中国メディアの新浪専欄は16日、韓国のサムスン電子の営業利益が減少傾向にあることについて、「アップルは創造者であり、サムスンは模倣者」という認識が定着してしまったことも一因と主張する記事を掲載した。

 続けて、サムスンはアップルに比べて「サプライチェーンの統合能力が劣っているわけでもなければ、技術やマーケティング費用が劣っているわけでもない」とし、現在のスマートフォン市場における競争力はハードの性能ではなく、ブランド価値にあると指摘。
サムスンの不振はアップルに比べてブランド価値が劣っていることが理由だと主張した。

 続けて、アップルが今なお消費者の心を掴んで離さないのは「アップルがもたらしてきた数々の革命」によるものだとし、消費者は往々にして「革新をもたらす企業を崇拝し、追随して模倣する企業を蔑むものだ」と主張。