http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTYE88I02A20120919

ドイツ政府は18日、米マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)のウェブブラウザー「インターネットエクスプローラー(IE)」の
バグ(不具合)が未修復だったことが発覚したことを受け、ブラウザーの使用を一時的に取りやめるよう広く呼び掛けた。

マイクロソフトは17日、ハッカーがバグを介して悪質なウェブサイトを閲覧した利用者のパソコンを感染させ、パソコンの遠隔操作が可
能になると発表。ドイツ連邦情報セキュリティ庁(BSI)はIEの利用者全てに対し、マイクロソフトのセキュリティー面でのアップデートが
済むまで、別のブラウザーを使用するよう呼び掛けている。

マイクロソフトはドイツ政府の動きに関するコメントを控えた。同社は17日遅く、バグを修正した新たなバージョンをリリースするまでの
当面の対策として、無料のセキュリティソフトのインストールをユーザーに推奨している。マイクロソフトはアップデートにかかる時間を
公表していないが、複数のセキュリティ専門家は1週間以内と予想している。