昨今のウィルス騒ぎのせいで自宅で費やす時間が増えたことに、困っている人は中々多いんじゃないだろうか。
動画配信サービスなど、ネットを介せばいくらでも時間をつぶせるコンテンツに溢れてはいるというものの、
だらだらと映画やドラマに時間を費やすことに飽きてしまったという人も数多くいるだろう。

そこで私は、そんな諸氏に対して一つ提案をしたい。

【Youtubeでもニコニコでも構わない、『岡田斗司夫ゼミ』を観よう。】


映画観るのに飽きた人に向けて、動画を観ろとは何事か、と思われるかもしれない。
あまり的を射ていない提案かもしれないのは承知している。
しかし、『岡田斗司夫ゼミ』(以下『ゼミ』)はあなたが飽きたかもしれない映画やアニメの、
さらなる楽しみを引き出しくれる可能性を持っている。オススメせずにはいられないのだ。


(注:岡田斗司夫は、『トップをねらえ!』や『新世紀エヴァンゲリオン』を送り出したアニメスタジオ、ガイナックスの初代社長であり、
現在は大学の非常勤講師や評論家としても活躍する、オタキングを自称するアニメ界の重鎮である。)


『ゼミ』では、アニメや映画やマンガなどの評論や解説を、岡田氏が軽妙なトークで面白おかしく発信してくれている。
彼の番組は、コンテンツを俯瞰するメタコンテンツとして非常に上質であり、
私たちが普段接しているメディア作品をより深く楽しむためのヒントを授けてくれるのだ。
氏はその二つ名に違わず、唯一無二の知的エンターテイメントを提供してくれている人物だと私は考えている。

私自身、彼の動画からヒントを得たおかげでメディア作品を楽しむスタンスが明確に変わり、以前の数倍それらを楽しめていると実感している。
その実感があるからこそ、『ゼミ』が飽きと闘う皆さんの一助になると強く確信している。

なお『ゼミ』の動画が無料で観られるのは前半部分のみで全編を観るのにはニコニコチャンネルや
youtubeメンバーシップなどでの課金が必要になるが、無料部分だけでも多くの学びを得られることだろう。