>>164
個人的には、この体系を見つけ出すのが、大人が映画を楽しむスタンスであり、鑑賞という行為なのだと思っている。
ひるがえって言えば、大人の鑑賞に耐える映画とは、この体系を持っている映画なのだと思う。

少し話が逸れたが、ここまで読んでくれた勘の良い読者諸氏は章冒頭の、『千と千尋の神隠し』と『魔女宅』の関係について察しがついていることだろう。
そう、この2作は構造の次元で連作の関係にあるという観方を岡田氏は提示しているのだ。
この点以外にも、『魔女宅』に関する多くの見落とされたポイントを拾い上げてくれている。
ジブリの解説には人一倍気合が入る岡田氏の本領が見られる回である。


本稿で書いた内容についての解説はは無料部分でも見ることができるので、ぜひ動画を観ていただきたいと思う。
次に『魔女宅』を観るときには全く別の作品に見えてくるはずだ。


【終わりに】

ここまで読んでくださった方には感謝したい。
拙い文章ではあったが、少しでも岡田氏の動画の魅力、メタコンテンツの楽しみが伝わったのならこのnoteを書いた甲斐があったと思う。

これを読んでくださった方の在宅ライフが少しでも充実することを祈っている。
少しでも良いと思ってくれたなら、いいねを頂ければ幸いである。

岡田斗司夫チャンネルyoutubeのリンクは以下からhttps://www.youtube.com/user/toshiookada0701/featured

【この記事はGO FIGHT CLUBの課題として書いたものです。】