# dd if=test.img of=/dev/sda

「ddrescue」の使い方は、単純です。
だからこそ、恐ろしくもあるのですが。

基本的に、以下の書式でディスクコピーが実行されます。

ddrescue -f (コピー元) (コピー先)

ddrescue -f /dev/sda /dev/sdb

あとは、「Enter」キーを押すだけで、確認もなくコピーが開始されます。
細心の注意を払ってください。

コピー先ディスクのデータは上書きされるので、指定を誤るとデータを失います。
「Parted Magic」であれば、「GSmartControl」を使うなどして、
どの型番の、どの状態のハードディスクが、どこにマウントされているのかを、
事前に確認しておいてください。
また、関係ない記憶装置の接続は断っておくべきです。
できるだけ選択肢を少なくしたほうが、事故を防げるので。

物理ディスクにコピーする際は、「-f」オプションは必須です。
「-f」は、強制的に実行するオプションです。
出力先を強制的に上書きする、という意味です。
実体があるものに出力する際は「-f」が必要、という認識でいいと思います。