農水省も都も区も、どこの行政機関も獣医をチェックしていないんだよね。法律がないから、獣医がどんなに悪質なことをしたとしても行政は知らんぷりするしかないから、トラブルは弁護士に相談してくれと言われる。

農水省は獣医師免許の剥奪や業務停止の行政処分は行っているものの、そのためにはまず裁判の判決が必要で、その後審議会で処分の決定が成される。よって、業務停止までいくことはほぼないのが現状。

肝心の弁護士はペット訴訟は採算が合わないから仕事を受けない。仮に裁判になったとしても、動物に資産価値はなしとされるから、獣医が裁判に負けても賠償額、慰謝料とも微々たるものだし、保険でカバーできるから、獣医は痛くも痒くもない。

完全に聖域と化しているのが獣医業界。獣医師会が莫大な献金でもしてるのかな。