど、ケティさんは
どう考えているのかなあ〜?もしコートロッジから通うのなら僕も一緒に通おうと
思っているんだけど…」
オリヴァー「コッキー?誰ですか?」
アニー「オリヴァーさん、私がコートロッジに住んでいた頃、一緒に私と住んでいた
女の子ですよ」
伯爵「ほっほっほほ〜。セドリックは相変わらずコッキーの面倒を見ようとしている」
ブリジット「あら?セディは私よりもコッキーが好きみたいね」
ブリジットは少し皮肉をこめて言った。
セディ「いやあ、ブリジットも好きだよ。でも友だちのコッキーも心配だし…」
ブリジット「セディらしいわね。あなたは誰にでも平等で優しいからね」
セディの顔が赤くなっていった。

オリヴァー「ほう、若君はドリンコート領内の子供と同じ学校に通われるのですか?
これは愉快だ。はっははは〜(笑)」
セディはオリヴァーがなぜ笑っているのかその意味がわからなかった。
セディ「何かおかしいですか?」
ブリジット「そうねえ、貴族の子がドリンコートの子供たちと同じ学校に通うって
イギリスではあり得ないことだからね」
セディ「そうなの?ハビシャムパパ」
0074名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 17:37:38.22ID:bYy74PPf
>>73
いきなりハビシャムに振られ、ハビシャムは戸惑った。
ハビシャム「は、はい。セドリック様はフォントルロイ卿なので、このままお屋敷で
個人授業を受けられるか、もしくはロンドンへ出てお一人で全寮の学校へ入ることに
なるかと…」
セディ「ダメだよ全寮なんて。だったら僕はここのハビシャムパパの家に住んで
ここから学校に通います。それがダメならブリジットの家に下宿するか、コンスタンシア
おばあさまの家に下宿します」
アニー「あら、寮生活も楽しいわよ」
セディ「でも僕は母さんと離れたくないよ」
ブリジット「あなたもいつまでもお母さんと一緒でいるつもり?
母さん、母さんって。ダメよ、そんなんじゃ」
セディはプライドを傷つけられた気分になった。
セディ「そんなんじゃないよ!じゃあブリジット、君の家に下宿させてよ」
ブリジット「だって私の家はお母様があなたを嫌がっているから無理よ」
セディ「ハリスおばさんには何とか理解してもらうように努力するよ。
僕はハリスおじさんやおばさんのためなら何でも手伝いをする。馬の世話でも
夕飯の支度でも何でも」
ブリジット「まさかw。お父様がそんなことを許すはずがないわ。
ロード・フォントルロイにそんなことをやらせたらお父様だってイギリス中の笑い者
になるしね」
セディ「それがダメならコンスタンシアおばあさまのところだな。とにかく全寮制はイヤだよ」
0075名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 17:38:27.88ID:bYy74PPf
>>74
オリヴァーは全寮制を嫌がるセディを不思議がった。
オリヴァー「なぜ若君は全寮制が嫌いなんだい?」
セディ「えーと、以前に聞いた話なんですけどインドで育った女の子がお父さんに
連れられてロンドンの全寮制の学校に入ったらしいんです。その子はお母さんが
すでにこの世にいなく、お父さんだけが唯一の血のつながった人だったみたい。
そうしたらそのお父さんが仕事先のインドでダイヤモンド鉱山を見つけようと仕事中に
亡くなったんだって。そうしたらそこの学校の校長先生や同級生がみんなでその子を
いじめて…最後には知り合いの弁護士さんがその女の子を捜してお父さんの遺産を
相続してめでたく住み込みの女の子を自分のメイドにして何とか不幸から抜けたんだけど
僕も寮に入っていじめられたくないからイヤなんです」
ブリジット「そういえば最近、ロンドンでそう言う事件があったわねえ…」
オリヴァー「じゃあ若君はここにお父様と一緒に住めばいい。お父様も仕事で
ロンドンに滞在することが多い。ここにお父様とアニーさんと
若君3人で住めばいいよ」

ハビシャムはおかしな心境に駆られた。
ハビシャム「こら、オリヴァー、そういう大切なことは御前の許可を
得ないとできないよ」
オリヴァー「だから例えばの話ですよ。数年後の話しだし、その時また改めて
決めればいいんじゃないでしょうか?」
伯爵「ハビシャム、セドリックはまだ8つじゃし、全寮制と言っても子供にとっては
抵抗があるじゃろ。大きくなれば考えも変わるかも知れん」
ハビシャム「そうれはそうですが…」
0076名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 17:40:19.96ID:bYy74PPf
>>75
セディ「さてブリジットお嬢様、そろそろ部屋に戻りましょうか?」
ブリジット「そうねえ…お嬢様なんて言わなくていいわよ」
セディ「冗談だよ」
セディはブリジットをからかってみた。
そして2人は立ち上がった。
ブリジット「それでは御前、ハビシャムさん、みなさん、お先に
お休みさせていただきます」
セディ「じゃあお祖父さん、メロンおばさん、パパ、母さん、
オリヴァーさんにローズィさんお休みなさい」
伯爵「ああ、おやすみ」
他の大人たち「ああ、おやすみなさい」
0077名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 20:28:39.40ID:U0GOXVU+
ずっと前から読んでるんだけどさ。前のスレではブリジッドの言う女の子の方がセーラなんだと思ってたんだが。
それともセディの件もブリジッドの件もどちらともセーラの件ってこと?
0079小杉勇
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2017/02/03(金) 21:07:01.99ID:Q4n03mq0
息子の太一郎と一緒に糞遊びして盛り上がったぜ。
0082名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 21:31:39.13ID:MCXq7SqV
>>76
ローズィ「じゃあ片付けますか」
アニー「私もお手伝いいたします」
メロン「アニー様、お休みになっていてください。こういうことは私に任せてください」
アニー「いいんですよ。ここはウィリーの家ですし、今は私が彼の妻ですから」
そう言って3人はキッチンへ行った。

ハビシャム「さてオリヴァー、さっき玄関先でローズィが言っていた件の
打ち合わせをするよ」
伯爵「そうじゃな」
オリヴァー「何かかなりの訳ありのようですねえ」
ハビシャム「ここでは何だから御前の部屋に場所を変えよう」
そう言って3人は食堂を後にした。
0083名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 21:44:32.09ID:g9dzGk+e
>>76
ブリジット「私はシャワーを浴びてから寝るわ。あなたもちゃんと
体を洗わなきゃダメよ。それとも私が洗ってあげる?」
セディ「何言ってんだよ!w。そんなこと、自分でできるよ。それとも
僕と一緒にお風呂に入りたいのかい?
(いや、そんなこと言っちゃダメだ、セディ。何言ってんだ僕は…)」
セディも負けじと言った。(がその反面、良心の呵責に苛まれた)

ブリジット「まさかw…そんなことして見つかったらもう二度とあなたのところへ
遊びにこれなくなるわ」
セディ「ふう〜。ロンドンの都会に住むお嬢様にはハラハラさせられる
ことばかりだ。まったく、、」
0084名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 22:21:10.68ID:qTzlal6z
>>82
伯爵「いやハビシャム、わしの部屋だとメロン夫人が戻ってくる。メロン夫人には
部屋で休んでもらうことにしよう。申し訳ないがそなたの書斎でミーティングせぬか?」
ハビシャム「承知しました」
そう言って場所を書斎へと移した。
0085名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 22:42:04.13ID:y2DTL18k
>>83
ブリジット「あら?この家ってシャワールームってどこかしら?」
セディ「下にあるんじゃないの?お屋敷みたいにブリジット様専用の
シャワールームなんてないよ」
ブリジット「それもそうねえ…」
セディ「トイレの隣にあるね」

ブリジットは異性のセディに対してクギを刺した。
ブリジット「いい?絶対見ちゃダメだからね」
セディ「見ないよぉ!w…そんなはしたないことするわけがないだろ?」
ブリジット「信用するわ。じゃあ行ってくるわね」
そう言ってブリジットは階段を降りて行った。


セディ「あいつ、何なんだ?僕を挑発してんのかな?
もしかして今日、泊めたのまずかったかなあ?
…ああ、そういう年頃なのかもねw」
セディはそう考えることにした。
0086名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 22:49:00.80ID:???
そういやあセディってニューヨークのアパートに住んでいたときって
あのアパートにシャワーなんてあったのか?

あの作りからして水場といったら流し台しかないように見えたが…?
0087名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/03(金) 23:22:53.45ID:???
そういやあダウントンアビーのグランサム伯爵一家が乗馬している
シーンって見た事がないなあ〜?

やっぱり20世紀になり、自動車の普及でイギリスの貴族も
馬に乗らなくなったのかな?
0088名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/04(土) 00:08:35.09ID:JMZbRjBL
>>84
オリヴァー「今までの経緯は今の説明でわかりました」
オリヴァーは伯爵とメロンの関係やウェリントン夫人との交際のいきさつまで
知ることとなった。
伯爵「わしは明日にでもウェリントン夫人に連絡を取る。落ち合う場所は
ロンドンのウェリントン邸ではなく、ホテルを取ろう。もちろん寝るために
取るわけではない。あくまで話し合いじゃ」
ハビシャム「そして万が一の場合に備えて私どもはホテルのロビーに
控えていますか?」
オリヴァー「でもそれでは夫人が怒って帰ったときに鉢合わせになる
可能性があるのでは?」

伯爵は遮るようにこう言った。
伯爵「まあ、待て。ウェリントン夫人を刺激しない方が良い」
ハビシャム「ではどうなされますか?」
伯爵「わしは一人で行く。お前たちは事務所で待機していなさい。もし
怒らせて帰ったらホテルからすぐにハビシャムに電話を入れよう。
ウェリントン夫人も一対一で話しをしたいと考えていると思うからのう…。
一応、ケジメをつけるために話しをするが今回一度限りで終わると早合点して
はならぬ。少々、面倒になるが長期戦へ持って行った方がよいようじゃな」
0089名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/04(土) 00:11:45.86ID:peGAEutq
>>84
伯爵とウィリーとオリヴァーが揃ったが
誰も口を開けなかった
ハビシャム「さて、例の件ですが…」
伯爵「取り敢えず、儂一人で行こうと思う」
ハビシャム「いえ御前、私も付いていきたいと存じます」
0090名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/04(土) 00:12:46.03ID:JMZbRjBL
>>88
3人はそれから少し沈黙した。
ハビシャム「それでもこじれるようでしたら相手方は法的手段に出てくるかも
知れませんよ」
伯爵「その覚悟もできておる。去年、セドリックの件でもミンナという女が
法的措置に出ようとしたな。ハビシャム、ちょっとウェリントン子爵夫人の
身辺調査ともし訴訟となったら和解金額がどれぐらいになるか…。
もちろんこれは金で解決しようという下心で言っているのではないぞ。
万が一、そうなったらじゃからな」
ハビシャム「ええ。もちろんですとも」

伯爵「それからこのことは2人とも、内密にな。メロン夫人やアニー、
セドリックにも言ってはならんぞ。あいつらには心配をかけたくはないし、
どこでこの交渉が漏れるかわからんしな」
ハビシャム、オリヴァー「承知しました」

伯爵「ちょっとお茶にしないか?お前たちも疲れたじゃろう」
そう言って伯爵は席を外そうとした。
ハビシャム「御前、どこへ行くのですか?」
伯爵「トイレじゃよ。そのついでにキッチンへ行ってお茶の準備を頼んでくる」
ハビシャム「そのようなことはオリヴァーに任せてください」
伯爵「いいんじゃ。トイレに行くついでじゃし、お前たちは少し休んでいなさい」
そう言って伯爵は書斎から出ていった。
0091名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/04(土) 00:12:52.99ID:Hq9C8zZ6
またドッペルゲンガーww
0092名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/04(土) 00:14:10.28ID:peGAEutq
>>89はなかったことにしてください
お騒がせしました
0093名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/04(土) 00:20:04.41ID:JMZbRjBL
>>90
伯爵はトイレから出た。
伯爵「ん?誰か風呂に入っているのかな?いや、アニーだったらまずい。
知らぬフリをしてキッチンに行こう…」
とその矢先、バスルームからブリジットが出てきた。
ブリジットと伯爵はブスルームの外である廊下で鉢合わせになった。

ブリジット「ああ、気持ちが良かったわ。…え?伯爵様?きゃああ〜」
伯爵「ブリジット、誤解じゃ。わしは何も見ていないぞ!」
ブリジットの悲鳴は家中に響いた。

メロン「今の声はブリジットお嬢様のようですわね」
アニー「ええ」
ローズィ「悲鳴にも聞こえたけど、バスルームからみたいですわ」
そう言って3人はバスルームの方へ行ってみた。
0094名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/04(土) 00:37:39.01ID:JMZbRjBL
ちょうど二階にいたセディにもその悲鳴が聞こえた。
セディ「ブリジット、どうしたのかなあ〜?何か恐ろしいものにでも
出くわした声を出していたようだけど…」
心配になり、すぐに風呂場の方へ行ってみた。

そこへ家族全員が集まっていた。
セディ「どうしたの?みんな。ブリジットの悲鳴らしき声が
聞こえたみたいだけど…」

伯爵「だから誤解じゃよ」
ブリジットは泣いていた。
ローズィ「御前が…覗き?」
セディ「お祖父さん、もしかして見ちゃったの?」
伯爵「セドリックまでそのようなことを…だから違う!誤解じゃわしはとらんよ。
わしはトイレに来ただけじゃ。それ以上のそれ以下でもない」

ハビシャム「確かに御前はトイレに行ってそしてお茶の準備を頼んで来ると行って
書斎を出て行かれましたけど…」
セディ「本当にそれだけなの?」
伯爵「本当じゃとも」
伯爵はかなり真面目な表情でそう言った。

セディ「ブリジット、お祖父さんがそんなことするわけないよ。僕が保障する」
ブリジット「セディ…」
セディ「ブリジット、人を信じることも大事だよ」
ブリジットはその言葉を信用することにした。
ブリジット「伯爵様、疑ってすいませんでした」
伯爵「お、わかってもらえばそれでよい。2人とも部屋に戻りなさい」
そう言われた2人は二階のセディの部屋へと戻って行った。
0095名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/04(土) 00:38:45.86ID:JMZbRjBL
>>94
伯爵「お前たち、いつまで何をやっておる。この一件は解決じゃ。
持ち場に戻りなさい。まったく、子供たちにも劣る大人たちばかりじゃわい…ブツブツ」

ハビシャム「オリヴァー、書斎へ戻るぞ」
オリヴァー「はい」
ハビシャム親子はそう言って書斎に戻った。

伯爵「アニー、すまんがわしとハビシャム、オリヴァーは話し合いをしている。
メロン夫人には聞かれたくない話なのでお前が代わりに3人分、お茶を入れて
持ってきてくれんか?」
アニー「わかりました」
伯爵「頼んだぞ」
そう言って伯爵は書斎に戻って行った。
0096名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/04(土) 00:47:24.02ID:JMZbRjBL
>>95
セディの部屋では…
セディ「もう、びっくりした。ブリジット、僕は現場に立ち会って居ないから
本当のところはよくわからないんだけどお祖父さんに見られたところ、見たの?」
ブリジット「見ていないわ」
セディ「じゃあ覗き見したかどうか疑わしいってだけなんだね?」
ブリジット「うん」
セディ「それだけでお祖父さんを犯人扱いしちゃダメだよ。中国の壷のこと
だけどあの時、お祖父さんがジェーンが壷を割ったところを見ていないのに
それだけでクビにしたのと同じだよ」
ブリジット「そうね。お爺様を疑って悪かったわ」
セディ「じゃあ、このことはお終い。次に僕がシャワー浴びてくるね。
…言っておくけど女の子が男の子の入浴しているところ、覗いちゃダメだぞw」
ブリジット「覗かないわよwもう〜」
ブリジットの泣き顔が笑った表情に変わっていった。
0097名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/04(土) 00:56:59.37ID:JMZbRjBL
お茶を運ぼうとしていたアニーとバスルームへ行こうとしていたセディが
廊下で出会った。
セディ「母さん、お祖父さんとパパたち、話し合いに時間がかかっているの?」
アニー「そうみたいね。今からお風呂?」
セディ「うん、シャワーぐらい浴びないとレディに悪いと思ってwエヘッ」
アニー「レディってブリジットさんのことかしら?」
セディ「まあね」

そう言ってバスルームに行こうとしていたセディにアニーはさらにこうつけ加えた。
アニー「セディも早く寝なさいよ。明日からセディもここへエリザベス先生が
いらっしゃってお勉強を教えてくださるみたいだから」
セディは驚いた。
セディ「ええっ!?エリザベス先生がここへ来るの?」
アニー「私たち、しばらくアメリカへ旅行に行っていたでしょ?しばらくお勉強を
していなかったのでお屋敷のジェファーソンさんが心配してエリザベス先生を
ロンドンへ来るよう取り計らってくださったみたいよ」
セディ「はあ〜、そうなんだ。明日、学校なのはブリジットだけじゃないんだ。
僕も明日から学校行くのと同然だな」
セディはちょっとがっかりした。
0098名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/04(土) 00:58:38.31ID:JMZbRjBL
>>92
すまん、一人で怒涛のように書いた。
悪かった。申し訳ない・・・ m(_ _)m
0100名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/04(土) 02:06:03.33ID:z2SDSz5R
>>97
バスルームから戻ってきたセディ
セディ「気持ちよかった。そうだ、言おうと思ったんだけどブリジット、
また暖かくなったらドリンコートにおいで。僕と馬に乗って
遠乗りに出かけようよ」
ブリジット「それはいいわねえ」
ブリジットは楽しそうに言った。

セディ「明日は僕もお勉強なんだ。エリザベス先生がここに来るみたい」
ブリジット「じゃあ、今晩はもう少しお話したら寝ましょう。続きは学校から
帰ったらここに寄ってみるわ」
セディ「大丈夫?ハリスおばさんに叱られないかな?」
ブリジット「朝にお父様に言ってくるわ。でも明日は夕食前に帰るわね」
セディ「そうだね、その方が良さそう」
そう言って2人でベッドに入った。
0101名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/04(土) 03:20:53.61ID:fotuTgL3
ところで、ドキドキプリキュアってやつに、ドリンコート伯爵みたいなやつがいるんだが…
0102小杉太一郎
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2017/02/04(土) 04:40:32.01ID:hM1Tjc5j
お父さんと糞遊び
ああ〜気持ちええんじゃあ〜
0104名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/05(日) 02:09:25.17ID:gYCbuhYZ
>>100
伯爵「さて、話し合いに戻るとしよう」
0105名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/05(日) 12:38:36.28ID:Kf/qseUf
ドリンコート城日記もウェリントン夫人の件が解決したら最終回を迎えるの??
正直ハビシャム×アニーの時よりも今の方が面白い。
0106名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/05(日) 14:05:48.77ID:OwLGsJbH
>>104
夕食の片付けも終わり…
メロン「アニー様、御前がハビシャム先生とオリヴァーさんが会議をしている間、
私のお部屋でお話いたしませんか?ローズィさんも」
メロン夫人は不安で落ち着かなかった。一人で部屋に戻るのが心細かったのである。
アニー「ええ。それでしたらむしろ私のお部屋でお話いたしましょう」
ローズィ「では3人分のお茶を用意しますわ」
そう言って女性は女性でお話をすることにした。
0107名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/05(日) 18:14:10.28ID:iZA5PJ5e
>>106
ベッドにもぐった2人
ブリジット「ねえセディ、お爺様のことだけどウェリントン夫人とお会いして
大丈夫かしら?もし揉める様なことがあったらドリンコート家も裁判にまで
発展したら大変よ」
セディ「うーん、でもウェリントンさん、そこまで悪い人じゃないと思う。
お祖父さんがきちんと説明したらわかってくれると思うよ」
ブリジットは純真なセディのことを知りつつ、つづけてこう言った。
ブリジット「そうねえ。…でもこれは大人の問題よ。場合によってはこじれて
しまうことだってあると思うの」
セディ「でも…。もしそうなってもハビシャムパパが解決してくれるよ。
僕はパパを信じている、うん」
ブリジット「セディ…」
ブリジットは微笑んだ。
0108名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/05(日) 18:14:49.92ID:iZA5PJ5e
>>107
セディ「もし裁判で負けてもお祖父さんもメロンおばさんも一緒に暮らすと思う」
ブリジット「でも損害賠償の金額が尋常じゃなかったら?」
セディ「ううん。もしそれでお祖父さんが財産を失うことがあってもお祖父さんも
僕や母さん、ハビシャムパパと別れ別れになるわけじゃないし、メロンおばさんと
小さな家でもいいからみんなで楽しく暮らすよ」
ブリジット「ドリンコート家が没落してもいいの?」
セディ「別にいいよ。もしお屋敷とか離すようなことになっても家族で楽しく
暮らせればそれで幸せ。エヘヘ」
ブリジット「あなたって強いのね」
セディ「強い?言っていることがわからないんだけど…僕はね、アメリカで
父さんと母さんと僕、3人でアパートで暮らしていたけど家族がみんな一つの
家で暮らせればお屋敷だろうがアパートだろうがどこでもいいんだ」
と言ったが、あることを思い出した。
セディ「あー!もしお屋敷に住めなくなったらジェーンやウィルキンス、そして
ジェファーソンさんとお別れになっちゃうんだ!それでだけはイヤだな」
ブリジット「そこまで心配しなくても大丈夫よ。お屋敷を離すまで慰謝料を
取られるないから。…そんなどうなるかよりも明日は早いんだし、もう寝ましょう」
セディ「そうだね」
そう言ってセディは電気を消した」
ブリジット「おやすみ、セディ」
セディ「おやすみ」
2人は寝ることにした。
0109名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/05(日) 19:42:46.15ID:A7IrGD+i
いや、法外な賠償金になればドリンコート城も使用人の大リストラの可能性大だぞw
0110名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/05(日) 19:47:51.81ID:vypEmasd
そうなればジェーンやウィルキンスも解雇ってこと?
0111名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/05(日) 21:46:54.41ID:???
セディ「ジェファーソンさん」、「ハビシャムさん」
セディは執事と顧問弁護士には”さん”づけ

生前のジェイムズ
ジェイムズ「ジェファーソン」、「ハビシャム」
ジェイムズはセディと違って執事(使用人)も顧問弁護士もすべて呼び捨て


やっぱりオギャといって屋敷で生まれ育ったジェイムズとニューヨークで
庶民の子同然に育ったセディの違いなのかなあ〜?
0112名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/05(日) 22:02:36.93ID:3OJdvPF3
>>108
その頃、女性陣は…
メロン「こうやってお話をするのも初めてですわね」
アニー「ええ、そうですね」
メロン「何だかジェイムズ様の奥様と、そしてハビシャムさんの娘さんとお話をしているのが、夢を見ているみたい」
アニー「ホント、元々赤の他人同士だったのに、いつのまにか近くはないけれど、親戚になってしまいましたからね」
メロン「いえ、まだ私はきちんと親戚にはなれておりません」
アニー「もうすぐ親戚になれますわ」
メロン「そうかしら。ローズィさんも、まだ小さい頃ハビシャムさんが時々連れてきていたのが懐かしいですわ」
ローズィ「ホントそうですね」

メロン夫人は不安で仕方がなく、ひたすら喋り続けた
0114名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/05(日) 23:20:10.10ID:5rbV5WKc
>>112
ハビシャムの書斎では…
ハビシャム「やはりウェリントン夫人と出会うなら私どもがホテルの別室に
控えていた方が…どうでしょう?御前」
伯爵「うーん…」
伯爵は考え込んだ。
0115名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/05(日) 23:35:43.03ID:5rbV5WKc
>>114
アニーの部屋ではメロンが喋り続けていたがアニーがふと気になった。
アニー「あの子たち、ちゃんと寝たかしら…。ちょっと見てきます」
アニーはこっそりセディの部屋に入った。
ベッドの前に立ってぐっすり眠っているセディとブリジットの顔を見て安心した。
後からローズィとメロンも入ってきた。
ローズィ「2人ともかわいいわね」
メロン「ローズィさん、若君って子供の頃のジェイムズ様にそっくりなんですよ」
ローズィ「へえ〜、そうなんですか」
セディ「ん、うーん…。ブリジット、早いよ。追いつけないじゃないか?
リトル・プリンス、ブリジットに…」
セディは寝言を言った。部分しか聞き取れなかったがどんな夢を観ているか
アニーたちはわかった。
ローズィ「ブリジットさんと乗馬をしている夢でしょうかねえ…?」
メロン「そうみたいですわね。…おっと、起さないように静かにしましょう」

セディがちょっと寝相が悪く、掛け布団を半分剥いでいた。
アニー「まあ、セディったら…」
そう言ってアニーは布団を掛けなおしてやった。

アニー「さて、戻りましょうか」
メロン、ローズィ「ええ」
そう言って戻って行った。
0116名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/06(月) 00:20:21.43ID:jLu4rkYb
このスレの人たちの特徴

エリートで紳士な美男子
0118名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/06(月) 18:11:18.38ID:8mFOAAp6
>>115
ローズィ「アニーさん、メアリーの方は大丈夫なんですか?」
メロン「そうですわね」
0119名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/06(月) 23:29:36.23ID:cbhY+jpV
>>118
伯爵「ハビシャム、その判断はお前に任せる。但し、ウェリントン夫人には
絶対に気づかれるでないぞ」
0120名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/06(月) 23:32:32.07ID:???
原作では母子家庭でセドリックは母親だけではなく使用人とも生活していた
ということは貧困家庭じゃなかったことになる

もしかしてセドリックのお父さんって大尉ってなっていたところをみると
遺族年金でももらっていて母子2人、そしてお手伝いさんまで
雇っていたってこと?
0121名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/06(月) 23:43:23.02ID:???
平民とは言ってもセドリックはもともと育ちのいいドリンコート伯爵の息子の子
いくらアメリカで育っても教育がしかりしていればアメリカの日雇い労働者の子供より上品になる
何も不思議ではないじゃないか?
0122名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/06(月) 23:55:54.58ID:???
原作を読むとセドリックは共和党支持ということになっている
セドリック「メアリー、お前も共和党かい?」
メアリー「いいえお坊ちゃん、お生憎ですが私は生粋の民主党支持です」
セドリック「メアリー、それじゃあこの国は滅びてしまいますよ」

当時のアメリカ共和党って徹底した保護貿易、奴隷制廃止
一方、民主党は保守的な政党で自由貿易、奴隷制維持
共和党が進歩的な政党だったんだな

D・トランプ「アメリカ・ファースト、アメリカ・ファースト」
これにはワロタw
0123名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/07(火) 00:06:01.11ID:???
>>120
結局、ウザイ使用人をアニメで描いたのではシラケてしまうので
使用人メアリーを排して父親を生きていることにした
そして病気で殺してセディが世継ぎに・・・

わざわざ主人公が不幸を経験するようにして試練のシーンを作る
日アニのショボい小細工w
0124名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/07(火) 00:13:30.25ID:???
使用人か乳母だか知らないがあんな登場人物、現代の日本には似つかわしくない
だから親しみやしくするために親子3人平和で暮らしているごく普通の家庭を描いた
その方が戦後、民主主義の日本には向いていた

今の日本でお手伝いさんを雇っている家庭なんて富裕層の家だけでしょ?
0125名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/07(火) 01:02:47.85ID:tcquyhWf
>>119
ハビシャム「オリヴァーならどうする?」
ハビシャムはオリヴァーに意見を求めた。
0126小杉勇
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2017/02/07(火) 01:37:58.29ID:3Jcgo4g1
ウンコボール
0127名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/07(火) 01:58:26.46ID:???
              \ヽ
               \ \ヽ        
       彡ミミミ     ヽ ヽ \      
      (´・ω・`)    i l  ヽ    
    ___.ゝ  ∠_    i l  l i     早く寝ろ。クソがき!?
   / _       )    l i  | l
  (___)     / /    ,,-----、    
          / /    |;::::  ::::|    
       ⊂二(⌒ )二二二|;::::  ::::|⊃ /', ', ¨ ガン!
           ̄  ヽ∴。|;::::',ヾ,::::| /。・,/∴
              -:'ヾ|!|!!,i,,!ii,!l,・∵,・、←>>126
0129名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/07(火) 19:16:01.04ID:q3UGlSIF
>>125
オリヴァー「僕はホテルで別室を取り、待機していた方がいいかと…」
0130名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/07(火) 23:03:54.30ID:pa3uhjK6
>>129
ハビシャム「では御前、私たちは少し離れた部屋にチェックインしています。
もちろん、ウェリントン夫人には接触しないよういたします」
伯爵「そうか、じゃあ頼んだぞ」
0131名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/07(火) 23:16:52.63ID:pa3uhjK6
>>130
一人で部屋に戻っていたメロン
メロン「ああ、ジョニー、早く戻ってきてくれないかしら?心配で眠れないわ」
一人ベッドの中でそう呟いていた。
0132名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/08(水) 00:49:48.18ID:udfV7YSy
>>131
アニーもみんなのことを心配していた
アニー「御前もウェリントン夫人とうまく話せると良いけど、メロンさんも心配だわ…
ウィリーも無理をなさらないと良いけど」
0133名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/08(水) 23:52:42.99ID:uGN72/bP
>>132
伯爵「それではハビシャム、オリヴァー、夜が明けたら
手はずどおり頼む。わしは部屋へ戻って休むとしよう」
ハビシャム「承知しました」
そう言って伯爵は部屋へと戻った。
0134名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/09(木) 00:11:25.37ID:ed9HdYlP
>>133
ハビシャムは部屋へ戻った。
アニー「あなた、長かったわね。お疲れでしょう」
ハビシャム「ああ、でもアニー、君の抱擁が何よりの安息の場」
そう言ってハビシャムはアニーに抱きついた。
アニー「まあ、ウィリーったらw」
そう言って2人は暖めあった。
0135名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/09(木) 16:20:13.94ID:/xzxAh0l
>>134
メロン「ジョニー、待ってたわ」
そう言って伯爵に駆け寄った。
伯爵「すまん、話が長引いてな」
メロン「今晩は本当にさびしくて眠れないのよ」
伯爵「そうか、そなたには要らぬ心配をかけて申し訳ないと思っている」
そう言って伯爵はベッドにメロンを寝かせ、抱きついた。
伯爵「眠る前に少しつきあってくれぬか?」
メロン「ええ、もちろん」
0136名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/10(金) 01:00:43.53ID:uDAnG2Xl
>>135
メロン「ジョニー、私はあなたと出会えたこと幸せに思うわ」
伯爵「なんだね急に」
メロン「どんなことがあっても私は受け入れますわ」
伯爵「ウェリントン夫人が許してくれなくてもか?」
メロン「ええ…」
伯爵「本当か?」
メロン「…」
伯爵「儂は無理じゃ。お前がおらん世界など考えられん」
メロン「あなた…」
伯爵「儂はお前さえいれば、あとはもう何も要らない。こうして抱き合ってるだけで幸せなんじゃ」
メロン「ジョニー…」
0139名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/11(土) 00:52:23.03ID:q2tDzkF8
>>136
伯爵「レスリー、愛してる」
メロン「私もよ」
二人は口付けを交わした

伯爵「本来はこんなことしている場合じゃないのにな」
メロン「でもこれで気が紛れるなら、私は構いませんわ」
伯爵「レスリー…」
メロン「私は貴方のものですから、躰も心も」
伯爵「そうじゃな、儂のもの…儂だけのレスリー!」
ドリンコート伯爵はメロン夫人を激しく抱いた
メロン「あなたったら…」
二人は夜通し抱き合い続けた
0140名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/11(土) 09:14:11.36ID:wQDqFG6t
>>139
そこへハビシャムがノックをして伯爵の部屋へ入ってきた。
コンコン!
伯爵「誰じゃ?」
ハビシャム「私でございます」
伯爵「入れ」
そういわれるとハビシャムは伯爵の部屋へ入ってきた。

ハビシャム「御前、明日は朝が早いのでお早めに休息を取られるようお願いに参りました」
そんなことを言いに来たのか?と思い、声を荒げた。
伯爵「わかっておる。要らぬことをするな!」
ハビシャム「ですが、明日は大切な交渉の日です。早めのご就寝を」
伯爵「お前はそんなことを言いに来たの…」
メロンは敢えてそれを遮った。
メロン「ハビシャムさん、お気遣いありがとうございます。あなた、もう寝ましょう。
大切な交渉ですし、寝不足は禁物ですわ」
そう諭され、伯爵の怒りは収まった。

ハビシャム「お邪魔なのは承知で参りました。お怒りならこの仕事が終わったら
クビにしてください」
そう言ってハビシャムは伯爵に頭を下げた。
伯爵「戻ってよい」
ハビシャム「では…」
そう言ってハビシャムは出ていった。

伯爵「ハビシャムめ、(メロンとわしの夜の営みを)妨害しおって」
メロン「ハビシャムさんの言うことも一理あるわ。あなた、十分な休息を取ってください」
伯爵「そうしよう」
そう言って電気を消して2人は眠ることにした。
0141名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/11(土) 19:17:54.61ID:+RDcPUvj
>>140
部屋へと戻ってきたハビシャム
アニー「あなた、ちょっとやりすぎじゃないですか?」
ベッドに座ったハビシャム
ハビシャム「いや、明日は特別の日になりそうなんだ。今晩だけだ。
御前にも早めに休息を取ってもらってコンディションを整えてもらわないと
いけない。それはわかるね?」
アニー「ですが…」
ハビシャム「私は寝るよ。アニー、おやすみ」
ハビシャムはそういうとそのまま眠ってしまった。
仕事には徹底しているハビシャムならではの手法であった。
0143名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/12(日) 02:43:57.63ID:BknrVFhQ
ハビシャムさんすげーな
0144名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/12(日) 11:44:37.80ID:Flg++tZd
>>141
そして朝になった
メロン「あなた…おはようございます」
伯爵「ああ、おはよう…」
メロン「どうかなさいましたか?」
伯爵「いや、大丈夫だ」
メロン「あまり眠れませんでしたの?」
伯爵「いや、そうではない」
メロン夫人が伯爵の手を握った
メロン「大丈夫ですわ、きっとなんとかなります、そう信じています」
伯爵「レスリー」
二人は抱き合った
0145小杉太一郎
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2017/02/12(日) 12:06:30.81ID:+w+m95se
アイム パーフェクト ヒューマン
0146名無しか・・・何もかも皆懐かしい
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2017/02/12(日) 14:10:33.70ID:jN8wyTRT
>>144
ブリジットは自然に目が覚めた。
ブリジット「ふあ〜、さて学校に行かなきゃ」
そう言って着替えて一階の食堂へ行こうとした。
セディはまだ寝ていた。
ブリジット「セディを起しちゃ悪いからまだ寝かせておこう」

階段を降り、食堂へ
ローズィ「ブリジット様、おはようございます」
ブリジット「ローズィさん、おはようございます」
ローズィ「あら、若君は?」
ブリジット「ああ、まだ早いので彼は寝かせておくことにしたわ」
と、その後ろに寝巻きのままのセディが立っていた。
セディ「ぬけがけはダメだよ。ふあ〜」
セディは大きなあくびをした。
ブリジット「あら?無理しないで寝ていていいのよ。私は学校に行かなきゃ
ならないから朝食を食べて登校の準備しなきゃならないんだし」
セディ「いいよ、僕も一緒に朝食を摂る」
ブリジット「じゃあそんな姿じゃなく、着替えてらっしゃい」
セディ「そうだね。じゃあすぐ着替えてくる」
そう言ってもう一度、二階の自室へ戻った。
0147広川太一郎
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2017/02/12(日) 15:27:09.15ID:4K/mrIAB
>>145
おお、友よ!
おひさしぶり!!
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